映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『男と女』

2013年11月26日 | Weblog
よい

クロード・ルルーシュ 監督
アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン、ピエール・バルー、ヴァレリー・ラグランジェ 出演

妻に自殺されたレーサーと、スタントマンの夫を目の前で失った女。寄宿学校にいる互いの子供を通じて知り合った男と女は、次第に惹かれ合い恋に落ちていく……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3699





男の職業がレーサー兼ヒモであり、女の死別した旦那がスタントマン……。
男がレースで優勝したときに女のほうから告白される……。
脚本(ピエール・ユイッテルヘーベン、クロード・ルルーシュ)に男の妄想(いわゆる中二病)が織り込まれていないか(笑)?


最近の映画であれば、カラーの部分とモノクロの部分が存在する場合は現在をカラーで描き過去をモノクロにするという表現が一般的であるが、本作ではそういう区別がない。現在でもカラーとモノクロが混在し、過去でも同じである。
これはちょっと観ていて混乱してしまったのだが、製作の途中で予算が増えたためにそうなったと特典映像で監督が言っていた。低予算ということもあるだろうが、演出方法にもこだわりがあるのがわかるおもしろい特典映像であった。

いわずもがなであるが、アヌーク・エーメが美しい。

『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』

2013年11月26日 | Weblog
よい

ダニエル・コーエン 監督
ジャン・レノ、ミカエル・ユーン、ラファエル・アゴゲ、ジュリアン・ボワッスリエ、サロメ・ステヴナン 出演

パリ有数の高級フレンチレストラン“カルゴ・ラガルド”。長年三ツ星を守ることが出来たのは、ベテランシェフ、アレクサンドル・ラガルドのおかげ。ところが、そのアレクサンドルが突然のスランプで、来たる審査会を前に店は窮地に陥っていた。ある日、アレクサンドルは老人ホームでペンキ塗りの仕事をしていた青年ジャッキー・ボノと出会う。彼は一流の舌を持ち、有名シェフのレシピを数多く記憶する天才料理人だったのだ。しかし生意気な性格が原因で、どのレストランでも長続きしなかった。そんな時、アレクサンドルに腕を見込まれ、彼の助手に抜擢されるジャッキーだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343712





料理映画には点数があまいのだ。

途中で日本人に化けるシーンが日本人にはあまり受けないし、不愉快に思う人もいるだろう(日本語はけっこう頑張っているのだが)。

84分と短いので、気楽に楽しめる。

『ゴーストライダー2』

2013年11月26日 | Weblog
ふつう

ネヴェルダイン 監督
ニコラス・ケイジ、イドリス・エルバ、ヴィオランテ・プラシド、キアラン・ハインズ、クリストファー・ランバート、ジョニー・ホイットワース、ファーガス・リオーダ 出演

父親を死から救うため悪魔と契約し、自らの中にゴーストライダーを宿した男、ジョニー・ブレイズ。自らの意志とは関係なく、怒りに反応して現われるゴーストライダーの存在に苦しんでいた。そんな時、とある僧侶から悪魔との契約によって生まれた少年ダニーを守ってほしいと依頼される。魔界の王メフィストが、新たに憑依する人間の体としてダニーを狙っているというのだ。もしその憑依を許せば、世界は悪魔の手に堕ちてしまう。しかもメフィストは、ジョニーに呪いをかけた因縁の相手。そこで、宿敵メフィストの陰謀を阻止すべくダニーの救出へと向かうジョニーだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343732#1





前作よりもかなり貧乏くさく見える。予算のかけかたがかなり渋いのではないか。

前作に出ていたエヴァ・メンデスが出ていない! 美人がいないのはダメだ。

つじつまの合わないテキトーな設定、しかもあと出し!

すべてを腐らせる能力を持つ人が車を運転?

『マラヴィータ』

2013年11月19日 | Weblog
よい

リュック・ベッソン 監督
ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ、ダイアナ・アグロン、ジョン・ディレオ、ジミー・パルンボ、ドメニク・ランバルドッツィ 出演

フランス・ノルマンディ地方の田舎町に引っ越してきたブレイク一家。一見ごく普通のアメリカ人家族と思いきや、主のフレッドはなんと元マフィアのボス。敵対するファミリーのボスを売ってFBIの保護証人プログラムを適用され、家族とともに世界各地を転々とする日々を送っていた。監視役のFBI捜査官スタンスフィールドから地元コミュニティに溶け込めと忠告されるも、ついつい悪目立ちしてしまうフレッド。おまけに妻と2人の子どもたちもかなりのトラブルメイカー。そんな彼らの潜伏場所が仇敵にバレるのは時間の問題。ほどなく一家のもとには、フレッドの首を狙う完全武装の殺し屋軍団が送り込まれてくるのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346657





映画館で観た。

楽しかったぁ! 映画上映のシーンが最高である。

タチが悪いのはミシェル・ファイファーである。

以下ネタバレ







居場所がバレる原因がアレだとはわかるのだが、あの言葉遊びがマフィアの中であの人しか使わないものなのかどうかがよくわからなかった。

なぜ女房が爆発上手だったり、子どもたちが銃器の使い方に慣れていたりするのかもちょっとひっかかった。

『ヒッチコック』

2013年11月19日 | Weblog
よい

サーシャ・ガヴァシ 監督
アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン、トニ・コレット、ダニー・ヒューストン、ジェシカ・ビール、マイケル・スタールバーグ、ジェームズ・ダーシー、マイケル・ウィンコット 出演

