映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『デビルクエスト』

2012年08月29日 | Weblog
よい

ドミニク・セナ 監督
ニコラス・ケイジ、ロン・パールマン、スティーヴン・キャンベル・ムーア、クレア・フォイ、スティーヴン・グレアム、ウルリク・トムセン、ロバート・シーハン、クリストファー・リー 出演

十字軍遠征に参加した騎士のベイメンとフェルソンは、罪なき者たちまでが犠牲になる戦いに失望し、十字軍を離れる。しかし、途中で立ち寄った町で脱走兵として捕らえられてしまう。そんな彼らに、枢機卿はある特命を与える。それは、魔女と思われる娘を修道院まで送り届けるというもの。魔女は国中に蔓延する疫病の元凶であり、修道院で魔女の力を封印する儀式を執り行う必要があるというのだった。こうしてベイメンとフェルソンは、神父や騎士、さらには道案内を務める詐欺師の男を従え、人里離れた修道院へと謎めいた女を護送する長くて危険な旅に出るのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339634#1





長さ(95分)、アクション、展開がほどよい。

橋の部分あたりからおもしろみがましてくる。

映像というか風景もいいね。

以下ネタバレ







修道院に自力で行くことはできなかったのか?

『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』

2012年08月27日 | Weblog
よい

ポール・W・S・アンダーソン 監督
ローガン・ラーマン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム、クリストフ・ヴァルツ、マシュー・マクファディン、レイ・スティーヴンソン、ルーク・エヴァンス、マッツ・ミケルセン、ガブリエラ・ワイルド、ジェームズ・コーデン、ジュノー・テンプル、フレディ・フォックス 出演

17世紀のフランス。若くして王位を継いだルイ13世は、王妃アンヌに夢中で政治には無頓着。その隙に野心家のリシュリュー枢機卿が着々と実権を掌握しようとしていた。そんな中、三銃士に憧れる無鉄砲な青年ダルタニアンが田舎からパリへとやって来る。最初はそうとは知らずに三銃士相手に決闘を申し込むダルタニアンだったが、リシュリューと敵対する両者はほどなく和解、晴れて三銃士の仲間入りを果たす。その頃、正体不明の美女ミレディは、王妃と敵国イギリスのバッキンガム公爵が通じていると見せかけるべく、王妃の首飾りを盗み出しイギリスへと渡る。ダルタニアンは秘かに想いを寄せる王妃の侍女コンスタンスからそのことを知らされ、三銃士と共に首飾りの奪回へと旅立つ。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338942





悪役に魅力があるアクション。特に前半の展開がスピーディでおもしろい。

ミラ・ジョボも久しぶりに魅力的な悪女を演じている。

三銃士とダルタニアンがあまり印象に残らないのがちょっと残念。

『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』

2012年08月27日 | Weblog
よい

ジョー・ジョンストン 監督
クリス・エヴァンス、トミー・リー・ジョーンズ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ヘイリー・アトウェル、セバスチャン・スタン、ドミニク・クーパー、トビー・ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ 出演

1941年。ヒトラー率いるナチス・ドイツがヨーロッパを席巻していた頃、祖国アメリカを愛する青年スティーブ・ロジャースは、兵隊となって正義のために戦うことを願っていた。しかし、体が小さく虚弱な体質の彼は入隊テストをパスできず、悔しい思いを募らせていた。そんな時、謎の軍医アースキン博士から、軍の“スーパーソルジャー計画”というプロジェクトに誘われ、極秘実験の被験者第1号に志願する。みごと実験は成功し、超人的な肉体と運動能力を獲得したスティーブ。しかしその直後、博士は自分がナチ党時代に生み出したカルト集団“ヒドラ党”のスパイによって絶命、“スーパーソルジャー計画”も頓挫してしまう。その結果、戦力として貢献する道を絶たれたスティーブは、彼の意に反して単なるマスコット“キャプテン・アメリカ”として、軍のPRに駆り出されることになるのだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339722





突っ込みどころ大満載なのに、おもしろい!

