煙出し人形は、昔、ヨーロッパで喫煙が禁止されていた頃に、行商でやってくるトルコ人たちがおいしそうにたばこを吸っていた姿がモチーフになって、作られ始めたそうです。
ビールジョッキを片手にカード遊びをするまん丸のおじさんたち。
こちらの男性は、細身です。
胴体と足を分け、足の上部の皿にお香を焚いて胴体をかぶせると、人形の口から煙が出るようになっています。
大きさも種類もいろんなのが揃っています。
犬を抱っこしている人を見つけました。
ドイツの伝統的なおもちゃの中に、くるみ割り人形といっしょに並んでいます。
このおじさんは、おもちゃ売りでしょうか。
口から煙を出すようすを、スタッフの方が、見せてくださいました。
このおじさんは、ソファに寝転がっています....寝煙草はだめと叱られそうですが、お人形のこと、野暮なことは言わないでおきましょう。
あれっ、おじさんといっしょにゴロンしているのは、チャーリー?
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チャーリーは、いっしょに博物館に行った妹の家の住人です。
ドイツのシュタイフ社のくまなので、生まれ故郷がなつかしくて、リラックスしたのかもしれません。
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煙出し人形は、現在は、クリスマスや来客をもてなす際に、空気を浄め、その香りを楽しむものとして使われています。