眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

教育とごまかせば、理研は終わる。

2014-03-16 | Weblog
理研首脳陣の会見がありましたが、腑に落ちない発言が多かったですね。

どうやら研究者の教育の問題にすり替えるつもりのようです。
データの改ざんを行っても、本人が悪意がなかったといえば、捏造ではないと言っています。
ありえないでしょう。

自動車の免許を取って、右側を走っても、悪いことと知らなければ、故意ではない。
禁止薬物を飲めば運動能力が上がるが、世界大会に出た本人はそれが禁止薬物と知らなかったから故意ではない。
こうした言い分が世界中の科学者に通じるはずがないでしょう。

学者の免許は博士号だということになっています。
教育しなかった早稲田に責任が、すべてあるといいたいのでしょう。
確かに、早稲田もひどいですけどね。

STAP細胞発表の記者会見も異様でした。
普通、あれだけ重要な発表であれば、当然スーツ姿で、化粧も髪型もそれなりにビジネス的にします。
あんなふりふり衣装で、かわいい化粧をして、会見に臨むとは、ありえないですね。

気になるのは、実験室のピンク色の壁と、ムーミンのシールです。
壁のペイントは誰が許可して、どこからお金が出ているのでしょう。
実験器具も税金で買ったものです。
それに、漫画シールを貼るなんて、誰も注意しなかったんですかね。

実験中の姿も、割烹着に付けまつげ、長い髪は下ろしたまま、これが誰かの演出としたら、セクハラになってしまいます。

何となくわかってきたのは、ともかく彼女はいい子なのですね。
おじさんたちから好意をもたれるので、彼女の要求はすべて通ってしまう。
そのかわり、いい子であるためにはなんでもする。
そういうことだったのかもしれません。

それと、理事長の言葉で気になったのが、膨大なデータが未熟な科学者に集まって整理しきれなかったという発言です。
これでは、科学研究とはいえません。
しかも、この膨大なデータを集めるために多大な税金がつぎ込まれているのですから。
ここ数年、科学研究費がつぎ込まれていますが、ちゃんとチェックしていないのが問題です。
森口君も、そのおこぼれで事件を起こしたのですから。

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