映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『虹蛇と眠る女』

2016年11月23日 | Weblog
ふつう

キム・ファラント 監督
ニコール・キッドマン、ジョセフ・ファインズ、ヒューゴ・ウィーヴィング、リサ・フラナガン、メイン・ワイアット、マディソン・ブラウン、ニコラス・ハミルトン 出演

オーストラリアの砂漠地帯にある小さな街ナスガリ。2人の子どもと共に都会からこの街に引っ越してきたばかりの夫婦キャサリンとマシュー。思春期真っ只中の早熟な娘リリーに対し、まだあどけなさの残る息子トミーは、夜になると夢遊病者のように近所を徘徊してしまう問題を抱えていた。そんなある日、リリーとトミーがまるで神隠しにでも遭ったかのように忽然と消えてしまう。もしこの土地で2、3日も屋外を彷徨うことがあれば命の危険に関わる。地元のベテラン警官レイを中心に懸命の捜索が続くが、なかなか2人の発見には至らない。そんな中、夫婦がひた隠しにする家族のある秘密が浮かび上がってくる。極度の不安と緊張に加え、周囲からの疑惑の目にも晒され、次第に神経を蝕まれていくキャサリンだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=354675#1





家族それぞれの問題、父の問題、母の問題、娘の問題、息子の問題、どれひとつ満足に表現できていない。それが大きな欠点。

そして、事件が結局イージーな(よくある)ことでした、では納得いかない。

以下ネタバレ


写真があって手配されても発見されにくいのか?

『砂上の法廷』

2016年11月23日 | Weblog
ふつう

コートニー・ハント 監督
キアヌ・リーヴス、レニー・ゼルウィガー、ググ・ンバータ=ロー、ガブリエル・バッソ、ジム・ベルーシ 出演

巨額の資産を持つ大物弁護士が自宅で殺害され、17歳の息子マイク・ラシターが容疑者として逮捕される。何も語ろうとしないマイクの弁護を引き受けることになったのは敏腕弁護士のラムゼイ。法廷では検察側の証人が次々とマイクに不利な証言をし、有罪は間違いないと思われた。しかしラムゼイは証言のわずかなほころびを見逃すことなく、証人たちの嘘を暴いていく。こうして裁判の流れを大きく引き寄せていくラムゼイだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=355436#1





めくらましが足りずに観客が迷うことが少ないので、ミステリーとして楽しみにくい。
出演者がいいのにもったいない。

『幸せをつかむ歌』

2016年11月23日 | Weblog
よい

ジョナサン・デミ 監督
メリル・ストリープ、ケヴィン・クライン、メイミー・ガマー、オードラ・マクドナルド、セバスチャン・スタン、リック・スプリングフィールド 出演

ミュージシャンでの成功を夢みて3人の子どもと夫を捨てたリッキー。今は売れないバンド“リッキー&ザ・フラッシュ”のギター兼ボーカルとして、小さなライブハウスのステージに立つ日々。そんなある日、元夫ピートから娘のジュリーが離婚して実家に戻ってきて以来、憔悴したままだと連絡を受ける。なんとか飛行機代を工面し、ジュリーの元に駆けつけたリッキー。しかし20年ぶりの再会にも、ジュリーは自分を捨てた母を許すことができない。そんな中、ピートから連絡を受けた2人の息子たちも戻ってきて、久々に家族が全員顔を揃えるのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=354991





合格点は越えているのだが物足りない。なぜなら、家族問題のドラマ大傑作の『レイチェルの結婚』を撮ったジョナサン・デミが監督で、家族問題のドラマ大傑作の『8月の家族たち』のメリル・ストリープが主演だからだ。それらと比べるとどうしても見劣りしてしまうのだ。

大事なギターの処理もとってつけたようだ。

『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』

2016年11月12日 | Weblog
ふつう

デイヴ・フィローニ 監督
声の出演 マット・ランター、ジェームズ・アーノルド・テイラー、アシュリー・エクスタイン、トム・ケイン、キャサリン・タバー、アンソニー・ダニエルズ、クリストファー・リー、ニカ・ファターマン

