あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

秀逸すぎる中国戦略の分析

2014年02月20日 22時52分19秒 | 特定亜細亜
【奥山真司】「ロバート・カプランによる中国の戦略分析」要約
http://blogos.com/article/80595/

 本日、BLOGOSのエントリで面白い記事を見つけた。
 現在の中国の戦略分析である。

 「まさにこれ!」と、膝を叩きたくなるような分析である。中国の戦略分析としては、ほぼ考え方が俺と同じ。

 BLOGOSのエントリとしてはこれでも長文の部類だと思うが、要約なのでぜひとも全部読んで欲しい。余計な部分は皆無の実に濃密なエントリであった。

 特に、中国の覇権志向に義憤し、中国を憎悪している人に読ませた上で、「少し冷静に考えや」と肩を叩きたいエントリである。

 一応、要約の要約というか、俺が思ったロバート・カプラン氏の「エントリの方向性」を語ると。

「中国は内政の国で、覇権志向は国内向けパフォーマンスである」

 の一言に尽きる。
 ロバート・カプラン氏は中国の戦略を書いただけであり、日本を含む中国の周辺諸国に対し、「だから中国の覇権主義を放置してやれ」とか言っているわけではないところがミソ。「奴ら中国人はこう考えているようだよ?さあ、君たちはどうする?」と、要するに中国に関わる国々へ、考え方を提供しているにすぎないのである。

 ロバート・カプラン氏は、最後の方で、こうも言っている。

長期的にみれば、中国の軍事力はその「口先」に追いつくはずであり、そうなると中国の主張にたいする周辺国の反発への意欲は下がるだろう。

 これも、別に「最終的には中国は、外部への破壊衝動を収めるのだから奴らを放置せよ」と言っているわけではない。ことここに至ると、中国は周辺への恐怖支配が完了したからこそ黙るのである。

 中国の言う平和とは、中国の圧倒的力による恐怖支配の事である。デストピア。
 このように、ロバート・カプラン氏の「中国の戦略の考察」はズバリだと思う。さすがユダヤ人。この手の考察はピカイチだ。

 ただ、唯一気に入らない点を最後に紹介しておこうと思う。

●日米の固い決意に直面した中国は、本当に釣魚島(尖閣諸島)を守ることができるのだろうか?もしくは南シナ海のスプラトリー諸島を支配することができるのだろうか?

 尖閣諸島は日本の領土であり、しかも日本が実効的に支配している島である。
 守っているのは日本であり、中国ではない。その点が気に食わない。それ以外は満点の考察である。

 中国は、今も昔も内包する多数の民族を平定するので精一杯な国なんだよ。
 だからと言って、奴らの不満をこっちに向けられて、黙っている必要なんぞカケラもないってのが、周辺諸国の立場だと思うけどな。

 俺らは、中国の行う理不尽をいちいち真に受けて、非難したり叩き潰したりしていくべきなのである。だって理由が理由だし、あいつらこっちが譲歩しても覇権志向やめれるわけないやん。

 改めて語ると…なんて迷惑な国なんだ中国。ジャイアンの比ではないぞ。

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中国嫁日記(三)


コメント返信エントリ

2014年02月20日 22時35分41秒 | 政治(安倍政権)
 いくつか、ウチのエントリについていたコメントについて、回答しておこうと思う。

 エントリで答えようと思った理由は…説明が厄介なので割愛。ネガティブな話ではないので。念のため。
 それぞれ、コメントを下さった方は、下記の俺の返答から推測してほしい。判断はお任せする。

【拙】日本の尊厳を奪った男
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/95458bde816b5e8f45c47d6cb1dc1f09

質問です。 (ナルコ) 2014-02-18 01:13:21
こんばんは。いつも拝読している者です。あの、質問なのですが、文中で、孫正義さんの件を見て驚きました。というのも、私はテレビは殆ど見ないので、全くその件について知らないのです。
今から調べてみるつもりですが、検索しようにも、情報が余りにも少ないもので、もし気が向かれたらでよろしいので、少し、何のことか、教えてはいただけないでしょうか?
孫さんの自伝を家族が読んでいて、感心していたので、とても気になっています。(>_

