眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

鬼滅の刃:還暦世代にはノスタルジックに感じる?

2020-12-12 | Weblog
ドラマどころか、新しい漫画も見なくなった還暦過ぎですが、
鬼滅の刃最終巻の表紙が、テレビで映って、おやっと思いました。

漫画の絵は、個性が求められています。
これだけ、多くの漫画家の作品がある中、独自の絵を描いていくのは大変です。
鬼滅の刃の絵は、個性が感じられます。
これだけでも、すごいことです。

もちろん、今の時代に受け入れれる新しい画風なのは、人気が物語っています。
おやっと思ったのは、その画風が古の香りをまとっているようだったからです。
昭和の漫画雑誌が出始めたころの画風に通じるものがあります。

ネットで、第1話を立ち読みしたのですが、ストーリー展開が、ものすごく速くてびっくりしました。
読者をひきつけ飽きさせない構成をしています。
これも、古の横山光輝などの漫画展開を感じました。

加えて、人気のあるなかで、物語の完了を選んだ潔さがすごいですね。
出版サイドは、ものすごい継続圧力をかけたはずです。
圧力に負けて、だらだらと連載を続けて、作品を壊すだけでなく、
漫画家の作家生命を奪うことが多いので、大切にしてもらいたいものです。

23巻というのは、我々の世代の漫画としては、大長編になります。
あしたのジョーも20巻あったかどうか、だらだら続けた巨人の星もそれほど長くありませんでした。

期待していた「はじめの一歩」も、編集圧力による引きのばしで、
完全に駄作に陥っています。

鬼滅の刃の作者は、女性のようですが、高橋留美子のように、
傑作を数多く生み出す漫画家になってほしいですね。

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