あるウソつきのブログ

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発足・超無難内閣

2012年12月26日 22時36分21秒 | 政治(安倍政権)
【中央日報】安倍政権に極右政治家布陣…韓国メディアが懸念[12/26]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1356510860/-100

 韓国メディアは相変わらずの平常運転のようだ。

安倍総裁は首相就任に先立ち、領土問題で強硬な姿勢を見せる小野寺五典元外務次官を防衛相に内定した。


 とまあ、小野寺防衛相が内定している事について、彼らはご不満のようだが、裏を返せばそれ以外の文句はあまり言っていない。

 防衛相って国防だよね…。今の韓国になんの関係があるんだろう。
 むしろ、韓国に関係あるのは当然ながら外務大臣であり、岸田文雄外相ってのは、完全にハト派じゃねーか。

 …ところで、みなさん「岸田外相って誰?」って思っている人が多いのではないかと思う。なので、今日はちょっと彼の事を深く掘り下げてみようと思う。

 岸田外相は、機関誌「翔」を発行しているのだが、それはそれは。実にハト派らしい内容だったよ。

【翔】「アジア外交」について
http://www.kishida.gr.jp/shou/shou_34.html



(抜粋)今のアジア外交の不透明さに危機感を感じる「宏池会」流れをくむ議員が中心となって、アジア外交に対する考えを深めるため勉強会を立ち上げた次第です。
 三月十五日の第一回の勉強会においては役員人事を決定したのち、宮沢喜一元総理からご挨拶のいただき、河野洋平衆議院議長の講演を拝聴しました。


 彼は、宮沢喜一の義兄の息子にあたる。
 そして、このように河野洋平の講演に感じ入っている。

その中で、三十数年前、我々の先輩方は、賠償問題、台湾問題、戦争責任問題という三つの大きな課題を乗り越えて、苦心惨憺の末、日中国交回復をやり遂げた話や、インドの経済の発展には目を見張るものがあるが核問題について議論がないのは残念だという話、等、改めて深く外交について考えさせられる、興味深い話をお伺いしました。

 中国との関係回復を誇り、インドを非難する河野の講演を、である。
 それで、このように締めくくっているのだ。

最近の対中国、対韓国外交を考える際、つい目先のことにとらわれて感情的になってしまいがちですが、今日に到るまでの先人の苦労に思いを致すとき、我々も辛抱強く努力していかなければならないと感じましたし…


 「毅然とした態度で望まねば」とか、そういうのとは無縁の人なのである。

【翔】隣国関係の難しさ
http://www.kishida.gr.jp/shou/shou_32.html



 こちらも、シメの言葉はコレだ。


隣国関係はこれからも何百年、何千年続けていかなければならないという覚悟を持って、感情に流されるのではなく、辛抱強く。


 無論、この考え方も必要であろうとは思う。
 が、徹頭徹尾、彼の機関誌に書かれている彼の台詞は、

「死ぬまで耐えろ」

 なのである。
 ちなみに、こちらのコラムの記述には、こんな一文もある。

例えば現在、日本とアメリカの関係は大変良好だと言われています。様々な外交上の問題をアメリカの支持、支援を受けながら解決しているというのが現状です。しかし、外交上、こうした「アメリカカード」一枚しか持っていないというのでは、心もとないですし、危うさすら感じます。その他の外交カード、特に近隣諸国との間に関係を築き上げていくことによって様々な外交カードを作っておくことは、日本が主体的に外交を進めていく上でどうしても必要だと考えます。


 盧武鉉大統領が提唱したような、バランサー論者なんだな。
 中国や韓国と仲良くして、アメリカにも物言えるような国へ…みたいな。

 宮沢喜一と言えば、自民党のハト派代表格だし、河野洋平に至っては、「中国が頼りにする日本の政治家の『7人のサムライ』筆頭」であり、二階や加藤や山拓をも凌ぐ売国奴中の売国奴である。

 彼は、つまりはその当たりの血族の人物なのだ。
 
岸田文雄活動記
http://www.kishida.gr.jp/media002.html

Q.小泉総理の8月15日の靖国神社参拝についてどう思うか
 
A.靖国へ参拝すること自体の、国のために命をかけて時代に立ち向かった方に対する敬意を表するという意味では支持します。
 しかし、総理大臣が参拝するかどうか、日にちも含めて、参拝の有り様、そして環境整備など、もっと丁寧な配慮が必要だったとは思います。


 靖国神社参拝には反対だしな。

 俺からの彼の紹介については以上だが。
 うーむ。政治家だから当然、決定的な言質は避けている故に思うが、こりゃ強烈な特亜寄りの空気を感じるよ。


 なあ。どう思う韓国さん。
 防衛相が韓国になんらかの影響を及ぼすと考えられるのは、

「外交では解決できない事態に陥った時」

 だろうよ。要するにこの、中国韓国の60余年にあまる横暴を忍の一字で耐えてきた日本国民に対し、まだ「耐えろ」と言い続けるこの外相すら匙を投げる事態にならねば、小野寺防衛相は出てこないのだ。しかも憲法9条があるので攻められる事もない。

【日韓】李大統領「韓日協力は平和と繁栄に重要」[12/26]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1356510671/-100

 ほれほれ。こーんな事言われたって、まーだ耐えろっつーんやで?この岸田外相は。マゾやで。
 俺は、安倍総理が中韓に向けて、関係修復のサインを送っているようにしか思えないのだけどな。この起用。

 こんな、自分達にすこぶる有利な外相を当ててもらっとるくせに、その言い草はなんなのよ。

 ま、そういう目で見た本日の安倍内閣発足メンバーなんだけどさ。
 硬ぇメンバーだよなぁ。

「来年7月までミスは許されない!」

 的なオーラを感じる。この外相起用がそれを象徴しているような気がするわ。「対外はとりあえず来年夏までそこそこやって、今は内政に集中だ!」みたいな。

 もしかしたら、ハト派の、小澤と一緒に自民から離党して後に復党した石破氏の起用なのかもしれないけどね。

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