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3月生まれの赤ちゃんのママにプレゼントしようと絵本ナビの企画に応募していたら、当選しました。
俵万智さんの「そだちノート」です。
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目次を見ただけで、なんだかしあわせな予感…。
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はじめに
(前略)
短歌でなくても、日々の気づきを言葉にしておくことは、未来の自分、そして未来の子どもへの大きな贈り物になります。
かけらのような言葉が一つあれば、つぎつぎと記憶のピースがつながって、その頃の風景や風景や表情が蘇ります。
赤ちゃんとの日々を書きとめておくための、メモしやすいノートのようなものがあれば……「そだちノート」は、そんな思いから生まれました。
(後略)
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おなかのなか
海底を走る列車の音がする深夜おまえの心音を聞く
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各項目ごとに、万智さんの短歌が記され、ページをめくると、赤ちゃんのパパやママが書きこめるページがあります。
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準備
陽のにおいくるんでタオルたたみおり母となる日が我にもあらん
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名前
読みやすく覚えやすくて感じよく平凡すぎず非凡すぎぬ名
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春夏秋冬
熊のように眠れそうだよ母さんはおまえに会える次の春まで
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うまれる
バンザイの姿勢で眠りいる吾子よ そうだバンザイ生まれてバンザイ
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おじいちゃん おばあちゃん
孫に語る「ねずみとクモ」の物語 わたしにも昔聞かせてくれた
目次にそって、万智さんの短歌が載っているページと、そのなかの短歌から私のすきな短歌を一首選んで紹介しています。
途中を飛ばして、1回で終わろうと思いましたが、どのページもすてきなので、今日と明日2回で全部のページを紹介することにしました。
「サラダ記念日」で鮮烈なデビューをした俵万智さん、母親になる前の気持ち、なってからの気持ちがやさしい言葉で、でも、誰にもできそうでいて彼女の感性でなければとらえられない言葉で記されています。
(明日に続く)
そのつどの短歌が掲載されているのが素晴らしいです。
いただいたママさんも楽しみながら記録ができますね。
ハードカバーの立派なベビーブックも市販されていますが、この本はさりげなさと、万智さんの短歌に触発されたり共感しながら書き込めるのがいいなと思います。
「そだちノート」という題名もいいですね。
赤ちゃんのママじゃなくても側に置いておきたいノートです。
「準備」「うまれる」の短歌、好きです。
久しぶりに、俵万智さんの短歌にふれましたが、彼女の感性と才能はすばらしいですね。
言われてみれば、なるほど、うんうん、こんなこともあった、こんな気持ちにもなったと共感することばかりなのですが、こういう表現はなかなかできません。
「準備」「うまれる」の短歌の短歌、いいですね。
明日の短歌も楽しみにしていてください。
すてきなプレゼントに当選されましたね、すごいです!縁起の良い贈り物になりますね。
明日も楽しみにしています。
13年前のお嬢ちゃんの誕生ですね。
春夏秋冬をお腹のなかで過ごして生まれてくるのですよね。
俵万智さんの短歌はやさしいだれにでもわかる言葉で表現されていますが、深い気づきがすてきだなと思います。
何冊かの本の内すきなのを1冊選ぶようになっていて、1冊にひとりだけが当選する企画でした。
ふだん籤運は悪いのに、当選するなんて、びっくりでした。