Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

エルミタージュ美術館10-7

2008-01-21 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

2枚目 レオナルド・ダ・ヴィンチ「リッタの聖母」1490-1491年
3枚目 レオナルド・ダ・ヴィンチ「ベヌアの聖母」1478年
4枚目 ラファエロ「コネスタビレのマドンナ」1504年頃
ダ・ヴィンチの作品は、いずれも、イタリアのリッタ公爵、サンクトペテルブルグのベヌア家が購入、このように絵そのものに特定の題名がなく、購入者の名前をとって呼ばれるものもあります。
ラファエロの絵は、額も作者自身の作だそうです。

エルミタージュ美術館10-6

2008-01-20 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

1~3枚目の写真は、ラファエロの回廊です。
エカテリーナ2世がバチカン宮殿のイタリア人画家ラファエロの作品をコピーして造らせた回廊で、天井、壁、柱などあらゆるところに美しい絵が配されています。
7枚目の写真は、ミケランジェロの「うずくまる青年」です。

エルミタージュ美術館10-5

2008-01-16 | テディベア

 

 

 



 

 

 

1枚目の写真は、パヴィリオンの間の孔雀時計です。
18世紀イギリスの時計職人ジェイムス・コックス作の大きな黄金の仕掛け時計で、正時になると孔雀が翼を広げお辞儀をするそうで、今でも機能するそうですが、月2回ほどしか動かしていないとのことでした。
窓の外の風景は、ネヴァ川の向岸のペトロパヴロフスク要塞と反対側の宮殿広場です。


エルミタージュ美術館10-3

2008-01-14 | テディベア
 
 

 

 

 

 

 

 

壁や柱や扉の装飾、クロスなど、最後の2枚は、パヴィリオンの間の床のモザイクです。

エルミタージュ美術館の歴史
1754  エリザヴェータ女帝により冬宮建設開始
1764  エカテリーナ2世により西洋絵画25点購入、エルミタージュ(隠れ家)と命名
1783  エルミタージュ劇場完成
1834  宮殿広場にアレクサンドル円柱が立つ
1842  新エルミタージュの建設開始
1852  2月6日皇室博物館として招待客に公開
1859  一般公開開始
1865  ダ・ヴィンチ「リッタの聖母」搬入
1870  ラファエロ「マドンナ」搬入
1917  ロシア10月革命、国立博物館となる
1920  個人コレクションが国有化される
1941  第2次世界大戦の戦火を避けコレクションをウラル地方へ移送
1945  終戦後、美術館として再開館

エルミタージュ美術館10-2

2008-01-13 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

冬宮は文字通り「冬の宮殿」で、歴代のロシア皇帝の住居だった建物です。
現代の冬宮は、冬宮としては5代目の建物で、イタリア人建築家ラストレイ(1700~1771年)によって、1754年から1762年にかけて建設されました。
ロシア・バロック様式の傑作で、緑の壁に白い柱、金の装飾が映える壮大な建築です。
1837年に一度大火災に会いましたが、スターソフをはじめとする優秀な建築家たちがオリジナルデザインを踏襲しつつも時流にあった変化を加えて修復、宮殿の荘厳さに磨きがかかりました。

「ラファエロの回廊」、「パヴィリオンの間」、「小イタリア天窓の間」、「ピョートルの間」、「玉座の間」、「1812年祖国戦争の間」などです。

エルミタージュ美術館10-1

2008-01-12 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルミタージュ美術館は、ロマノフ王朝の財宝とソ連誕生後に国有化されたコレクションであふれる世界有数の美術館、300万点を超える収蔵品は地域・年代別に展示されています。

宮殿ホールが連なる館内は、当時のヨーロッパ最高の技術者たちによって造られた煌びやかなロシア皇帝の住まいでした。
宮殿は、冬の宮殿(冬宮)、小エルミタージュ、大エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場の5棟で構成されています。

展示ホール400室以上、展示ホール総面積5万7475㎡、収蔵倉庫総面積4万5000㎡、冬宮の長さ約200m、奥行き160m、高さ22m、部屋数1057、扉数1786、窓数1945で、とても、観光時間の2時間あまりでは、見て回ることはできません。

階段は、有名な「大使の階段」です。
館内は、作品も含めて、別料金を払えば、ノンフラッシュで撮影OKです。
10回にわたってアップの予定ですが、なにしろ、駆け足の見学で、結構、ぼ~と見とれていて写真を撮っていなかったりします。

興味がおありの方は、エルミタージュ美術館のウェブサイトをのぞいてみてください。
IBMの援助で作られたとても充実したウェブサイトで、各展示のハイライト、美術館内のバーチャルツアー、ショッピングガイドまで網羅されています。
エルミタージュ美術館ウェブサイト

イリヤ・カバコフ「世界図鑑」

2008-01-11 | テディベア

ニューヨークを拠点に活躍しているイリヤ・カバコフ(1933-)は、旧ソ連時代、絵本の挿絵画家としても活躍していました。
彼が1950年代後半から1980年代後半にかけて手がけた100冊とその原画1,000点を会期の前半と後半に分けて、いま、広島現代美術館で展示しています。

 

ヤーコフ・イシドロヴィチ・シュール著「カオ=ウチュの涙」の挿絵

 

アナトーリ・マルコヴィチ・マルクーシャ著「チーマはお家にいます」の挿絵
上の写真3枚はパンフレットからの転載ですが、ペンと水彩の彼の絵の繊細さ、やさしさ、無彩色のものをふくめた色の美しさが見事でした。
旧ソ連時代、いろんな制約の中で、これだけのものを残した、彼の力、そして、社会主義への批判もありますが、絵本は、印刷して子どもたちに配られるもの....当時の印刷技術の高さ、原画と並べて展示されているのですが、遜色がありませんでした。

 

絵本の表紙の絵はがきと入場者に配られた彼の挿絵のしおり、何種類かあって、うれしいプレゼントでした。
この展覧会は、1月27日まで広島市現代美術館で、このあと、2月9日から4月6日まで世田谷美術館、7月19日から9月14日まで足利市立美術館で予定されています。

 

ミュージアムショップで売っていた1920-30年代の幻のロシア絵本の絵はがきです。

 

この幻のロシア絵本の一部が、芦屋市立美術博物館と東京都庭園美術館の企画・監修で復刻されていました。

 

うれしくなって、3冊買いました。
絵だけでも満足できるのですが、日本語に翻訳した別紙が入っていて、ちょっとした心遣いでした。

 

絵が生き生きとしているでしょう。

 

広島市現代美術館で新しくはじまったスタンプカード、7つの星のスタンプで次回特別展が無料になります。
一度出かけても、特別展、企画展を見れば、2つのスタンプですから、うれしい企画です。


街の人たち

2008-01-10 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

街で出会った人たち、それぞれがロシアの歴史を歩んできたお父さんやお母さん、お祖父さんやお祖母さん、そのまた前の代のというふうに人類の歴史が繋がっているんだと感じたことでした。