眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

酒は薬にもなるが、身を滅ぼすこともある

2018-05-09 | 時事
山口君事件は、急展開して解雇という決着になってしまいました。
解雇処分が妥当かどうかは、異論もあることでしょう。
ただ、本人とグループ、そしてジャニーズ事務所の対応が悪すぎましたね。

政治での、官僚と官邸、官庁の対応と瓜二つです。
いずれも、初期対応に失敗して、さらに組織の危機管理にも失敗しています。
つくづく、日本というのは、リスクマネージメントが全くできない国と民族なのですね。

TOKIOは、ジャニーズの中では、嫌いとまでは言えないグループでした。
山口君も、番組では身を張っていて、メンバー内では好感を持てていました。
実のところ、解雇と言う結果は、残念に思っています。

無期限謹慎と言う処分を出すのが早すぎたので、最悪の展開になってしまいました。
また、メンバーの記者会見の放映も、むしろ逆効果で、退職願を託されたということを言ってしまったのも、疑問が残るところです。
まあ、本人が一番悪いのですが、寄ってたかって、蹴り落としてしまったような気がしてなりません。

どうやらアルコール依存症だったようですが、酒は怖いですね。
同じように、酒でわいせつ事件を起こして、芸能界を追われる例が絶ちません。
酒乱と言えば、ゴッド姉ちゃんなど、比較にならないほどひどいようですが、酒を飲む相手を選んでいるのでセーフなのでしょう。
ただ、偉そうに御託を並べるのにはうんざりしますけど。

番組に出演していた高校生なので、セミプロではないかと弁護する意見もありますが、
酒を飲んでいる自宅に、高校生を呼んだ時点で、芸能人としてはアウトです。
番組ではさわやかなイメージがありますが、40過ぎのおじさんが、
べろべろに酔って、ちょっかいをかけてくれば、それは怖かったことでしょう。

アルコール依存症は、麻薬や覚せい剤と同じで、完全に治癒することが難しい病気です。
完全に、アルコールを断つしかないのですが、禁酒していても1滴でも飲めば、元に戻ってしまいます。
山口君が、これからの人生で、アルコールで失敗しない確率は非常に低いですが、なんとか更生することを願いましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。