あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

産経すら自民党が嫌い

2011年05月11日 22時05分59秒 | 政治(菅政権)
 どうも産経ですら、自民党が嫌いらしい。
 最近、民主党も随分とマスコミに叩かれていると思うのだけど、マスコミの民主党と自民党の扱いが、現在においてもなお、フェアだとは思えない。

【震災】「自民党も復興構想会議出席を」 福山官房副長官が打診「断れば復興に協力していないと国民に受け止められる」との声も
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1304839898/

 明らかに、自民党はマスコミを恐れている。
 この書き方もそうだが、マスコミは自民党の活動をまるで評価しない。
 「復興に協力してない」と国民が感じるようにしているだけだろう?実際、自民党は何度も民主党へ知恵を貸しているじゃないか。
 それを完全に握りつぶし続けているのはどこなんだ。

3/30 東日本巨大地震・津波災害及び原発事故対策に関する緊急提言[第1次]
http://www.jimin.jp/jimin/info/jyouhou/061.html

4/15 東日本巨大地震・津波災害及び原発事故対策に関する緊急提言[第2次]
http://www.jimin.jp/jimin/info/jyouhou/066.html

4/26「東日本巨大地震・津波災害復興再生基本法案(仮称)」骨子
http://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2011/seisaku-003.html

 ちなみに、会議大好きの民主党が、今回野党自民党に参加を打診している復興構想会議は、菅個人的な諮問機関に過ぎない。要するにこの会議、山ほど乱立している会議の、本当に1つに過ぎないのだ。
 参加者も、みりゃ判るが御用聞きばかりだ。
 さらに菅は、この会議に石破氏の参加を打診したみたいだが、また唐突にいつものように電話1本である。石破氏が拒否したのは当然だ。まるで意味があるように思えない。
 断れば、自民党は復興に協力していないというイメージを植えつけ、参加すれば好き勝手やっておきながら責任を共有しようとする。そしてその情報発信は、マスコミがやっているわけだ。

 冗談じゃない。これがフェアと言えるか。

 俺は勝手に、菅がごく稀に評価された時、支持率が急回復する現象を「ジャイアン現象(普段最悪な奴がたまにいい事をすると不公平なぐらい評価される様)」と呼んでいるのだが、浜岡停止がまさにそれ。
 大多数のマスコミがこれに食いつき、評価した。
 まるで反対している人が悪者かのようなイメージを演出しているように思う。前のエントリで、この浜岡停止の功罪の「罪」はいずれ顕在化するだろうと述べたが、既にその徴候は現れている。
 中部電力は、自身の電力事情が逼迫した時の天然ガス供給を東電に奪われた後、浜岡の停止を命令されているしな。
 ネタは浜岡原発1つかもしれないが、日本全体、北海道から九州までの、沖縄を除く全ての地域で電力不足に陥る。浜岡で秋までに地震さえ起きなければ、この決断は裏目に出る可能性は高い。

 まあな。
 菅やら鳩山やらのアホさは常軌を逸している。いくら庇おうが、庇いきれるものではない。むしろこの状況でも支持率微増程度にしか回復できないのであれば、民主党の滅亡へのカウントダウンは止まらないとは思う。
 でも、あれだけアホな事をしておきながら支持率が微増とはいえ回復している様子を見ると、イラッとするのである。

 最早支持率はこれ以上下がらないのじゃないかなぁ。今、支持してる連中は、もう固有の勢力なんじゃなかろうか。
 竹下内閣の支持率4%とか、マスコミが叩くのを継続しなけりゃならねぇよな…。

 ニコニコでも、現在まだ支持率5%以上あるんだぜ?ネットの小澤応援団を除いた民主党支持者が5%も存在しているとは…。竹下内閣よりも評価が上だとは…信じられない。

人気ブログランキングへ

地震 停電 放射能 みんなで生き抜く防災術



原発白地図

2011年05月11日 21時24分29秒 | 国際
 昨日、こんな記事があって。

【JBP】知らないのは日本人だけ?世界の原発保有国の語られざる本音
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/6541?page=2

 核については、まあ、多かれ少なかれ、ここで言われているような意味合いは、常識的にあると考えていた。
 要するに、戦略核と戦術核との違いである。
 冷戦時代、相互確証破壊という、「かたっぽが核ミサイルを打ったら、もうかたっぽが報復で核ミサイルを発射して、両方共国が滅ぶ」っつー概念上のシロモノの核兵器を、戦略核というのだけど、それ故に、核保有国との交渉は、核を保有しない国にとっては極めて不利なんである。
 「言うこと聞かないとぶっ飛ばすぞう」が究極的には使用可能である核保有国は強い。それは北朝鮮がアメリカと互角に対峙できている事で証明済みだ。

 では、その核非保持国はその不利な立場を甘んじているのか?という事の回答が、このJBPの記事なんである。
 確かに、日本は危険な原発に依存しなくても、世界屈指のエネルギー量を誇る地熱もある事だし、また、エネルギー効率が低いと言われる火力にしても、新型の火力発電のエネルギー効率も凄まじいというし、藻を使ったバイオマスエネルギー化も、今であれば方針としてはありだろう。
 じゃあ、なんで日本は原発にこだわるの?と聞かれたら、

「隣に核兵器をちらつかせる中国とか北朝鮮があるから、いつでも核兵器を製造可能にしておく」

 という話は尤もらしいと思う。
 で、世界の白地図で、原発の位置を塗ってみたくなった。



 赤は、国連常任理事国。つまり「核保有を許可された国」である。
 青は、国連常任理事国の周辺国。ああなんというか分り易いな。確かに。オーストラリアとかイタリアとか、原発ないもんな。

 ちなみに。
 原発があるから、即戦略核兵器が作成可能か…?と言われれば、本当は疑問符がつくと、俺は思う。
 ただ、プルトニウムはないよりあった方がいいだろうし、それだけで外交上の牽制になるだろう。「原発が日本にたくさんあるのは、我々の核兵器に対抗する為に違いないアル」とか疑念を持たれるだけで有効なわけだし、国会内で核武装の話題が出るだけで、警戒されるのであれば国内の原発は実に有効だろう。

 国内で核武装を謳う右派精力は、本気で核武装を考えていると、俺は思っていない。
 前から言っているが、核武装する事によるデメリットの方があまりに大きいからだ。ありゃポーズだろう。だがそれを、ポーズででも主張し続ける事が必要なのだと思う。

【博士の独り言】浜岡原発「運転停止」考 真の狙いは、国内「核技術」の駆逐
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-4332.html

 だから、俺はこのエントリを笑わない。
 実際現実離れしていると思うのだけど、この思考の方向性は必要だと思っている。

人気ブログランキングへ

日本核武装入門 (マンガ入門シリーズ)