芸北写真塾を主宰している友だちから写真展の案内をもらって、ガリさんご夫妻の車で北広島町の会場に見に行ってきました。
「雨の日の物語」ということで、塾生のみなさんには最初戸惑いがあったようですが、さすが、力作揃いでした。
写真のできは言うまでもなく、題名の雨の名前、その雨のいわれ、作品のキャプションがすばらしかったです。
1年ぶりに会う主宰者の友だちがいろいろと裏話なども聞かせてくれて、しばし、自分も塾生になったような気分になり、ゆたかな時間を過ごすことができました。
カタログにある写真の題名になった雨の名前を書いておきます、関心のある方はどんな写真につけられたのかなと想像しながら、読んでみてください。
山雨(山から降り初めて来る雨)、秋霖(秋に降る雨、秋の霖雨)、絹糸雨(糸のように細い雨)、四温の雨(春先の三寒四温の四温のときに降る雨)、涙雨(涙のようにほんの少しだけ降る雨)、青葉雨(青葉を一層艶やかにさせる春の雨)、清雨(清らかな美しい雨)、お湿り(適度に潤してくれる雨)、紅の雨(紅の色をした花などに降り注ぐ雨)、山茶花時雨(山茶花が咲くころに降る雨)、雪解雨(春先に降る雪を解かす雨)、春時雨(降ったりやんだりする雨、時雨は冬だが春時雨もある)、一陣の雨(にわか雨)、山雨(山から吹き下ろす風につれて降る雨)
以下説明なしで雨の名前だけです。
お庭洗い、半夏雨、七つ下がりの雨、桜雨、好雨、八重雨、花時雨、催華雨、糸雨、小糠雨、翠雨、秋微雨、花の雨、一味雨、育花雨、女梅雨、霧時雨、木の芽雨、夜来の雨、花散らしの雨、雨の白玉、肘笠雨、穀雨、華雨、遣らずの雨、樹雨、窓雨、花時雨、冬の雨、霧雨、青時雨、こぼれ雨、夕立、土用雨、五月雨、卯の時雨、俄雨、狐の嫁入り、愁雨、男梅雨