銀河系では邪悪な分離主義勢力と共和国との戦い“クローン戦争”が続いていた。ジェダイ騎士、オビ=ワンとヨーダはその先頭に立ち、クローン軍を率いて激しい戦いを繰り広げていた。一方、若きジェダイ騎士、アナキンは、弟子となった血気盛んな少女、アソーカ・タノの指導に手を焼く日々。そんなある日アナキンは、オビ=ワンからある重要な任務を託され、アソーカを伴い危険な旅に出るのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330553#1





クローンに個性があるのはおもしろいと思ったが、ほかはつまらない。

スター・ウォーズシリーズとしてはEP1(わたしの中では評価は低い)程度。あってもなくてもいい。

『誘拐の掟』

2016年11月12日 | Weblog
よい

スコット・フランク 監督
リーアム・ニーソン、ダン・スティーヴンス、デヴィッド・ハーバー、アストロ、ダニエル・ローズ・ラッセル 出演

1999年、ニューヨーク。かつて酒に溺れ、刑事を辞めた冴えない私立探偵マット・スカダー。ある日、ドラッグ・ディーラーの男から、“妻を誘拐して惨殺した犯人を突き止め、捕まえて欲しい”との依頼が舞い込む。やがて犯人は2人組で、警察に通報できない麻薬関係者の身内ばかりを狙い、猟奇的な凶行を繰り返していることが明らかとなってくる。そんな中、新たな誘拐事件が発生する。被害者は別のディーラーの14歳になる娘ルシア。同一犯の仕業と確信し交渉役を引き受けると、残忍で狡猾な犯人を相手にギリギリの駆け引きを展開し、徐々に追い詰めていくスカダーだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=351972





原作はローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズだとなぜ言わない!
日本でもけっこう人気があると思うが。

ラスト近くの最初の銃撃戦で警察が動かないのはとてもおかしいし、そこであのひとが死ぬのもやはりおかしい。とってつけたような設定で。

オーラスがホラーになったのは残念だが、途中まではかなりよかった。

『ミツバチのささやき』

2016年11月12日 | Weblog
ふつう

ヴィクトル・エリセ 原案・監督
アナ・トレント、イザベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス 出演

スペインのとある小さな村に「フランケンシュタイン」の巡回映画がやってくる。6歳の少女アナは姉から怪物は村外れの一軒家に隠れていると聞き、それを信じ込む。そんなある日、彼女がその家を訪れた時、そこで一人のスペイン内戦で傷ついた負傷兵と出合い……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22903


ごめんなさい。写真がない(笑)。

スペイン内戦の頃の話だとはわかるが、あとはわかりにくい。
ということで、ウィキペディアを参考にしました。
http://bit.ly/2fiZpca

頭の悪い、もしくは純真な美少女が、その思い込みの強さで世界をとらえるとこうなりました的な話。

わかりにくいのが家族関係で、手紙を受け取る人とリンゴをもらった男が同じ人物なのかどうかもはっきりしない。

これくらいにわかりにくくしないとスペインの検閲をパスできなかったらしい。

『ヴィンセントが教えてくれたこと』

2016年11月12日 | Weblog
よい

セオドア・メルフィ 監督・脚本
ビル・マーレイ、ジェイデン・リーバハー、メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ、クリス・オダウド、テレンス・ハワード 出演

酒とギャンブルにまみれた初老の独身男ヴィンセントは、偏屈で頑固な近所の嫌われ者。ある日、その隣にシングルマザーのマギーと小学生の息子オリバーが引っ越してくる。仕事で忙しいマギーは、なかなか息子の面倒を見ることができない。そんなマギーから子守りを頼まれ、すかさず報酬を要求するヴィンセント。どうにか金額も折り合い、子守りを引き受けたものの、小学生のオリバーを酒場や競馬場にも平気で連れ回し、彼がいじめられていると知るや、相手の鼻をへし折る過激な撃退法を伝授する始末。それでもまるで対照的ながら2人は妙にウマが合い、いつしかオリバーは周囲の嫌われ者の意外な素顔を垣間見ていくのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=352927





ナオミ・ワッツがいろいろな分野でビル・マーレイの面倒を見すぎることと、聖人の設定が不自然なのを除けばだいたいよい。