敵の基地に「潜入」するのに、星条旗柄の盾を持っていくな(笑)! 軍はスーパーソルジャーの「部隊」を考えていたようだが、ひとりだからといって実力も調べずに広報活動にまわすか? そしてこのキャプテン・アメリカさんは実践経験も敵の秘密基地を襲撃することだけしかしておらず、部隊の指揮を執る能力があるのかどうか不明なのだ(笑)。戦闘が強いということと、指揮を執る能力があるかどうかは別だろうに……。

敵役のヒューゴ・ウィーヴィングがかっこいいのと、主人公とヘイリー・アトウェルとのからみもいい。

以下ネタバレ






最大の戦いは倒したのか? 自滅じゃないのか(笑)。

『アレクサンドリア』

2012年08月23日 | Weblog
よい

アレハンドロ・アメナーバル 監督
レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、マイケル・ロンズデール、サミ・サミール、アシュラフ・バルフム、ルパート・エヴァンス、ホマユン・エルシャディ、オシュリ・コーエン 出演

ローマ帝国崩壊寸前の4世紀末。東西交易の要衝として文化的な発展を遂げたエジプトの中心都市アレクサンドリアにも徐々に混乱の足音が迫りつつあった。そんな中、美貌と明晰な頭脳を兼ね備えた女性天文学者ヒュパティアは、学問に生涯を捧げ宇宙の真理を解明することに情熱を傾けていた。誰でも分け隔てなく弟子として受入れたヒュパティアだったが、少なからぬ教え子たちが抱いたであろう彼女への恋心が実ることは決してなかった。一方街では、急速に台頭してきたキリスト教徒と、古代の神々を信じてきた科学者たちの対立が激化し、ついには人類の叡智が詰まる図書館が両者の争いの犠牲となる。やがて、教え子の多くがキリスト教に改宗し出世を遂げる中、変わらず研究に没頭していたヒュパティアだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338395#1





これだけキリスト教のことを悪く描いている作品も最近珍しい。かといって作品内で対立的な存在のユダヤ教のことをよく描いているかというと、そうでもない(笑)。

したがって、この作品を評価するのは非キリスト教・ユダヤ教国でないと難しいのではないか。

美しい教師と頼りない弟子たち(含む恋愛)、宇宙の法則の発見、政治と宗教と学問のみっつの要素がうまく含まれているが、宇宙の法則の発見のところはちょっと唐突な感じもする。

『ホーボー・ウィズ・ショットガン』

2012年08月22日 | Weblog
よい

ジェイソン・アイズナー 監督
ルトガー・ハウアー、グレゴリー・スミス、モリー・ダンズワース、ブライアン・ダウニー、ニック・ベイトマン、ロブ・ウェルズ 出演

町から町へと流浪する、くたびれた初老の男“ホーボー”。彼がやって来たのは犯罪組織のボス、ドレイクが牛耳る暴力に支配された町ホープタウン。ドレイクの息子たちスリックとイヴァンが残虐な殺戮を繰り返しても、住民はおろか警察すらも見て見ぬふり。ホーボーも娼婦アビーを助けたばかりに痛い目に遭ってしまい、以後はよけいなことはせず静かに暮らしていた。そんなある日、質屋で強盗現場に出くわしたホーボーは反射的にショットガンを手にするや強盗を始末する。これで目を覚ましたホーボーは、以来町のクズどもを次々と血祭りに上げていく。やがてそれは、ドレイク一族との凄惨な全面対決へと発展していくが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=340863#1





どうやらグラインドハウス系の作品みたいで、それだったらグロ描写もしかたがない(笑)。

ホーボーに関しては上のストーリーを読んでもらったり、検索したり、『北国の帝王』を観てもらったりしてほしい。

敵側の描き込みが不足気味だし主人公も過去の説明がなくて強いときと弱いときの差が激しいのだが、グラインドハウスだからしかたないか……。

ルトガー・ハウアーの代表作がひとつ増えて嬉しい。

『プリースト』

2012年08月22日 | Weblog
よい

スコット・スチュワート 監督
ポール・ベタニー、カール・アーバン、カム・ジガンデイ、マギー・Q、リリー・コリンズ、スティーヴン・モイヤー、クリストファー・プラマー 出演

はるか未来の地球。ヴァンパイアとの長年にわたる戦いの果てに、人類は高い壁で囲われた要塞都市を各地に築き、その中に籠って暮らしていた。都市は修道会に支配され、ヴァンパイア征伐の功労者である伝説の戦士“プリースト”たちは報われぬ日々を送っていた。ある日、一人のプリーストのもとに、兄家族がヴァンパイアに襲われ、姪のルーシーがさらわれたとの知らせが届く。ヴァンパイアの新たな脅威を修道会に訴えるも彼らは聞く耳を持たず、都市の外に出ることも禁じられてしまう。しかしプリーストの決意は固く、ルーシーを救出すべく、修道会の命令を無視して荒野が広がる外の世界へと旅立つのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339499





