梯子にする青竹はkatsuraさんがお友だちの山で伐って準備してくださいました。
竹の長さから横さんの木の幅を割り出してカット、両面テープで仮接着してくださっていましたが、
縄をかけると動くので、改めて釘で打ちつけ、しゅう防さんに教えていただきながら、ふたりで左右対称に縄をかけていきました。
11月30日、神社でのロケの予定日、梯子の仕上げに午前中かかりました。
梯子を支える鈎はkatsuraさんのご主人が作ってくださいました。
鳶口の部分も木を削ってあります。
テキストは、しゅう防さんがパソコンで送ってくださったPDFの資料をプリントアウトして、くまサイズに縮小しました。
纏は、東京消防博物館で見てきたなかで、作れそうなのを選んで作ってみました。
提灯のサイズがすこし大きいようですが、これしか見つけられませんでした。
和歌山の提灯専門店に置いてあったもので、本格的な作りのものなので折りたたみもできます、ただ、文字を直接書く力がなく、紙にプリントしたのを貼ったので、今ではたたむことができません。
梯子作りのシーンで使った鋸や金槌は、前に「ぼくのいす」を撮影したとき、katsuraさんのお友だちに作っていただいたものです。
鋸にはちゃんと歯がついています。
火打石、上がしゅう防さんにお借りしたほんもの、下がkatsuraさん作のくま用、
おかみさんが頭領やみんなが出かけるときに安全を祈って打っていました。
時代劇のシーンで石と石をかちかちっとしているのかと思っていたのですが、石と鎌を使っていたのですね。
知らないことがたくさんあります。
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第1部で頭領のところに弟子入りした竹登の成長するようすが描かれた新作です。
しゅう防さんがYouTubeにアップしてくださっています。
「義理と人情とやせ我慢 つよがり竹登のはしごのり」