15日の日曜日、ひろしま美術館で、「マティスとルオー展」によせる「ルオーのピエロを描いてみよう」というワークショップがひらかれました。
8枚の作品のコピーからすきな作品を選んで描いていきます。
今回は、幼稚園児・小学生が6人も参加していました。
きれいに澄んだやわらかな色づかいの作品。
同じ絵をモデルにした、オリジナルな色づかいの作品、作者は若い女性。
塗り重ねた色合いが見事です。
私が選んだピエロ、たまたまお隣と後に座った若い女性と同じだったので、並べて撮ってみました。
右側のちょっと色のトーンを落としたのが私のです。
絵、とくに色塗りが苦手で、長い間絵筆を持つこともなく、はずかしかったのですが、えいっと挑戦しました。
6歳のりんたろう君の作品です。
りんたろうくんと講師の三桝正典先生、りんたろうくんは、以前のワークショップで、ミレーの「落穂拾い」を描いたこともあるそうです。
ルオーのピエロ、輪郭はトレースできるように、現物大のコピーとカーボン紙が準備されていましたが、同じピエロを選んでも、各自の色づかいで、全く印象の違うものになりました。
ルオーになりきって描いたみんなの作品は、この展覧会が終わる6月29日まで美術館の回廊に展示されます。