あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

民主党のホントに小さな破綻の目

2011年02月23日 21時47分01秒 | 政治(菅政権)
 昨日発売の週刊朝日が懇親のスクープ。
 官邸情報ダダ漏れすぎワロタ。

 ネット上では、平野浩学習院大教授(政治心理学等の専門家)がツイッターでこの週刊朝日の文章を一部紹介している。
 俺はこの、週刊朝日のスクープの労をねぎらう為、微力ながら週刊朝日3/4号を購入する予定だ。



 この話、どうなるかなぁ。

http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40177415451840512
菅首相がダボス会議に行ったのは1月28日。実はそのときエジプトでは約500人の邦人がカイロ空港で足止めされていた。そこで外務省が政府専用機を邦人救出に使おうと提案したところ菅首相がキレた。専用機はオレが使う。勝手にエジプトに行った奴をなぜ助けるのか、と。「週刊朝日」3/4より

http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40179085019717632
困った外務省は前原外相と相談。外相は首相を説得したが、首相は聞き入れず、28日夕に出発し、30日午後に帰国。ここで許せないのは「勝手に外国に行った奴を政府専用機まで使ってなぜ救うのか」という発言。一国を代表する宰相の言葉とは信じられない。「週刊朝日」3/4より

http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40180219956432896
外務省関係者の言。「国民を切り捨てるなんて首相として許しがたい。他国では救援機を送っている。一体何のための飛行機で費用はどこから出ていると思っているのか」と。これが市民派宰相、菅直人の正体である。「週刊朝日」3/4より

http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40181419753873408
ついでにもうひとつ。政府専用機は2機あり、不測の事態に備えて1機は空のままついて行く。これを使ってダボス会議の帰りにエジプトに立ち寄り邦人を救出できたはずである。そうすれば話題になり、支持率も向上したと思われる。しかし、菅首相の頭の中には邦人救出の4文字はなかったのである。


 現在進行形のNZの地震については、邦人が巻き込まれて命の危険に既に晒されているので、日本政府はそこそこ迅速に動いているが、命に別状がないとここまで日本国民を蔑ろにするのかコイツは…と、正直怒りを覚える。

 普通に考えて、このネタでTV・新聞がタッグを組んでちゃんと報道すれば、シロナガスクジラですら一撃で屠れる破壊力があるだろう。つーか政治的に死ねる。既に死んでるかもしれんが、現在の状況をゆっくりと死に向かっている北斗神拳の「新血愁」(ラオウがレイに突いた秘孔。3日間もがき苦しみ死に至るやつ)残悔積歩拳を食らって後ろ向きに断崖に歩むアミバと例えるならば、これは断首級の致命傷である。
 とても「国民の生活が第一」をスローガンにする政党の党首とは思えない。

 ダボス会議に利用した政府専用機を、邦人救出になぜ使わないんだろう…?という疑問は、かねてより存在はして、疑惑としての「菅のわがまま」は囁かれていたが、こういう形で、菅総理にのみ全てを負わせる形でソースがつくとは…。

 これは、少なくとも週刊誌側はウソを言ってはいないだろう。この超弩級のスクープが大嘘なら、それは永田メール問題を遥かに凌駕する世紀の大誤報だ。
 嘘を言っているとすれば外務省側であり、これは普通に政府リークで、菅以外の誰かの為に都合のよい情報なのだろう。上記ツイッターからすると、前原に都合がよさそうだけどな。

 民主党内で、必死に菅を引きずり降ろそうとする勢力があるわけだ。まあ大半の国民は判っているだろう。小澤系なのか他系なのかまでは、解らないけど。

 口蹄疫にせよ、雪害にせよ、活火山や豪雨被災にせよ、現政府はマトモに動こうとはしていない。それでも俺は、

「やらねばならん事は、ある程度はやっとるだろう。単にマスコミがそれを伝えないだけに違いない。歴代自民党政権の功績を常に握りつぶしていたようにな」

と思っていた。

 こんなに自国民の命を救う事に消極的な発言をした政府を、俺は知らないぞ。

 最早暗殺されてもおかしくないだろう。ああ。まさか…歴代ワースト総理1・2フィニッシュな二人が、甲乙つけ難い同率1位である事が発覚するとは。
 俺もまさか、ここまでクズだとは思わなかったわ菅…。不覚ッ。

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