世界設定はありきたりなのだが、人間関係の描き方にひと工夫あるアクション。

人間関係は書くとネタバレになってしまうので遠慮するが、けっこう深い。

低予算なのか省略し過ぎの展開のようにも見えるが(特に教会との対立のところ)、そのおかげで87分とちょうどいい長さになっている。

『ミスター・ノーバディ』

2012年08月17日 | Weblog
よい

ジャコ・ヴァン・ドルマル 監督・脚本
ジャレッド・レトー、サラ・ポーリー、ダイアン・クルーガー、リン・ダン・ファン、リス・エヴァンス、ナターシャ・リトル、アラン・コーデュナー、ダニエル・メイズ 出演

西暦2092年。そこは、もはや人が死ぬことのない世界。そんな中、死を迎える最後の人間となった118歳の老人ニモに世界の注目が集まっていた。やがて彼は、記者の質問に応えて自らの過去を思い出し、語り始める。9歳のニモ。彼の前には3人の少女、赤い服のアンナ、青い服のエリース、黄色い服のジーンがいた。彼女たちそれぞれとの結婚生活に思いを馳せるニモ。そんなある日、両親の離婚という悲劇が訪れる。そして駅のプラットホームで、電車に乗り込む母について行くのか、父と一緒に見送るのかという選択を迫られるニモだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338055#1





『スローターハウス5』が影響しているとしか思えないが、すばらしい。

人間とてもつらい経験をしてしまうと、その中の一部の人は時間旅行が可能になるのかもしれない。

『スローターハウス5』はひとりの人間の一本道の人生を何回も跳躍した内容だが、こちらは選択するかしないかによって変わっていく時間軸をかなり広範囲に描いている。

映像もなかなかいい。


わたしの『スローターハウス5』の記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/7a08a89f82d17bc306f52b52adb8dc4b

『重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス』

2012年08月17日 | Weblog
よい

フィリップ・ダントニ 監督・製作
ロイ・シャイダー、トニー・ロー・ビアンコ、ビル・ヒックマン、リチャード・リンチ、ラリー・ヘインズ、ケン・カーチェヴァル、ジョー・スピネル、ヴィクター・アーノルド、ジェリー・レオン、ルー・ポラン、マット・ルッソ 出演

刑期が7年以上の重犯罪人(これが題名のセヴン・アップス)を追う、特捜班たちの活躍を描いたアクション。隠された犯罪を暴くためなら、彼らは手段を選ばない。「ブリット」「フレンチ・コネクション」のプロデューサー、P・ダントニが監督を手掛けたポリス・アクションの好編。もちろんカー・チェイスの迫力も言うことなしだ。特捜班のリーダーに扮して渋い演技を見せるのがR・シャイダーのせいか、「フレンチ・コネクション」の外伝的な雰囲気も併せ持つ。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=10600





ちょっと納得できていない部分もあるが、おもしろい。カーチェイスが有名らしいが、そのほかにも主人公とヴィトーとの会話(いっつも昔話をしている)だとか、地元で好かれている主人公だとかの表現もよい。

主人公たちの刑事グループと彼らが狙っている犯罪人グループとその中間でこうもり的な立場の情報屋のヴィトーがいて、犯罪人グループを専門に誘拐する別の存在もある。

わたしが納得できないのは誘拐の身代金の受け渡しにカーウォッシュ屋を使うのだが(このシーンはうまい)、葬儀屋で刑事を拉致したあとでもここをなぜ使うのか? ということである。そんなことをしたら誘拐犯人の正体が犯罪者グループにバレるのではないか?