【拙】孫正義、帰化しても消えない韓国面
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/6d9238ff593a537b755cac7a9c4037ce

 このエントリで紹介している動画が元ネタである。今でも削除されていないようだ。
 要するに孫正義は、フクイチの事故の時、「放射能をまき散らした日本は世界レベルの犯罪国家である」と宣伝し、勝手に日本人を代表して韓国の地で謝罪したのである。

 他にも、孫正義には様々な前科がある。
 うちでも結構エントリしているので、是非、リンクをたどって全部読んでみて欲しい。起点は、このエントリから読めば、多分全部網羅できる。

【拙】俺の嫌いなソフトバンク
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/ff9e757aa145dde46f54161880705624

 では次。

【拙】消費税増税に怯える新聞各社
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/6d106bd08a913963829010142d6bdf91

初めまして (KY) 2014-02-20 05:59:56
 今回の消費税アップ、確か民主党政権は「議論の余地も無い」という公約を掲げて政権を取ったのに、いつの間にか公約を無かった事にして増税路線に転換したんですよね。そして2012年度予算はそれを見越した予算編成をして後継内閣が身動き取れないようにしたわけです。
 安倍内閣を批判するのは判りますが、ここに至るまでのレールを引いておきながら知らん顔する「元政党政権」を免罪扱いするのは今後に禍根を残すでしょう。 そして去年の9月までは増税の必要性を財務省の言いなりに煽りながら、10月を過ぎると安倍叩きのネタに好か扱わなくなったマスゴミのダブスタについても。

 これは意外といいフリだと思った。
 その点については俺も熟知している。消費税増税をはじめとする、今年の増税ラッシュは、「何もしない男」野田元総理の、流されるままに流された財務省支配の結果である。
 実際、俺はこの件についてかなり野田を叩いている。例えば以下のエントリ。

【拙】これぞ亜保守
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/6ab4a1f751533745853ca52223eabc4e

【櫻井よしこ・オフィシャル】「決められる政治」を実践した野田佳彦首相を私は評価する
http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2012/07/07/

【ニコニコ動画】三宅久之氏「強く支持!野田も櫻井よし子もTPPも消費税増も。」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16706634

 なんと、この野田の方針については保守系の論陣が諸手を上げて賛成なのである。
 ちなみに維新の会も方向性が同じなのである。「小さな政府」とか、「収入の範囲内で予算を組む」とか。
 いわゆる、「経済右派」的な考え方なのだが…。彼らがこの考えに賛成なのは、政治的なスタンスから当然と言える。

 もちろん、デフレ不況下で景気を悪化させるこの手の「緊縮」政策は、現状にマッチしているとはとても思えない。
 故に、現状の経済政策を考える時、バランスを取る意味において、左派の役割が重要になるのだが。
 左派系が完全に死に体なのである。俺が常日頃、「左派系のマトモな政党が欲しい」と呟いているのは、こんな現状に陥る事を憂えての事なのだ。

 KYさんには同感できる部分もあるが…。
 俺はそれでも。この件については安部総理率いる現内閣が一番罪深いと考えている。
 なぜなら、消費税増税については、附帯事項がついていて、景気動向を判断した上で首相が判断するとしていたからだ。
 選挙前の麻生氏も、その方針を何度も説明していた。無論、「消費税を上げない」とは一言も言っていないが…。

【拙】産経、ガセ乙
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/33b4c4d85360d29531c714cd2720c4c6

麻生「ああ、それはね、あれを良く読んでないからですよ。あれの中にきちんと書いてあって、ちゃんとその前の総内閣の時に、いわゆる附帯条項104条ってのが付いてて、それにはちゃんと景気が良くなってからと書いてある。それと同じような事がアレにも書いてあるんですよ。だから、すぐ上げるようになってるんですけど、それは条件が整わなかったら上げない。」

