何回見ても素晴らしい渡辺洋一さんの木版画。
今回で拝見するのは4回目です。
丹精込めて刷り上げられた作品は、どれを見ても控えめな色の組み合わせが奏でる色合い、風合いが、軽くもなく重くもなく、物事の真髄を描き出しているようです。
すっと惹き込まれるその優しい色と形の世界、なんて表現したらいいでしょうか、木版画の作品が落ち着いた気持ちのよい世界に誘ってくれます。
ちょうど会場におみえになった渡辺さんにお尋ねしました。
「色づかいについては、どうやって勉強されたのですか?」
『私は、独学です。版画入門書を著した京都の先生を訪ねて、2、3回自分の作品を見てもらったことはありますが...。それから地元にみえた浮世絵の摺師の工房には10何回とおじゃまして、刷る仕事は見せていただきました。』
とはいえ、手取り、足取り教えていただくのでもなく、じっと見ることで学ばれたようです。
渡辺洋一木版画展は、名古屋市中区門前町の「ギャラリー・アトリエ かんしょ」で、28日(水)まで開催中です。
[渡辺洋一さんに関する過去のブログ記事です]
画・刻・摺 木版画家 渡辺洋一さんの世界は、明るさの基に重厚な色合いが
渡辺洋一さんの木版画は、心落ち着く世界
渡辺洋一さんの木版画の色捌きには、すっと引き込まれる魔力が宿ってる
今回で拝見するのは4回目です。
丹精込めて刷り上げられた作品は、どれを見ても控えめな色の組み合わせが奏でる色合い、風合いが、軽くもなく重くもなく、物事の真髄を描き出しているようです。
すっと惹き込まれるその優しい色と形の世界、なんて表現したらいいでしょうか、木版画の作品が落ち着いた気持ちのよい世界に誘ってくれます。
ちょうど会場におみえになった渡辺さんにお尋ねしました。
「色づかいについては、どうやって勉強されたのですか?」
『私は、独学です。版画入門書を著した京都の先生を訪ねて、2、3回自分の作品を見てもらったことはありますが...。それから地元にみえた浮世絵の摺師の工房には10何回とおじゃまして、刷る仕事は見せていただきました。』
とはいえ、手取り、足取り教えていただくのでもなく、じっと見ることで学ばれたようです。
渡辺洋一木版画展は、名古屋市中区門前町の「ギャラリー・アトリエ かんしょ」で、28日(水)まで開催中です。
[渡辺洋一さんに関する過去のブログ記事です]
画・刻・摺 木版画家 渡辺洋一さんの世界は、明るさの基に重厚な色合いが
渡辺洋一さんの木版画は、心落ち着く世界
渡辺洋一さんの木版画の色捌きには、すっと引き込まれる魔力が宿ってる