あるウソつきのブログ

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ギリシャ債購入と夕張の地方債購入の類似性

2011年01月11日 21時18分33秒 | 経済
【三橋貴明オフィシャル】破綻・再生のルール化
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10763822458.html

 個人的に目ウロコだったので、短稿で申し訳ないが、紹介しておく。
 この三橋氏のエントリの中で、以下の部分だけものすごい勢いで目ウロコだった。

ちなみに、上記↑の「中央銀行が、地方政府の債権を買う」に近いことをバリバリとやっているのが、ECBがアイルランド債やギリシャ債を買い進めている現在のユーロだったりするわけです。


 おおう。そういえばそうか。そう考えたら妙だよな…。
 一応、予備知識を解説すると。
 要するに、ECB=日銀で、ユーロ圏=日本円圏、アイルランド=夕張である。

 ユーロ圏っつーのは、各国が自由に通貨を発行できない。んな事をすると訳分からんようになるからである。だから夕張みたいに破綻する国が出てくるのだ。夕張だって、自分で通貨が発行できれば、財政破綻なんぞしなかった。せいぜい夕張円があったとしたら、それが強烈にインフレするぐらいなもんである。まあ住民は破滅するかもしれないけどな。財政破綻してないだけだ。そう考えれば、なんつーか、リフレ政策っつーのは乱暴な考え方だなー。「リフレ政策は、日本だから実行可能」つーのがよくわかる話だ。

 すると、アイルランド債とかギリシャ債を買い漁るECBっつーのは、怖い図だなぁと、急速に納得できた。
 そりゃーねぇ…。日銀が破綻した夕張やら、破綻しそうな大阪、神奈川、東京、愛知あたりの地方債を買いあさったら、んでもって地方債で景気対策してその辺の地域が結果アホみたいに潤ったら…というか具体的に公務員が生活レベルを維持しちゃったりしたら、日本国民としては、どう感じるだろうねぇと。

 微妙に、ユーロ圏内の優等生であるドイツとかに同情したくなった。「なんか気持ちわかるわぁ」、みたいな。


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