眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

トヨタの電子技術

2010-02-09 | Weblog
トヨタ車のリコールが、大きな問題となっています。
トヨタは、アクセルペダルの品質的な原因としていましたが、やはり電子技術に根本的な問題があるとの疑いが強くなってきました。

ガソリン車は、原始的な機械ですでに完成した技術です。
それを、モデルチェンジごとにいかに消費者の目先を変えていくかが、ビジネスの基本になります。
自動車メーカーは、早くから電子技術に目をつけていて、私の同級生も電子電気関係の大学から入社しています。

プリウスで問題となったABSは、その電子技術の走りですね。
メーカーは、高級車から最新の電子時術を使い始めるので、特にレクサスなどは、電子技術で固められた高級車です。

私は、ガソリン車というローテクをコンピューター制御するのは好きではないので、高級車は買おうとも思いません。
もちろん、買わないのは、それだけが理由ではありませんけどね。

本質的に、他人の作ったプログラムなど信用していません。
絶対にバグがあるだけでなく、プログラムの方向が間違っていることが多いからです。
良かれと思ってやっていても、設計者の独りよがりで、現実に対処できないのがプログラムです。

今乗っている車は、トヨタの大衆ミニバンですが、これにも電子技術が多用されています。
エンジンがいわゆる直噴型なのですが、このガソリンの噴出量を制御していますし、CVTという駆動力変換装置(いわゆるATですが)も電子制御しています。
また、ハンドルも油動のパワステではなく、電力でアシストするものです。

今では、電子制御されていない車はないでしょう。
その電子技術に欠陥があると、非常に恐ろしいことになります。
私の車でも、買う前の掲示板では、急にエンストする症状が多く書き込まれていました。
おそらく、燃費を良くするための直噴制御で、燃料の供給に問題が生じたのでしょう。
トヨタは、どうやらプログラムを書き換えたらしいとの書き込みもあったので、買うことにしました。

少なくとも、トヨタ車については、プログラムに何らかの不具合が出れば、顧客の知らないうちに是正していることは、うわさになっていたのです。
トヨタは、このことを否定しているようですけどね。

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