あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

水虫の治療は長い戦いなんだよ

2014年02月06日 23時11分20秒 | 特定亜細亜
【岡崎研究所評論】日本が中国に戦闘をしかける? 米国の思い込みによる東アジアの危機シナリオ
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3554?page=1

 この評論は秀逸だった。
 ちと長い論評なので、頑張って秀逸に要約してみよう。

ハーバード大教授が「米中の関係は第1次世界大戦時の独に酷似しているが、両国とも大人なので本気の世界大戦にはならない。むしろ心配なのは日中の軍事衝突で、特に日本は中国の軍事挑発にのってしまい全面戦争をしかけるかもしれない。この可能性は否定すべきではない」との論説を発表。「日本は衰退しているので、一次大戦のオーストリアのように起死回生の一発逆転で地位回復を図りたいと考えている」のだそうだ。アホか。でも、一部アメリカ人が本当にこう考えている事は知っておいた方がいい

 ツッコミ所が満載なので、このアホなハーバード大のアリソン教授の論説の逆にどこから突っ込んでいいのかわからない…。

 米民主党政権が大人?!で突っ込めばいいのか、中国が大人?!で突っ込めばいいのか、中国が大人なのに日本に軍事挑発?!で突っ込めばいいのか、日本が中国の挑発に乗ってしまって中国の民間人とかを大量殺害?それどんな飛躍?で突っ込めばいいのか、日本が衰退している?!で突っ込めばいいのかとにかくそこら中突っ込みどころだらけの矛盾だらけ。

 しかし、このギャグとしか思えない論評が、大真面目にハーバード大の教授の手によって、Webサイト、つまり全世界に向けて発信されたのである。笑えねぇ…。アメリカの教授ってのは論文に矛盾があっても無視できるほどバカなのか。

【Wiki】グレアム・アリソン
(Graham T. Allison, 1940年3月23日 - )は、アメリカ合衆国の政治学者。ハーヴァード大学ケネディ行政大学院教授。専門は、対外政策論、核戦略。
ノースカロライナ州生まれ。ハーヴァード大学卒業後、オックスフォード大学で修士号、ハーヴァード大学で博士号取得。1972年から現職。クリントン政権期に国防総省スタッフとして、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンの核兵器廃棄政策にも携わった。
「合理モデル」・「組織過程モデル」・「政府内(官僚)政治モデル」の3つのモデルでキューバ危機を分析した『決定の本質』は対外政策決定論の必読文献として有名であり、大きな反響を呼んだ。


 ちなみに。日本が衰退しているってのは微妙に注意しなければならない論評である。

 実際、現在の日本は貿易赤字が過去最高なのである。まあ一番の理由は円安で、2つ目の理由は原発止めてるので資源輸入なんだけどさ。衰退して見えるのかもしれないなぁ。正確には、「停滞期が続いていたが、昨年底を打った」といった感じである。円高デメリット放置してデフレ化、それによってリストラみたいな効果で貿易黒字…の何がいいねんってツッコミ入れたいけどな。

 ま、ちょっと横道に逸れたけど。
 秀逸だったのは、このおばかなアメリカ人教授の論評を紹介した上で、これを「完膚なきまでに間違ってはいるが、アメリカ人はこんな風に日本人を危険視している」という形で日本人に紹介していた点である。

 これは、アメリカにおける中韓のプロパガンダの成果と言える。
 恐るべきシロモノである。なにせまったく真実ではないウソなのだ。論文の中だけで矛盾点すら存在する。
 なのに。この論文は反論が難しいのだ。

 なぜなら、この論評には完全に根拠がない。反証する為には悪魔の証明が必要になるのだ。水掛け論にしかならない。

 例えば、我々日本人が「日本人が戦闘をふっかける?そんなバカな」と言っても、この教授は「そんな保証どこにある!」と言われれば保証なんぞないのだ。試しに俺がツッコミ所とした部分に対し、「そんな保証どこにある!」で想定問答をしてみればいい。

 こんな懸念をアメリカ人は持っているとなると、はっきり言って前途多難である。
 この論述を読んで思うのは、日本人に対する偏見とは逆に、中国人に対する信頼度の厚さだ。どうも、「中国を脅威としているのは中国の周辺国だけであり、アメリカは関係ない」と思い込もうとしているかのように映る。

 実際、米民主党は「厄介事に巻き込まれたくない」てな具合に及び腰なんだと思う。アメリカ本土さえ無事なら日本や台湾はどうなっても平気みたいな。そのような考え方と、中韓のプロパガンダがうまく噛み合っているのだ。

 ここ最近、中国や韓国の反日プロパガンダが勢いを増しているように感じる。
 何故かっていうと、今日本は中韓のプロパガンダに対抗するようになったからだと思うんだよね。今まで日本人は無抵抗だったので、簡単に屈服できたんだけど、抵抗されるから、より大きな力が必要になったという。

 実は、いい傾向なんじゃないかな。なんだか、治療を開始すると一時期悪化する水虫みたいだ。中韓は、現在水虫治療薬に抵抗する為に、全力で水虫を悪化させる足白癬(水虫菌)のようだ。

 ここで屈服すれば、日本はより悪化した水虫になってしまう。
 正念場だ。抵抗をやめてはならないと思う。水虫の治療は大変なんだよ?

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(注:俺、水虫ちゃうからね。マジで。嫁さんが医療従事者なので詳しいだけだ)

アリソン (電撃文庫)


レイシストと呼ばないで

2014年02月06日 22時30分32秒 | 国際
【産経】イルカの聖火リレー中止 反対意見、世界から4万件
http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/news/140205/soc14020521010032-n1.htm

 記事を見た瞬間、嫌な予感がした。
 ケネディ嬢のイルカ漁に対する発言等を「反日ではなく、やさしき全人類による普遍的な意思である」と主張する人が絶対に出てくると思ったのである。



 ちょろっとぐぐってみたのだけど。
 とりあえず今のとこそんな主張をしている人を見つける事ができなかった。

 こんなのはアリバイ作りの一環である。
 ちなみに。ソチ五輪開催国であるロシアは捕鯨国家だ。

【参考】シー・シェパードは、日本の捕鯨には反対するが、ロシア、ノルーウェイには反対しない人種差別団体
http://asian727.blog.so-net.ne.jp/2009-02-11-2

 ならなぜ、ロシアはイルカの聖火リレーを中止しておきながら、捕鯨をやめないのだろうな?
 その答えは、ただ単に、ソチ五輪に単に水を差したくないだけであろう。大量の反対署名がくれば、捕鯨と違って中止にしても後に響かないから、中止になる確率はかなり高い。

 その確率の高さにつけ込んだプロパガンダだと推測する。同じ反対署名をロシアの捕鯨に対してやってみても、ロシアは絶対に捕鯨をやめないだろう。

 これでもって、「クジラ・イルカ虐待は悪。ロシアですら同調する」とか、「ザ・コーヴとか人種差別的な映画で宣伝されるのは日本だけではない」とか、そんな風に言われるような気がするのである。
 より最悪なのは、この意見に賛同する人が、日本を叩くための理由にしてしまう事だ。「私達は日本人を差別しているわけではない。イルカの虐待が許せないだけだ」と。

 現在、最も洗脳しやすい人種差別ではないかと思う。

 まだ、この記事は生まれたてホヤホヤだ。
 そのうち、この記事を利用してイルカ漁やクジラ漁を否定する連中が出てくるように思う。

 そして、そういう連中が過去、日本のクジラ漁等を非難した事があるかどうか、その辺りを、ウォッチャーとしてチェックするべきかと思っている。

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