眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

M-1はずいぶん変わったなあ

2018-12-04 | Weblog
M-1も、もはや風物詩になっていると言っていいでしょう。
でも、空白前の10年間と3年前に再開してからと、だいぶ違いますね。
その差は、結成10年以内と15年以内の差が大きいと思います。

10年以内のコンビは、けっこう荒削りで、素人も出場していました。
その中で、本当に面白いのは、決勝に残った3組ぐらいしかいませんでした。
優勝したコンビは、さすがで、その後活躍したのも当然でした。

ただ、最後の2年間は、さすがに在庫がなくなったようで、在庫一掃セールのようになってしまいました。
休止はやむを得なかったですね。

再開して、結成15年になると、まったく質が違うようになりますね。
落ち着いて、すべての漫才を見られるようになりました。
競技と言うより、普通のお笑い番組を見る感覚になります。

今年の参加者も、すでにテレビで見かけるコンビばかりで、新鮮味がないのが物足りないかな。
そんな中で、初参加のコンビが優勝しました。

下馬評では、2年連続2位だった和牛が、優勝候補とあおっていました。
しかし、裏では優勝したコンビを、吉本が押しているので、そうなるだろうという声も上がっていたようです。
和牛が優勝しても、なんら新鮮味もないし、すでにテレビで活躍しています。
吉本としては、さほど売れていないコンビが優勝したほうが、うまみがあると言うのです。

真実はわかりませんが、それを打ち消すためか、吉本以外の審査員が3人入りました。
とはいえ、ある程度実力のあるコンビならば手はあります。
ただ、そこまでは疑いたくないですね。

それよりもうざかったのが、ミキのコンビでした。
彼らが、何故敗者復活戦に回っているのがわかりません。
なにしろ、去年の決勝戦に進出していますからね。

敗者復活戦の審査は、テレビの視聴者です。
ということは、お笑い好きの関西の若い女性たちに決定権があると言ってもいいでしょう。
ミキの女性人気は圧倒的なので、選ばれるのは間違いなかったでしょう。

わざと敗者復活戦に回って、その勢いで優勝を狙うという戦術でなかったかと疑いたくなります。
というのも、彼らの漫才が、自分にとっては何一つ笑えないということもあります。

優勝したコンビも、若さを前面に出した漫才で、自分にはいまいち合いませんでした。
ただ、一生懸命さは買えるので、もともと若手の背を押すというM-1のコンセプトにはふさわしかったのは確かです。
でも、やはり出来レースが疑われるのは、やむを得ないですね。

和牛では、確かに新鮮味は全くなかったですからね。
ただ、実力は申し分なく、違和感なく面白い漫才なので、これからも楽しみです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。