三橋「そうなんですよ、附帯18条ですよね?その中に、例えば強靭化の投資をやるとか、成長戦略を打つとか、名目GDP3%にするとか書いてあるので、最後に増税をする半年前に、増税をするかどうかを判断すると、停止を含めてですね。書いてあるんですけど、どこのマスコミも報道しないんですよね。」

 当然ながら、消費税以外の今年度の増税メニューは、KYさんの言うとおりがんじがらめなのは確かなんだが。一番最悪な悪手であった消費税については、自民党は確実に選択できたのである。そして、自民党は「消費税を上げない」や「TPPに反対する」を御旗として当選した人も多数いるのである。

 これは、公約違反ではないのかもしれないが、明確に有権者への裏切りであろう。
 そして、同時に野田・民主党も責める案件ではない。なぜなら俺は、既に当時野田をクソミソに叩いているからだ。別に裏切られたわけではない。裏切ったのは安倍自民党である。

 俺的に、現状で「野田も叩かねば不公平」とばかりに民主党をも叩き続けるのは、政権取った後ながながと自民党を叩き続けた民主党の「ジミンガー」に近い、そこはかとない嫌悪感がある。

 もちろん免罪の気持ちはない。消費税増税に対し、民主党の連中が声高に反対を喚き立てるのであれば、容赦なくブーメランを突き刺してやればいいとは思う。

 でも、対処しているのは自民党であり安倍政権であり、最終決断は安部総理なのである。この件については、俺は今現在、自民党を叩くべきだと考えている。

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孫正義 奇跡のプレゼン (単行本)


スレタイ詐欺にご用心

2014年02月20日 22時30分19秒 | 政治(安倍政権)
【速報】慰安婦問題、元官房副長官の参考人招致決定!!河野談話の作成経緯など究明キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
http://crx7601.com/archives/37194098.html

 よし。これは本当にキターーーな、「おーるじゃんる」のネタ。久しぶりにスレタイ詐欺ではない「おーるじゃんる」のエントリを見たような気がする。

 仕事してるね維新。これは絶対に、自民党と維新以外に出来ない仕事。石原慎太郎が国政に出たかいがあったというものだ。

 参考人招致なので、偽証しても罪には問われず、そして本丸である河野洋平ではないが、前々からいろんな意味で主張しているように、千里の道も一歩からである。
 日本のネットユーザーは、踏まれても踏まれても立ち上がる麦のように、2002年日韓WCの頃から10年以上、耐え難きを耐えてきたのだ。これは小さいながらも重大なはじめの第一歩である。

 この参考人招致を狼煙とし、さらなる情報収集の必要性が高まり、本丸とされる河野洋平や、キーマンであった福島瑞穂の招致もあるかもしれない。証人喚問も可能性は否定できない。夢が広がる第一歩だ。

 それもこれも、クネの功績は大である。無論、現役韓国大統領の事だ。
 彼女のキチガイじみた反日外交がなければ、この安倍内閣という絶好機に、これほど慰安婦再考の機運は高まらなかっただろう。

 別に、維新の仕事は大した事ではないって言っているわけではない。
 自然に事を運ぶ機運であったと言いたいのである。絶好機をつくってくれたと言っていい。

 個人的に、この招致の内容を、産経以外のどこがちゃんと報道するかに興味がある。
 マスコミと政界は、まだまだ朝鮮人汚染が深刻だ。今回の件は、重要なリトマス試験紙となってくれると期待している。

 具体的には、

1.比較的まともな報道
2.日本人へ事大して方針転換するまともな報道
3.完全無視


 の3つに分類できると思われる。とりあえずウォッチャーとしては、この観点でことの推移を観察しようと思う。産経の鬼の首を取ったような報道が、今から目に浮かぶわ。大喜びであろうな。阿比留瑠比氏。

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すべては朝日新聞から始まった「慰安婦問題」 (WAC BUNKO)