あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

小澤一郎・買いかぶり過ぎ

2009年12月18日 23時51分27秒 | 政治(鳩山政権)
 常に過大評価される(と思うんだがなぁ…)小澤一郎。
 彼が、どんなにアホな行動を取ろうとも、何か裏側を勘ぐってしまいそうになる。
 後々を見れば、彼のあの行動は、こうした意味があったに違いないと。

 事実は以下の報道だけだ。もちろん、誤報でなければ…だけれども。

・岩手日報が、中国側が天皇陛下の会見見送りを容認していたという記事を掲載。
・「国民の陳情」として、税率や所得制限を内閣に要求→実は小澤の独断と判明。


 前者の岩手日報は、2重3重の意味で重い話だ。要するに、中国サイドが、

「俺は日本の天皇陛下をちゃんと尊重してるよ。不敬なのは小澤だけだ」

 と露骨に切り捨てにかかってきており…。そりゃそうだ。小澤が日中友好に真に必要な人間なら、こんな情報はリークされない。そして、その記事が、元は共同通信の配信とは言え、小澤の地元である岩手日報で配信されているのだ。アメリカ・中国。そして地元から敬遠される小澤。まさに四面楚歌。

 そして、後者は「国民の陳情」と嘯いて、鳩山内閣にマニュフェストの実行を促したものだが、それは、国民の陳情などではなく、単なる小澤の独断であり、

「民意である」

 と嘘をついて自分の思い通りの政治をさせようとしたものだ。

 どちらも、もともとバレなければ問題のない事件であった。
 羽毛田が記者会見で暴露したりしなければ…。また、民主党内部の誰かが「あの国民の陳情って、小澤の独断なんだぜ」ってリークしなければ。

 じゃあなんでバレたんだろう。
 こんなの、バレたら思い切り致命的だ。でもバレた経緯は容易に想像できる。

 中国は、ありとあらゆるルートを使って、天皇陛下との会見を実現しようと奔走したそうなので、関係者はたくさんいるし、そりゃあ反感を持つ人間はリークするだろう。「国民の陳情」の方にしたって、反感を持つ人間はリークする。「人の口に戸は立てられぬ」とはよく言ったものだ。
 しかし、小澤は優秀で、こう言う漏れて当たり前の案件ですら、恐怖によって戸を立ててきていたのだ。

 なのになんで…?
 もしかして、現在窮地に追い込まれている鳩山から、自らが嫌われ役を買うことによって、矛先を逸らしているのではないだろうか…

 …とか考えて、これって考えすぎだよなぁと思った。まさかね…。

 小澤は、なぜ“壊し屋”なのかと言えば、あの暴言癖故だ。俺は、コイツが恫喝の術だけを師匠から受け継ぎ、それに特化してしまって自分が世界で一番偉いと勘違いしているだけだと思っている。
 だから、敵の矛先が自分に向くと、簡単に激昂する。威嚇しないと脆弱な自分に気がつかれるからだ。
 「この600人の俺の子分を見ろ!」「俺は内閣より偉いんだ!」「俺が日本を動かしてんだぜ橋下!」

 独裁者スイッチを持ったのび太。
 俺の印象はこれだ。

 でも…。それでも、あれだけの大物政治家だ。
 民主党は確かに現在迷走しているが、対抗勢力である自民党もまた、存在感を示せていない。小澤は、「鳩山システム」における鳩山の延命を図る事によって、夏の参院選までもてば、勝機があると踏んで、嫌われ役に徹しているのではないか。

 …。そんな考えも、ちょっとかすめるのであった。
 いや、俺は小澤が単にアホなだけだと思うのだけど。アホすぎて…。本当の彼を掴みかねているのだ。なぜ…。あれほど後先考えずに発言できるのか…。鳩山も管も岡田も前原も。

 だから、どうも、単純でアホな言動の裏に、何かあるに違いないと思ってしまう。
 単に、永田町以外の場所をしらんボンボンなだけだと思うのに、そんなアホがいるわけないと否定する俺がいる。

・小沢の不正献金の件で西松の社長を逮捕したら、その日たまたま西松元専務が死亡。
・その3日後、重要参考人だった長野知事の元秘書がたまたま自殺。
・その後、小沢を告発していた元議員がたまたまソウルで心臓発作で死亡。
・民主支部家宅捜査の翌日にたまたま民主事務所から出火して全焼、全資料焼失。
・火事の第一通報者がたまたま民主党員の秘書だった。
・しかし「第一通報者は通行人」と報道した番組が複数あった。
・平成16・17年に鳩山の収支監査をやった花田順正税理士が衆院選の前日にたまたま心不全で死亡。
・中川昭一&天皇陛下の韓国御幸に反対した宮内庁長官が10月4日の同日にたまたま突然死。
・関西テレビ山本アナが「たかが一政党の幹事長ごときが・・・」と発言した後にたまたま身内が死亡。 ←New!!!