オープニングのどういう捜査のしかたをするのかの説明と、エンディングもいい。

『トータル・リコール』

2012年08月16日 | Weblog
よい

レン・ワイズマン 監督
コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセイル、ジェシカ・ビール、ブライアン・クランストン、ジョン・チョー、ビル・ナイ 出演

大きな戦争によって荒廃した近未来。生き延びた人類は、裕福な人々とそれ以外の貧しい労働者という二極化が進んでいた。工場労働者のクエイドは、希望のない単調な毎日に嫌気が差し、巷で評判の人工記憶を試してみたいと思い立つ。それは好きな記憶を選んで楽しむものだが、あまりにもリアルな体験のため、中毒者が出るなど社会問題化し、当局によって非合法化されていた。そんな人工記憶を扱う“リコール社”を見つけ出し、憧れの“スパイ”を選んだクエイド。しかし記憶を植え付けようとした瞬間、突如警官隊の襲撃を受け、取り囲まれてしまう。ところが彼は、無意識のうちに驚くべき戦闘能力を発揮して警官隊を圧倒する。自分のしたことが理解できず混乱したまま帰宅したクエイドはさらに、今度は妻ローリーから思わぬ襲撃を受ける。再び驚異的な防御反応で難を逃れたクエイドはやがて、謎めいた美女メリーナと出会い、驚愕の真相を告げられるのだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=342444





映画館で観た。

ケイト・ベッキンセイルのしつこい鬼嫁ぶりと世界観、ポール・ヴァーホーヴェン版へのリスペクトがすばらしい。

鼻が手になったのもそうだが、フォールの検閲所のシーン。オリジナルを観ていたらだれもがあのおばちゃんが! って思うだろうに(笑)。

また、戦争後の世界の細部の表現もいい。

公権力側の見えすいたウソが2回(笑)。

『アベンジャーズ』

2012年08月16日 | Weblog
よい

ジョス・ウェドン 監督・脚本
ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、トム・ヒドルストン、クラーク・グレッグ、ステラン・スカルスガルド、コビー・スマルダーズ、グウィネス・パルトロー、サミュエル・L・ジャクソン 出演

国際平和維持組織シールドで研究中だった四次元キューブが地球の支配を目論む邪悪な神ロキに奪われ、地球は史上最大の危機に直面する。長官のニック・フューリーは周囲の反対を押し切り、スーパー・パワーを持つヒーローを集めて最強チーム“アベンジャーズ”を結成することを決断、シールドのエージェントとなった魔性のスパイ、ナターシャ・ロマノフらとともにヒーローたちの招集に乗り出す。こうしてトニー・スターク(アイアンマン)、スティーブ・ロジャーズ(キャプテン・アメリカ)、ブルース・バナー(ハルク)、そしてロキの兄ソーがシールド本部に勢ぞろいし、フューリーから“アベンジャーズ計画”への協力を求められるのだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341611





映画館で、3D(マスターイメージ)で観た。

よくまとめたね~。このバランスのよさはすばらしい(ちょっと長いけど 144分)。

長いといっても主人公級のキャラクターがこれだけいるのだから、人間的な深みとかを求めるのは間違いで、エンターテインメント一直線として楽しむべきだ。スカーレット・ヨハンソンはアイアンマン2のほうが圧倒的に色っぽかったが……。

サミュエル・L・ジャクソンの見せ場がほとんどなかった。

エドワード・ノートンが出ないのも残念。

原作者のスタン・リーがまた出てきたような気がする。

エンド・タイトルがおわるまで席を立つなよ。最大の見せ場があるんだから……。

『プロメテウス』

2012年08月14日 | Weblog
ふつう

リドリー・スコット 監督
ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン、イドリス・エルバ、ガイ・ピアース、ローガン・マーシャル=グリーン 出演

2089年、世界各地の古代遺跡からある共通するサインが発見される。科学者のエリザベス・ショウはそれを分析し、地球外知的生命体からの“招待状”と確信する。そして巨大企業ウェイランド社が出資した宇宙船プロメテウス号に乗り、人類の起源を探るべく“招待状”が指し示すはるか彼方の惑星を目指す。2093年、長い人工冬眠から目覚めたエリザベスの前についに目的の惑星が姿を現わす。彼女は一緒に旅をしてきた他の乗組員、公私にパートナーのホロウェイや冷徹な監督官メレディス、精巧なアンドロイドのデヴィッドらとともに未知の生命体を求めて調査を開始するのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341641





映画館で、3D(マスターイメージ)で観た。もういちど2Dで見たいとは思う。

さすがリドリー・スコット映像はいいのだが……。3Dの必要はそんなになかったような。

乗組員がバカ過ぎる! 道に迷ったら早めに連絡しろとお母さんに言われたことがないのか!

