眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

錦鯉は、われ鍋にとじ蓋コンビだった

2021-12-28 | Weblog
M-1グランプリ アナザーストーリー
漫才に人生をかけた男たち

面白かったですね。
結構前のビデオがあったのには、感心しました。

今回のM1は、TVショー(さんまの言葉です)としては、最高の盛り上がりになりました。

演出のために、錦鯉を優勝させたわけではないのは、わかっていますが、
本当に感動的なドラマでした。

冷静に見れば、非常にくせが強いコンビです。

「くせが強い」で売れた芸人もいますが、長谷川の前では、どこがと言いたくなります。

長谷川も、若い頃は、あれほどくさみを出していなかった。

もう一方つっこみの渡辺も、何回も相方を替えていて、ぼけをしているのも見られました。

やはり、漫才師としては固すぎて、人を引き付ける華や売りがない。

警備員にマネージャーに間違えられていましたが、会社の営業をやっていれば、
出世できただろうというタイプです。

長谷川の面白さを評価して、それを引き出して、結果うまくいきました。

やはり、売ることがうまい営業の能力があると言うことでしょう。

漫才師としてはポンコツで、営業に徹して、成功をおさめたことになります。

長谷川と言う素材を、売れる人がいなかった。

つまり、長谷川は、だれも見向きもしない「われ鍋」だった。

それを、渡辺と言う閉じる蓋が、ついたわけです。

二人とも、それをわかっていて、相手が貴重な存在だと口にしています。

長谷川は、年を重ねれば、さらにバカになって、面白さが増すことでしょう。

渡辺のためにも、長生きしてほしいですね。


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