うつと飲酒

うつについてのブログが、本当に多くなりましたね。
発症してしまう人が増えているのは確かでしょう。
働きすぎで、過労不眠になると発病しやすいので、リストラで人を減らし、何人分も一人で働かせていますから、患者が増えるのも当たり前ですね。

ブログだけでなく、うつ患者の書いた本の出版も増えてきました。
ちょっと前まで著名人ばかりだったのですが、一般の人が本を出しています。
このほうが参考になりますね。

大学教授が書いたうつの本で、あきれたものもありました。
どう読んでも、うつ病ではなく単なる気分変動でしかありません。
それはどうでもいいかもしれませんが、問題は酒でうつが軽快すると主張していることです。

酒を飲んで軽快するならば、うつになる人などいないし、
本物のうつの人の悩みは全くわからないでしょう。
継続的な飲酒は、むしろうつの発症の起因にさえなります。
僕も，うつに陥る前、飲酒量が増えました。

うつと飲酒で、気をつけなくてはいけないことがあります。
アルコールを飲むと、うつの薬との相乗で副作用があらわれることです。
いろいろ薬も種類がありますが、摂取したアルコールの量が多いと、生命の危険があるものがほとんどです。

医者も薬剤師も、あまり注意しないようです。
飲酒の習慣を聞いて、患者がふだん飲まないようなら忘れてしまうんでしょうね。
酒を飲む時は，周囲も気をつけましょう。