エンジニアが何をしたかったのかがわからない。あのDNA散布みたいなところと後半のつながりがない。

あのロボットがなぜ人に危害というか、あんなことをしたのか? 地球にもどるつもりがあったとしてもそのまま持って帰ればいいだけで、わざわざめんどくさいのに人に寄宿させることはないのだ。しかもあの人も一緒に来ているのに……。

『エイリアン2』よりもテクノロジーが進んでいるように見えるのはいかんだろう……。

『ヘルタースケルター』

2012年08月06日 | Weblog
ふつう

蜷川実花 監督
沢尻エリカ、大森南朋、寺島しのぶ、綾野剛、水原希子、新井浩文、鈴木杏、寺島進、哀川翔、窪塚洋介、原田美枝子、桃井かおり 出演

 完璧な美貌で芸能界の頂点に君臨するトップ・モデル、りりこ。実は、彼女には絶対に知られてはならない秘密があった。彼女の美しさは、ほとんど全身に施された美容整形の賜であり、そのために免疫抑制剤の服用が欠かせなかった。だが、整形の後遺症は確実にりりこの身体を蝕んでいく。そんな中、美容クリニックをめぐる事件を追う検事の影がりりこに迫る。さらに、生まれたままの美しさでりりこの存在を脅かす後輩モデルまで出現し、次第にりりこは精神的にも追い詰められていく。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341728



映画館で観た。

ふだん映画館ではあまり映画を観ないような人たちを映画館に呼ぶことには成功しているようだ。こういう魅力・パワーがないといけないと思う。

いくつかのセリフと色彩感覚は鋭いと思ったが、それ以外はたいしたことはなく、長い。

冒頭の大森南朋のセリフがくさすぎてあ~あと思ったら、劇中で鈴木杏がツッコんでいて笑った。

『歓びを歌にのせて』

2012年08月06日 | Weblog
よい

ケイ・ポラック 監督・脚本
ミカエル・ニクヴィスト、フリーダ・ハルグレン、ヘレン・ヒョホルム、レナート・ヤーケル、ニクラス・ファルク、インゲラ・オールソン 出演

天才指揮者として世界的に大きな名声を得ているダニエル・ダレウス。しかし想像を絶するプレッシャーと過酷なスケジュールのために彼の肉体と精神はもはや限界に達していた。そしてついに彼は第一線から退くことを決断する。すべてを捨てた彼がたった一人で向かった先は、幼年期を過ごした小さな村ユースオーケル。ここで静かに余生を送ろうとしていたダニエルだったが、やがて地元の聖歌隊を指導してほしいと頼まれる。最初は抵抗を感じたものの、素人ばかりの彼らが心から音楽を楽しむ姿に触れ、次第に彼自身も音楽の素晴らしさを改めて実感していくのだった。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=323809#1



まとまりは悪いのだが、地方都市の宗教、DV、恋愛、やっかみなどのドロドロとしたいやなところと、音楽による一体感を描いている作品。

小学生のころから好きだった老人カップルの描き方がたりない!
なぜコンクール当日までやらなかったのか? 心臓のせいか? あんなに血が出るのか?

『ラスト・ターゲット』

2012年08月06日 | Weblog
ふつう

アントン・コルベイン 監督
ジョージ・クルーニー、ヴィオランテ・プラシド、テクラ・ルーテン、パオロ・ボナチェッリ、ヨハン・レイゼン、イリナ・ビョークルンド、フィリッポ・ティーミ 出演

スウェーデンで女といるところを何者かに襲われ間一髪のところで危機を脱したジャック。闇の仕事を生業とする彼は、イタリアの小さな町カステル・デル・モンテに身を隠すことに。休暇にやって来たアメリカ人のカメラマンとして、神父をはじめ町の人々とも触れ合いながら静かな生活を送っていく。そんなある日、組織を介してマチルデと名乗る若い女から減音器付き狙撃ライフル制作の依頼を受ける。この仕事を最後に足を洗おうと考えるジャックだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339130



なんじゃこりゃ。冒頭のスウェーデンのシーンは緊迫していていいのだが、それ以降雰囲気だけの作品になってしまっている。

途中で監視されているような表現があるのだがそれがどうなったのかのフォローが足りなかったり、スナイパーとして一流のはずが銃の改造を頼まれたりと、うまくつながっていない。