おそらく今日一番多いと思われるブログタイトル。
そのままタイトルにするのも癪なんで、天邪鬼なオイラはあえてタイトルを『日蝕』にしてみた。
平野啓一郎が大学在学中に当時最年少で芥川賞を受賞した作品。

三島由紀夫の再来とか神童とか言われてた通り、
すごい重くて深い作品。
コレを読んで以来、彼の作品の大ファンになったほど、面白かった。
前置きはコレくらいにして、ここから本題。
今日は言わずと知れた『日食』です。
どうしても日食をカメラで撮影したくて調べてたんやけど、
太陽を撮影するためのレンズフィルターが必要らしい。
購入しようか悩んだけど、フィルター1枚で1万円オーバー。
しかも、日食の撮影を思い立った時には、巷ではすでに品薄で入手困難。
例え入手できたとしても当日天気が悪かったら、
次の皆既日食は26年後らしいんで、1万円がパー。
じゃあ自作しちゃおう!
ってことで、出来上がったのがコレ。
見栄えは悪いけど、ちゃんと機能します。
透明の下敷きに、車用のスモークフィルムを貼っただけ。
しかも先端はセロテープで付けてるし…
総額600円也。
これなら雨が降って日食が見れなくても、諦めがつくかな。
あ、ちなみにコレで太陽を見ると赤外線は通すんで、
真似しないで下さい。
すべて自己責任で。
神戸は朝から曇ってて、朝から太陽は全く顔を出さず。
残念やけど、今日は見れないと半分諦めながらも、
一応バッグにカメラを詰め込んで出勤。
仕事をしててもソワソワして、外に出たり中に入ったりの繰り返し。
食の始まる9時半頃は、空は厚い雲で覆われてたけど、
一番食の大きくなる11時すぎには、少し雲が薄くなってきて、
何とか薄雲には覆われてるけど、欠けてるのがはっきり見えた。
まぁ部分食なんで、それほど感動も無かったんやけど…
とりあえずフィルターは自作してて良かったかな。
結局昼から天気は少し回復したけど、それからまた曇ってきた。
太陽が少しでも見れたのは奇跡に近いかも。
26年後は多分今よりお金があるはずなんで、フィルター買います。
そして必ず皆既日食を見れるところへ行ってみようと思う。