プチポワン (Petit Point)は刺繍の一種、18世紀のウィーンで編み出された技法で、手刺繍で1平方センチあたり121-225目のテント・ステッチ(ハーフクロスステッチと似ています)をしたものです。
ウィーンの伝統刺繍で目が細かいので、通常のクロスステッチと異なり、絵画的な表現ができます。
マリー・アントワネットをはじめ、ハプスブルク家の女性たちが好んだと言われています。
何年か前に銀座を歩いているときに、プチポワンの第一人者久家道子さんのショップで見つけて、買いました。
縁レースを除いた直径4.5センチの生地に繊細な刺繍が施されています。