今、もてはやされている経済学者であるが、NHKでその講義を連続放映している。
要は、経済指標として、各国の税務資料を集めて、そこから経済動向を読み解き、今後の施策を見出そうというものである。
その読み解いた結果は、目新しいものでなく、これまでも指摘された来たものに過ぎない。
帝国主義時代まで続いていた所得格差、上位層によって国の資産の多くが独占されていた。
20世紀初頭の戦争や共産主義によって、その格差は大部分縮小したが、経済復興とともに、新たな所得格差が生じている。
結果だけ見れば、何故これほど注目されるのか、不思議である。
おそらく、今まで何となく机上で行われていた議論を、実際のデーターを集めて、「科学的」に解明したということなのであろう。
自分にとって意義があったのは、経済学とはその程度のレベルであったということである。
その経済学を根拠に、国の経済政策が行われて、今の日本の惨状に至ったわけだ。
一方、ピケティ教授は、講義から非常に頭のいいことがわかるし、何といってもわかりやすい。
こんな理解しやすい講義ができる教授など、日本にはいないだろう。
分厚い著書が、日本でも発行されているが、ひとまずこの放映で理解した気になれる。
要は、経済指標として、各国の税務資料を集めて、そこから経済動向を読み解き、今後の施策を見出そうというものである。
その読み解いた結果は、目新しいものでなく、これまでも指摘された来たものに過ぎない。
帝国主義時代まで続いていた所得格差、上位層によって国の資産の多くが独占されていた。
20世紀初頭の戦争や共産主義によって、その格差は大部分縮小したが、経済復興とともに、新たな所得格差が生じている。
結果だけ見れば、何故これほど注目されるのか、不思議である。
おそらく、今まで何となく机上で行われていた議論を、実際のデーターを集めて、「科学的」に解明したということなのであろう。
自分にとって意義があったのは、経済学とはその程度のレベルであったということである。
その経済学を根拠に、国の経済政策が行われて、今の日本の惨状に至ったわけだ。
一方、ピケティ教授は、講義から非常に頭のいいことがわかるし、何といってもわかりやすい。
こんな理解しやすい講義ができる教授など、日本にはいないだろう。
分厚い著書が、日本でも発行されているが、ひとまずこの放映で理解した気になれる。