あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

独りぼっち・鳩山の宇宙戦争

2009年12月10日 22時28分47秒 | 政治(鳩山政権)
 本日は、以下の2本の記事でお贈りいたします。

【読売】日米首脳会談、米側が事実上の拒否

・ギブス米大統領報道官は9日の記者会見で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、鳩山首相が意欲を示しているオバマ米大統領との首脳会談について、「わずか数週間前にこの問題を議論したばかりで、(両国の閣僚級による)作業部会を継続することが最良の道だ」と述べ、必要性はないとの考えを示した。
 日本政府の正式な申し入れ前に、事実上の拒否を公表するのは「異例の対応」(日米外交筋)とされ、米側が強く求める現行計画での年内決着に応じようとしない首相に対する大統領自身の厳しい姿勢を反映したものと見られる。(略)


【産経】独りぼっち?の首相 「子ども手当」…閣内黙殺 方針明示も異論反論


鳩山由紀夫―蛭田有一フォト・インタビュー集

・鳩山由紀夫首相の発言が閣僚から「無視される」という異常事態が続出している。
 子ども手当や環境税で、首相が明確な方針を示したにもかかわらず、その後、閣僚が平然と異論反論。首相の威信を揺るがしている。
 首相の発言無視といえば長妻昭厚生労働相かもしれない。(略)


 昨日、朝鮮日報に「ハニームーン期間も終わらぬうちに、鳩山政権早くもレームダック化」という記事が掲載され…。
 それを皮切りに、何と言うか、せきを切ったように鳩山非難が続いている。

 ちなみに、ハニームーン期間とは、政権開始から100日間。マスコミ等、非難の論調を和らげて様子をみる期間の事だ。
 前麻生政権が最初から全開で意味不明なバッシング続きだったのは、例外中の例外。鳩山への非難は、別に難癖つけているわけでなく、巨額脱税という犯罪行為&政権開始当初からレームダックという庇う方が難しい状況の為だ。

 ああ…。オオカミ少年を地で行ってんな。鳩山…。当たり前だ。発言が軽すぎるのよ。

 そりゃぁ何回も何回も、前言撤回前言撤回の撤回前言撤回の撤回の撤回とかやってりゃ、誰も信用してもらえないよ。
 その場の思いつきで、ぱっぱと喋っちゃってさ、その後具体的な行動がなきゃ、結局なんにもならんやん。

 この軽い神輿であっても、周囲を固めるブレーンが優秀だったなら、事前に忠告なりしてもらえるんだろうけど、政治家の手足となって実働してきた官僚を目の敵にして遠ざけるわ、片腕たる管は、未だ「財政出動は悪。恐竜時代の発想」でコリ固まってて自分こそ恐竜時代の遺児だし、おそらく次期総理筆頭候補である亀井郵政・金融担当相は、言ってる事はかなりまともだけど、最早現政権に見切りをつけて、ポスト鳩山を狙ってパフォーマンスに終始している。

 頼りの小澤は、政局には役に立つかもしれないが、実務には本当に不向きだ。

 ホント、片腕がいない。



 いやあ。本当によかった。俺は心の底から鳩山の…いや民主党の無能っぷりがうれしいよ。

 だってそうだろう。これで鳩山が優秀なケースを想像してみろ。

「間違いなく世界で一番最初に日本は景気回復する」

 と豪語した麻生閣下の後を華麗に引継ぎ、閣下の手柄を全部横取りした上で、景気がぐんぐん回復する。支持率は維持され、当面危機的ではなくなって日本国民からは危機感が消え失せ、それこそ外国人参政権やら人権擁護法案等、いわゆる「日本乗っ取り闇法案」がこっそり通される。正直これが一番怖かったよ。

 優秀な売国奴ってのは、天才・小泉純一郎みたいなのを言うのだ。
 ま、このあたりは小澤失脚で鳩山代表になった段階で、多くの政治ウォッチャーが読めた展開だったがな。
 これだけバレバレの暗黒街道を突き進めたのは、ひとえにマスコミの協力のおかげだろう。(それも含めて政治ウォッチャーは読め読めだったが)

 だが、新聞・雑誌は既に手のひらを返した。後はテレビだが…。日本のフィギュアスケートの視聴率のように、自業自得で信頼を失って行くだけだと思うな。今後も。テレビはやっぱり消えゆく運命なのだよ。まあスポンサーの意向に沿うからな。メディアは。こう露骨に株価に影響が出てりゃ、こうなるのは当然。

 さて。次は多分亀井氏か。
 この人、確かにかなりまともなんだけどさ。やっぱり民主党出身者じゃないってのが痛いよ。片腕として信頼できる人が絶無。管とか間違いなく冷や飯扱いだろう。鳩山は国務大臣じゃなくなった後、マジでどうなるかわからんよ。
 もし、次が管だったなら、鳩山に勝るとも劣らない黄昏内閣になる事が確定する。このレームダック状態が…。あと3年も続くのか…。なんせ、石に齧りついてでも、解散総選挙はしないんだから。

 だ れ か た す け て