眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

大津の右折事故被告の心理を推測する

2020-02-19 | Weblog
池袋の高齢者暴走事故と同じくらい注目を集めたのが、大津の右折事故です。
右折した車が、直進車に衝突して、幼児たちに直進車がつっこみました。
先月に判決が言い渡される予定でしたが、全面的に非を認めた供述を変えました。

自分だけが悪いのではないというわけです。

実際に、幼児たちに突っ込んだのは直進車で、右折した自分の車はきっかけにしか過ぎないと思っているのでしょう。
確かに、自動車保険の鑑定では、このような事故の場合、直進車にも過失割合が認められます。
1割か2割ですが、このこと言っているのでしょう。

保険は、民事問題を解決するためのものです。
その基準は、刑事裁判と違ってきます。
刑事事件では、すべての当事者を裁判にかけるわけではありません。
さほど責任が認められないものは外し、責任追及で有罪にできるものだけを対象にします。
まず、これがわかっていなかったということでしょう。

もうひとつ、運転していて感じるのですが、女性によくある習性があります。
女性の場合、自分で判断せずに、前の車についていくという運転者が多いと感じます。
右折だけでなく、信号の変わり目で、赤になっているのに前の車に続きます。
もちろん、男でもいますが、こちらは確信犯で、赤信号であるのを承知で無視しています。

いわゆる、女性が集団で行動するという習性だと思っています。
前の車が行けたのだから、私も行けるはず、そう考えがちなのでしょう。
子供をひいたのは、自分の車ではなく、直進車なのだから、むしろ避けなかったのが悪い。
本気でそう思っているはずです。

そうでなければ、裁判中にストーカー行為をするなどと言うことはなかったでしょう。
しかし、刑事裁判では、もちろん通じません。
供述を翻したことは、良い結果よりも悪い結果しかもたらしません。
判決前に、執行猶予なし実刑となることを知らされて、結果を遅らせたのかもしれませんが、
裁判官の心証を悪くして、数か月刑期が延ばされたかもしれません。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。