6月1日から10日まで、広島アンデルセンではデンマークフェアがひらかれています。
今年のテーマは、ヴァイキング襲来!?
通りに面した窓にはバイキングたちの暮らしのようすが描かれていて、入り口ではレゴのヴァイキングが迎えてくれます。
子どもたちがヴァイキングに変身できたり、ヴァイキングの帽子を作ったり、ぬり絵をしたりできるコーナーもあります。
店内のディスプレーもヴァイキング仕様、いつもすてきなディスプレーの写真撮影はNOなのですが、この日のシェフさんはにっこりとOKサイン。
3日(日)の午前と午後の2回、アンデルセンの切り紙創作教室があるというので申し込んでいました。
受付に飾られていた講師太田拓美さんの作品、太田さんは人形劇団ひとみ座を経て舞台や映像のための劇人形と木彫りによるマリオネットや紙による影絵人形、陶人形など、さなざまな素材で人形を制作している人形美術家です。
教室に吊り下げられた切り紙の作品、こんなのが作れるのかな?
受講者は20名ほど、机に用意された色紙を3つ折りにする方法を教えていただいて、自由に切っていきます。
下の左側がはじめて切ったものをひらいたところ、もうすこしダイナミックに切ったほうがよかったかもしれません。
さあ、次は、ヴァイキングに挑戦、和紙の折り紙を二つ折りにしたものに型紙をとめて、カッターとはさみで切っていきます。
できた~、ヴァイキングと女の子は先生の型紙、背景のツリーと台紙は自分で考えたオリジナル、丸く抜いた部分も使うことにして、ところどころに糊をつけて台紙に貼ると出来上がりです。
二つ折りにして使いたかったので、表のデザインにと思いついて、カットしたヴァイキングの周りをさらにカットしてシルエットを作ってみました。
先生がこういうアイデアは考えたことがないとおっしゃって、褒めてくださいました。
この後、立体の吊り飾りを1種類教えていただいて、2時間があっという間に終わりました。
先生の著書「アンデルセンの切り紙」、帰り際にサインをしてくださいました。
この本は型紙つきで、アンデルセンの童話の世界やグッズを自由に作ることができるようになっているので、ぜひ作ってみたいと思っています。
この期間限定のアンデルセンの紙袋は先生作のヴァイキング、ちょっと高度なテクニックも使ってあるようですが、挑戦してみたいです。
初日にパンを買って、この紙袋に入れてもらったとき、とてもうれしかったです。
★
童話作家のアンデルセンが切り紙の名手としてたくさんのすばらしい作品を残しているのをご存知ですか。
現在残っているのは250点ほどだそうですが、デンマークのオーデンセにあるアンデルセン博物館には彼の切り紙作品が展示されているそうです。
「アンデルセンの切り紙」にも何点か紹介されていますので、またの機会にご紹介しましょう。
明日からまたしばらく「マイフレンドテディベア展」のくまたちをアップします。
★
めずらしいフサザキシモツケ(ホザキシモツケ)、katsuraさんんがお庭で咲いていたのを届けてくださいました。