1959年。新作「北北西に進路を取れ」が評判となる中、さっそく次回作へ向け誰もが驚く映画の企画探しを開始したヒッチコック。やがて、実在の殺人鬼エド・ゲインをモデルにした小説『サイコ』に心奪われ、映画化を決意する。しかし、優秀な映画編集者にして脚本家でもある妻アルマはこの企画に懐疑的。案の定、その陰惨な内容に映画会社は二の足を踏み、出資を拒否する。それでも諦めないヒッチコックは、ついに自宅を担保に自己資金での製作に乗り出す。そんな夫の熱意の前に、アルマもこれまで同様のサポートをしていくが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344434#1





『サイコ』を知っている人には楽しめるが、知らない人にはちょっと魅力が薄くなる。

エド・ゲインはいらなかったんじゃないだろうか。

プロモーション臭さも感じるが、本作を観たあとで『サイコ』を観るよりも、その逆のほうがいい。

『砂漠でサーモン・フィッシング』

2013年11月11日 | Weblog
よい

ラッセ・ハルストレム 監督
ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント、クリスティン・スコット・トーマス、アムール・ワケド、トム・マイソン、レイチェル・スターリング、コンリース・ヒル 出演

英国の水産学者ジョーンズ博士のもとに、砂漠の国イエメンに川をつくって鮭釣りができるようにしてほしいという依頼が舞い込む。依頼主はシャイフというイエメンの大富豪。しかしあまりにも荒唐無稽な話に、ジョーンズは仲介者である投資コンサルタントのハリエットへ“実現は不可能”とつれない返事。ところが、中東との関係改善に頭を悩ませていた英国政府がこの話に飛びつき、首相肝いりの支援事業にしてしまう。結果的に無理難題を押しつけられたジョーンズは、渋々ながらもハリエットと協力してプロジェクトを進めていくことになるのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343680






手堅すぎるぞラッセ・ハルストレム(笑)。まとまりすぎているというかあっさりしすぎというか……、。しかし、きらいではない。

シャイフの性格がよすぎるのと、誰に対しても説明不足なのがちょっといや。

バーズ・アイ(鳥瞰図)ならぬフィッシュ・アイが恐怖映画以外で使われるのは珍しいのではないか。

釣り人とカヌーイストの仲の悪さはガチ。

『鈍獣』

2013年11月11日 | Weblog
ふつう

細野ひで晃 監督
浅野忠信、北村一輝、真木よう子、佐津川愛美、ジェロ、本田博太郎、芝田山康、南野陽子、ユースケ・サンタマリア 出演

週刊誌に連載された小説『鈍獣』の作者・凸川が突然失踪し、その謎を追う担当編集者の静は、なぜかすべてが相撲中心というおかしな田舎町にやって来た。そして、町のホストクラブ“スーパーヘビー”で凸川の同級生だったホストの江田と警官の岡本、さらに江田の愛人一筋20年の順子にぶりっ子ホステスのノラといった怪しげな面々と遭遇し、取材を開始する。やがて静は、彼らが数ヵ月前に凸川と再会していたこと、25年前の秘密を小説のネタにされ凸川殺害計画を進めていたことを知るのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=332668#1





「どんじゅう」と読むらしい。

女優の美しさや出演陣の魅力がまったく出ていない。

浅野忠信がどっちなのか? というミステリー要素をちょっとだけ入れたことがマイナスにしか働いていない。

アニメのつかい方はうまい。


『エンド・オブ・ザ・ワールド』

2013年11月11日 | Weblog
よい

ローリーン・スカファリア 監督・脚本
スティーヴ・カレル、キーラ・ナイトレイ、メラニー・リンスキー、アダム・ブロディ、ジリアン・ジェイコブス、マーティン・シーン 出演

小惑星の衝突による人類滅亡まで、あと21日となった地球。突然、妻に去られたドッジは、“最後の飛行機に乗り遅れて、両親のいるイギリスに帰れない”と泣き崩れる隣人の女性ペニーと初めて言葉を交わす。翌日、彼女のもとに誤って送られていたドッジ宛ての手紙3年分を渡される。やがて、その中に彼が今でも想い続ける高校時代の恋人オリヴィアからの手紙を見つける。彼は世界が終わる前にオリヴィアへの気持ちを伝えるべく、飛行機を捜すペニーを連れ立ってオリヴィア捜しの旅へと繰り出すのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344408




いろいろな『エンド・オブ・ザ・ワールド』があるが(笑)、これはスティーヴ・カレル、キーラ・ナイトレイ出演作品。

キーラ・ナイトレイの恋人やスティーヴ・カレルの父(マーティン・シーン)の扱い方など、シナリオのあまいところもあるが、全体の雰囲気作りにスティーヴ・カレルのおさえ気味の演技が光り、アクセントにキーラ・ナイトレイの演技が引き立っていた。

エンディングの笑顔がすばらしい。

『キャビン』

2013年11月11日 | Weblog
よい

ドリュー・ゴダード 監督
クリステン・コノリー、クリス・ヘムズワース、アンナ・ハッチソン、フラン・クランツ、ジェシー・ウィリアムズ、リチャード・ジェンキンス、ブラッドリー・ウィットフォード、エイミー・アッカー、ブライアン・ホワイト、ティム・デザーン 出演

男女5人の大学生がバカンスにやって来たのは山奥に建つ古ぼけた小さな別荘。その夜、5人は地下室の入り口を見つけると、さっそく中へと入り古いノートを発見する。それは身の毛もよだつ殺人鬼が綴った日記だった。いい感じに盛り上がった5人は、調子に乗ってそこに書かれていた復活の呪文とやらを読み上げてしまうのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343391





設定というか本作の世界の枠組みを許せるかどうかで評価がかわる。

キューブはいらないんじゃないかと思った。

スタッフが気づいていないのに、ディレクターのシガーニー・ウィーヴァーはなぜ愚者が生きているとわかったのか?

キャビンに行く前の売店のおっさんの電話がいまひとつわからない。