エルミタージュ美術館は、元宮殿でしたので、その前の広場は宮殿広場と呼ばれています。
向かい側の半円形の黄色い建物は、旧参謀本部、中央には凱旋門も見えています。
真ん中のアレクサンドルの円柱は、1812年の対ナポレオン戦争(祖国戦争)の勝利を記念して建てられました。
高さ47.5m、重さ600トン、1枚岩の花崗岩でできていて、柱の重さだけで立っていています。
頂の天使はヨーロッパにもたらされた平和を象徴しているとのことでした。
この広場は、ロシアの歴史を見つめてきました。
「血の日曜日事件」が起った場所であり、スターリンの追悼集会がひらかれた場所でもあります。
現在では、記念集会とか、コンサートなどがひらかれているそうです。
楽しそうにスケボーをしている若者、こういう風景は今ならではの風景でしょうか。
彼はこのあとスッテンコロリンと転んで、でも、笑顔でした。