あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

なんで福島第一原発の吉田所長は叩かれるのだろう

2011年05月27日 23時32分09秒 | 政治(菅政権)
 どこの朝刊も1面トップが例の「海水注入55分中断、実はなかった」だった。

 今朝、相変わらず大阪版「ZIP」つまり「すまたん」の辛坊治郎氏のニュース解説を見ていたんだが、辛坊氏が、ずいぶんと東電の吉田所長を、ご本人曰く「批判を覚悟した上で」批判していた。
 そして、出勤時の電車の中で産経新聞朝刊を読んでたんだが、どこも、やっぱり現場把握が出来ていない事への東電批判が中心…。どうも

 「吉田所長も問題あり」

 という雰囲気なのである。
 ご存知の通り、昨日、俺はエントリで、「ここは吉田氏を褒めるところでは?」という論調で展開した。ここまで周囲の空気が一致していると…「あれ?俺の方が空気読めてない?もしかして」と、少々不安になった。
 青山繁晴氏は褒めておられるのだが、

【海水注入】 幹部「今の状況で済んでるのは吉田所長の存在大きい」 青山繁晴氏「『本店に盾突く困った奴』…それは責任感の表れ」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1306448036/

 まあ、これは最初から一貫して吉田所長の応援団なのでカウントしないとして、今朝の状況では、ほとんど孤軍奮闘に近い。佐々淳行氏が褒めてたのが少々救いか。

【産経】海水注入「所長を支持」東電「あきれた組織」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110526/dst11052622390039-n1.htm

 正直、東電上層部に問題があるのはガチなわけで。じゃあ海水注入止めとけばよかったのか?これ以外のベストな選択肢は存在すると思ってるのか?と言いたくなった。
 東電上層も、今回の件について権限が集中している官邸も、アホばかりじゃないか。東電幹部も「この程度の状況で済んでいるのは吉田の力に由る所も大きい」と認めているではないか。そして、万一官邸や東電上層が現状を把握していたなら、強硬に現場の暴走を阻止しようとしただろう事が容易に想像できるではないか。

 すまたんで、辛坊氏は「このおっさん、やたら男前な事を言う人ですが、そりゃ現場担当者からすりゃいい上司でしょうよ。でも、以前から問題があったんじゃないの?」なんて事を厳しい表情で言っていたが…。
 うん。まあ問題があったんだろうね。「本店に楯突く困った奴」とか言われてるんだし。
 でもな。それって批判するところなんかね?

 俺はさ。SEという仕事柄、り○な銀行とか、「命令なんてされた事がない、命令する事だけが仕事」という連中と、結構一緒に仕事をしているんだよ。
 そりゃまあ現場サイドに理解を示す、仕事がやりやすい人もいるけどさ、大半がマジで腐った連中なんだよ?
 何回か書いた事があるかもしれんが「このボイスレコーダーで喋っているのは確かに俺だし、議事録に捺されている印鑑は俺のものだが、でも俺はこんな事は喋ってないのよ」とか、ニヤニヤ笑いながら自分の失策を全部下請けである俺らに押し付けたりとか、実に普通だったし、自分のせいで自殺した連中の数を競ったりとか、俺が知る限り大半がキチガイだった。そこで反論したりなんかしたら仕事がなくなっちゃうんだもん。

 こんな、世界の命運を左右するような状況で、自分の首を賭けて反旗を翻す現場トップに対し、そこまで言うかね。ビックリするわ。

 ネットでも、この吉田氏批判を受け、「このオッサンが頑張っているのは認めるが、現状の責任の一旦はこのオッサンにもあるから同情しない」という論調も一部見る事ができる。
 しかし、俺はむしろこのオッサン…いや吉田氏であれば、今まで何度も警笛を鳴らしていたと思うぞ?だから「本店に楯突く」なんて批判があるんだろうが。

 辛坊氏をはじめとして、吉田氏を推測で叩いているような気がしてならない。
 ちなみに、こう言うと、俺が吉田氏を推測で擁護していると言われるかもしれないが、それは出発地点の、吉田氏を批判する人々が推測で批判しているからであって、自分の擁護論理が推測で成り立っている事も重々承知している。

