眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

メトロポリタン美術館展 その2

2012-11-03 | Weblog
次のコーナーは、「自然のなかの人々」となっています。
自然が丁寧に描かれています。

その中で異質で、すごく目立つのが、ゴーガンの
「水浴するタヒチの女たち」です。
あ、ゴーガンだというだけでしたが、

隣には、嵐の中の船に揺られる人々、ドラクラワの
「嵐の中で眠るキリスト」です。
荒れ狂う海の描写が見事です。

次の部屋で目に付くのが、ミレーの
「麦穂の山、秋」です。
羊の群れの遠近法、その先に浮かぶ巨大な麦穂の山、
まるで着陸したUFOのようです。
物を変えれば、映画のシーンにありそうですね。

隣には、ゴッホの習作(と言っていいのかな?)
「歩き始め、ミレーに拠る」があります。
ゴッホはいろいろな絵を模写していますが、
自分の画法で描いています。
浮世絵なども見ましたが、一つの作品としているのでしょうね。

次は動物たちです。
ここには、エジプト彫刻の、猫とホルスがあります。
やはり、ホルスは、大きくはなくとも、存在感がありますね。
このコーナーは、美術と言うより、いろいろな文明の博物を
集めた感じです。

その中に、ティファニーのガラスモザイク絵があります。
もう、美術品としての評価なのでしょうか?

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