山口メンバーは対応を間違ったが、ＮＨＫも同様だ

ジャニーズに関わることで、今さらという気がしていましたが、
気になることが出てきました。

山口「メンバー」の出した退職届が、何に対してかわからなかったのですが、
ジャーニーズ事務所の退職届だったようですね。
それを、ＴＯＫＩＯグループ、城島「メンバー」に託した、、、
本当に、どこまで甘えているんだ！と言いたくなります。

山口「メンバー」の会見で、致命的なミスを犯していました。
グループに場所があったら、戻りたい、、
本人から、けっして口に出してはいけない言葉です。

会見では、
「迷惑かけたのでＴＯＫＩＯにはいられない。事務所に進退届を出す」。
というのが、正しい対応です。

松岡メンバーから、どこまで甘えているんだという言葉が出ましたが、
その通りです。
思い描いていたシナリオがすべて狂いました。

まっとうな組織であれば、
事務所から解雇に準ずる処分＝一定の期間の謹慎＋社会事業への参加
を下すのが本当です。

合わせて1年で済むのかそれ以上になるかは本人次第ですが、
反省した姿を見せて、それをグループとして判断する、
というのが通常の道筋です。

退職願は、事務所に出すものです。
それをグループに見せて、代表とされる城島に預けたということは、
それを保留することを見越したということになります。
ジャニーズは、女性のための組織ですが、一般の男社会ではありえないことです。

もっとも、一番おかしいのはＮＨＫですけどね。
被害者となった高校生とは、番組で出会っています。
その高校生との接触で、事件は起きた。
ＮＨＫにも責任はあります。

このような番組を作るに当たって、芸能人ではない未成年の出演者に、
仕事以外での接触を固く禁じ、それを守らせることが義務になります。
今のところ、ＮＨＫからは。何の謝罪の言葉はないようです。

それどころか、事務所の責任として、怒りの矛先を向けているといううわさもあります。
これが、国営放送ですか？

この事件の前から、ＮＨＫはジャニーズとは距離を置き始めていますが、
今年の紅白で、ジャニーズ切りをするかが見ものです。
すべてをジャニーズの責任として、知らぬ存ぜぬで済ませる姿勢がわかります。

一時、政権は、ＮＨＫの報道姿勢を攻撃し、都合のいい方向に導こうとしました。
そうはあっては欲しくないですが、この件は国会で野党が問うべき問題です。
空転している今の状況では、それは起こらないでしょうけどね。