あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

小澤・決断前夜

2009年03月23日 22時18分10秒 | 政治(麻生政権)
 とりあえず明日、民主党党首の行く末が決まる。
 公設第一秘書、大久保氏の起訴があるのか。そして新事実は浮上するのか。

 漆間巌副官房長官の、オフレコの談話をリークした朝日新聞の所業かどうかわからないが、以降ぱったりと検察からの情報が途絶えているらしい。

 明日まで、誰の発言も信用に足るものではない。
 ただ、検察が思いのほか苦戦している事と、大久保秘書が最近まで黙秘を続けていたという未確認情報があるだけだ。

 最近は、「小澤逃げ切り」から「大久保がゲロし始めた」まで、情報は錯綜している。

 とりあえず、全ては明日か…。
 個人的には、大局を見誤った発言を連発し、小澤が自滅したのではないかと思っているので、小澤終了の方向であってほしいな。

阿久根市の市議選に思うところ

2009年03月23日 22時11分23秒 | 政治(国内・その他)
【読売】阿久根出直し市議選 新市議16人決まる

 わりと注目度が高い、鹿児島県阿久根市の解散&市議選。
 うちでも竹原市長の偉業を取り上げた事がある。ほら、例の市職員の給与を1円単位で全部ブログで公開しちゃった市長さんだ。

 【拙エントリ】 大阪もぜひ後に続け

 実は、市職員の年収700万以上が54%。市民の平均年収が200万円台で、市の支出の8割が職員給与であった事がばれちゃって…。
 この解散&市議選、圧倒的に市長有利だと思っていたんだが、市議を過半数確保できなかった模様。

 ちなみに、市長支持派は7人で、市議の定員は16人。つまり選挙の前から市長を支持してくれる市議を過半数用意できなかった事になる。
 それでも、市長支持派は5人当選で上位5位までを独占し、投票率は8割近かった。あきらかに勝てた戦いなのだ。

 これはつまり、この竹原という市長の人望のなさを物語っている。

 ちなみに、前市長である斉藤洋三氏は、このような財政状況にあるにも関わらず職員の給与をアップさせた男であり…。今までの市長と大半の市議は市職員の奴隷の可能性が高い。だから、構図としては

人望のない現職VS役人貴族

 という、市民にとって本当に救いのない争いだったのであった。
 流石、「第2の夕張」の異名をとるだけはあるな。

 俺は、この市長が職員給与を公開した事については評価に値すると思っているが、市長本人が優秀だとはとても思えない。
 選挙中に公職選挙法に抵触してしまうブログ更新をやってしまったりとか、自分のブログで「辞めて欲しい市議は誰?」というエントリをアップし、投票を促してみたり。(せめて匿名でやればいいのに…)

 これで、優秀とされる航空自衛隊出身だというのだから…。
 田母神さんといい、航空自衛隊には微妙に脇が甘い人ばかり(竹原氏も航空自衛隊出身)なのだろうか…。正直すぎるというか、なんというか。どうしても頭が悪い印象をうけてしまう。

 ちなみに、田母神さんにせよ、竹原さんにせよ言っている事にはそれなりに納得できるものがある。
 ただなぁ…。田母神論文は、確かに陰謀論主体で論文とはとてもいえない(いや、繰り返して言うが論文の内容は納得できるものだよ?)し、竹原氏は、前述の通り、ちょっと資質を疑いたくなるのだ。

 まあ、それでも阿久根市の役人討伐の為には担がねばいけない市長なんだが…。公職選挙法違反といい、過半の市議を集められなかった事といい、阿久根市民は不幸以外何物でもないな。
 今回、市長が辞職した後、再度市長選に挑戦すれば、再選の可能性は高かろう。でも、この様子だと、ご当地で政治やってんのは役人周辺のみというイヤな可能性がムチャ高い。そのうち役人しかいなくなるのと違うか。鹿児島県阿久根市。

 ヨーロッパの一部では、役人給与や派遣業のピンハネ率が開示されている。そーゆーのこそ、日本は見習わねばならないと思うのに、日本のなんちゃって識者達は、あまりそーゆーのを公言しないなぁ。