昨年の5月12日に「くーたんの海」プロジェクトメンバーで打ち上げをしたときに、次回は「梯子乗り」でということになりましたが、梯子乗りは江戸火消し文化を引き継いでいるくらいの知識しかないので、準備のために、まず、法被のほんものを見せていただくことにしました。
15日には、しゅう防さんが、家に持ってきて見せてくださいました。
法被は厚い刺し子風の布でできていて、帯は煉瓦帯、
腹掛、股引、手甲、手拭、地下足袋も見せていただきました。
この写真を元に、katsuraさんが布を吟味して、藍染めをしてくださった頭領用の布、
小さいくまたち用の布9匹分、このほかに中くらいのくまたち用を3匹分、
頭領の法被ができあがりました。
ほかのくまたち、梯子を支えるくまたちの12匹分もできあがりました。
このほか、纏柄の手拭で纏持ち2匹用の法被を追加しました。
腹掛、股引、地下足袋(風)も作りました。
乗り手の頭領の地下足袋の底には、実物の地下足袋をお友だちのお父さまから借りて、katsuraさんがゴム底の模様をつけてくださいました。
鉢巻もkatsuraさん作、熊の文字散らしにしてあります。
テディベアも数が足りなかったので、新しく5匹作りました。
夏の間にこれだけの下準備をして、9月13日に撮影の打ち合わせをしました。
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今日から4回で紹介するメイキング写真は、しゅう防さん、katsuraさん、私が撮影したものが混在しています。
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「義理と人情とやせ我慢 つよがり竹登のはしごのり」
第1部で頭領のところに弟子入りした竹登の成長するようすが描かれた新作です。
しゅう防さんがYouTubeにアップしてくださっています。