 俺としては、今本当に俺らが絶対できない事を、命がけで、日本を守るためにやってくれている人に、取る態度ではないと言っているのだ。

 正直、今吉田氏を叩くような事を言っている連中は、思考停止していると思うよ。

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武田邦彦 原発事故 残留汚染の危険性



政争しか知らないお前がいうな

2011年05月27日 23時28分24秒 | 政治(菅政権)
 正直、大変憤りを感じるので、俺の考え方を書いておく。

【産経】玄葉氏、不信任案めぐる与野党の動きを批判
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110527/stt11052712210005-n1.htm

玄葉光一郎国家戦略担当相「今行われているのは後ろ向きな政局だ。党内や与野党でゴタゴタしている場合ではない。本当に(東日本大震災の)被災者を第一に考えているのか」


 このセリフを民主党の連中はよく口にする。
 正直、正論だろう。しかし、この正論がむかつく。お前らにこのセリフを吐く資格はない。
 何故なら、この正論が通った場合に有利になるのは民主党だからだ。単なる民主党の延命の為だけに言っている事が明らかだからである。

 A国とB国が戦争していて、A国が負けて併合されそうになっている時

A国「戦争している場合か!今こそ我々は1つとなり、連邦国家を立ち上げねばなるまい」

 とか言っているようなものだ。国民にとって、戦争して欲しくないという願いは正当だろうが、A国にこのセリフを吐くだけの資格はない。
 自民党は、確かに政争に明け暮れた連中だったかもしれないが、政争しながらも確実に実務をこなしていた。
 民主党は、今も昔も政争しかしていないではないか。
 故に、「挙国一致内閣」を錦の御旗のように掲げる民主党に腹がたつ。

 リーマンショックの時、着実に実務をこなし、冗談抜きで世界恐慌に突入する危険性があった時、お前らカスの民主党と政争を繰り広げながらも、世界を救ってくれたのは麻生政権だったではないか。
 マスコミがキチガイじみて叩きまくった森政権は、発生した口蹄疫を世界最速レコードで収束させたではないか。

 どっちも、お前らがアホみたいに足をひっぱりまくっても、日本はびくともしなかったのだ。
 それがなんだよ今の体たらくは。たった2年で、よくもまあここまで日本をズタボロにしてくれたもんだ。
 そのズタボロにした張本人たちが、「この非常時に政局すんな」だと?正気か。

 ああごめん。俺民主党の連中ってだけで、正気な奴がおると思った事なかったわ。
 今後も、きっと俺は民主党が存在する限り、奴らを正気だとは思えないだろう。最悪あと2年ちょいで消える連中(まあ地域政党に分散して生き残るだろうが)だから、長期に渡る予測ではないんだけどな。

 玄葉。本当に正気なのであれば、相手を批判する前に自らを省みろ。まず間違いなく、お前は被災者を第一に考えてはおるまい。
 本当に被災者の為を思うのであれば、震災復興の明確で具体的な道筋を示す為の協力を野党各員へお願いし、当面の実務に支障をなくした上で、その見返りに即解散総選挙を約束するんだ。
 無論、そうすると、任期満了までに支払われるはずだったお前らの歳費、残り4000万円はパーだが、俺はまだ、「有終の美」を飾れて、まだ巻き返すだけの余力を残す事ができると思うぞ。

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民主党解剖 (産經新聞社の本)


一茂ホームラン

2011年05月27日 23時16分13秒 | 国内の事件
https://twitter.com/#%21/tsuyu2011/status/73390475918327808



5/22のテレ朝モーニングバードで、基準値ギリギリの野菜を試食。出演者はおいしそうですねとお決まりの会話をする中、長嶋一茂は「俺は食べない。安全かどうかはっきりわからないものをカメラの前で食べて 視聴者に安全だというメッセージを送りたくない。」と言ったそうだ。彼は正しい。


 紹介しておく。
 正直俺は彼を見直した。

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三流