北九州グリーンパークで「春のバラフェア」を開催しているというので、出かけました。北九州市若松区の響灘沿岸の広大な土地に、バラ園や熱帯生態園などの施設があり、広い広場では北九州市の小学生や園児たちが遊んでいました。 . . . 本文を読む
「親と子が語り継ぐ満州の『8月15日」の中で、数納勲郎さんが当時の在満邦人の生活を細かく書いておられる。数納さんは1910年生まれで、東大冶金学科を出て、昭和製鋼所に入社した技術者で、それだけに描写が鮮明である。ちなみに、わたしの父より2歳若い。1947年に帰国し、戦後の鉄鋼界で活躍し、日新製鋼を退職後、1983年から回顧録「犬の遠吠え」を執筆しておられる。 . . . 本文を読む
久しぶりに近くの産直市場に出かけると、もうさくらんぼが並んでいました。毎年、山形の弟から送ってくる佐藤錦と比べると、かなり小粒ですが、真っ赤なさくらんぼはとても美味しそうに見えました。 . . . 本文を読む
戦争体験をどのようにして子どもに語り継ぐかという課題は、非常に難しい。語る方には語りたいことが山ほどある。ところが、あまりにありすぎて、しかも切実すぎて、言葉よりも思いの方が先行してしまう。おそらく、聞く方の子どもたちの方にとっては、それは遠い過去の思い出話にすぎないし、あまりにも状況が違いすぎて、身に迫るということがほとんどない。そこに情緒的な深いギャップがあって、話す方も空しいし、聞く方もつまらない。とくに満州の経験ということになると、ただ単なる戦争体験以上のギャップがあって、同世代に人々にも通じないもどかしさがある。
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ちょっと、必要があって水について考えた。
天地創造において、神が最初に創造したものは「光」であった。光から始まって、万物を神は無から創造された。ところが、神が創造しなかったものが唯一つある。それが水である。神は「大空を造り」、水を上の水と下の水に分けたが、水は造っていない。神は水を支配するが、水を造ったのではない。 . . . 本文を読む
今日はキリスト教会では、聖霊降臨日という「教会が成立した日」を記念する大祝日です。2000年ほど前の今日、つまりユダヤ教の暦でいうと「七週の祭り」と呼ばれる祭りの日に教会が創立いたしました。キリスト教でいうと、主イエスが復活した日から数えて50日目ということになります。
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正直なところ、親爺と樗牛との関係を考えながら、樗牛の作品をいろいろ渉猟していて「美的生活を論ず」という作品を発見したとき、何かしらゾクッといたしました。直観というか、ヒョッとするとこれかも知れない、と思ったのです。 . . . 本文を読む
今日は、前回紹介した高山樗牛のことについて、簡単に紹介しておく。
高山樗牛(たかやま ちょぎゅう)は明治4年1月10日に山形県鶴岡で生まれた。
本名、林次郎。東京帝国大学哲学科卒。「奈良朝の美術」によって文学博士号を取得。 . . . 本文を読む
父と息子という私的な関係を一般化していうことには多少の躊躇を感じるが、息子というものは父親のことをよく知っているようで、ほとんど何も知らないのに等しい。とくに内面的な事柄になると、まったくと言っていいほど分からない。 . . . 本文を読む
いろいろ問題はあるが、公園や道路脇に植えてあるチューリップや花壇を荒らす日本人がいるということには悲しくなる。そういう人間の心が理解できない。また、理解したくもない。とくに、花が好きになってくれなくてもいい。ただ、「きれいだなぁ」と思うだけでいい。いや、そんなことも思わなくていい。ただ、素通りすればいい。 . . . 本文を読む
今日は、食パンを2回焼きました。マスターまで後一歩というところです。何回も繰り返すうちに、だんだんコツが分かってきたように思います。もう、上新粉を混ぜないでも、ふわふわのパンが作れるようになりました。焼く時間も、フォイルで覆うタイミングも分かってきました。
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