スペインの詩人ガルシア・ロルカ生誕110年記念「la noche de Garcia Lorca(
ガルシア・ロルカの夜)」の、詩の朗読とフラメンコの踊りを堪能してきました。
大町駅から単線のJR可部線に乗って上八木駅で下車、
会場のカフェ・テアトロ「アビエルト」に着きました。
丸椅子が70席くらい並べられた小さなシアター、友だちといっしょに最前列の真ん中の席に座りました。
舞台背景にロルカの肖像画がかかっています。
ロルカの詩と絵もサルバドール・ダリたちと交流のあった彼自身のものです。
フラメンコを踊る東仲一矩さんはスペインのラファエル・デ・コルドバ舞踊団でソリストをしていた一流のダンサーです。
1時間半のプログラムには、詩の朗読やほかのソリストたちによるフラメンコがうまく構成されていて、コミカルなものもはさんで、あっという間に、最後の
このシーンで、再び東仲一矩さんの登場、胸にどんと鋭い痛みを感じるすばらしいフラメンコでした。
そして、彼が、バルコンを開けると、
そこに広がるひまわり畑、死を乗り越えて、再生を感じさせてくれるフィナーレです。
舞台挨拶の東仲一矩さん、気持ちよく写真を撮らせてくださいました。
「あらゆる国では、死はひとつの終わりです。死がやってくると幕が引かれます。でも、スペインではそうではありません。スペインでは幕が上がるのです」
ガルシア・ロルカ
■ガルシア・ロルカ■