<YAHOO! JAPAN ニュースより>
伊豆大島で13人死亡=多数の住宅埋まり、50人不明―役場避難勧告せず・東京
時事通信 10月16日(水)12時33分配信
台風26号の影響で、東京でも被害が相次いだ。伊豆大島では16日、記録的な豪雨で多数の住宅が土砂に埋まっているのが見つかった。数十棟が倒壊したとみられ、警視庁によると、これまでに計13人の死亡が確認された。住民ら50人以上と連絡がつかず、警視庁や東京消防庁が安否の確認を急いでいる。大島町役場は避難勧告を出していなかったという。
警視庁は特殊救助隊や機動隊など約60人を派遣。東京消防庁もハイパーレスキュー隊を出動させた。特殊救助隊は災害救助の専門部隊で、大規模な災害に出動するのは発足後、初めてという。
気象庁によると、伊豆大島では1時間当たり122.5ミリの猛烈な雨を観測。1日の雨量は800ミリ以上に達し、いずれも観測史上最多となった。
大島町役場によると、同島の大島元町と神達地区で、土砂崩れで川がせき止められ、あふれた水に流されるなどして、多数の住宅が土砂に埋まった。土石流が発生したとの情報もある。
同役場は午前3時すぎ、川があふれたとして注意を呼びかける防災無線を流したが、避難勧告や指示は出さなかったという。
警視庁などによると、遺体は神達地区の「ホテル椿園」周辺で9人が見つかり、近くの民家でも男女2人が土砂の中から見つかった。海まで流された人もおり、浜辺や漁港で3遺体が発見。16日午後1時現在、同地区の約50人と連絡が取れておらず、まだ多数の人が生き埋めになっている可能性があるという。
*台風の影響による渋滞を予想し、議会報編集特別委員会開会時間の9時30分に遅れないようにと、早朝7時20分にアパートを出発。しかし、予想は大外れ。いつもより約20分多く時間がかかっただけで、8時20分頃、無事役場に到着。着いたのが早すぎたため、しばし車の中で休憩。
さて、伊豆大島では甚大な被害が発生してしまいました。お見舞いとお悔やみ申し上げます。また、一刻も早く不明者と連絡取れることをお祈りいたします。
県内の台風情報が、NHK福島でテロップが流れていますので、お知らせします。
・暴風=白河市で午前10時30分ごろ、33.4メートル、いわき市勿来山田で午前11時ごろ、31.9メートルの最大瞬間風速を観測。現在は、徐々に暴風警報が解除されています。
・波の高さ=沿岸部で波の高さは、うねりを伴い8メートル。強烈なしけで、浜通りに高潮警報が出され、警戒を呼び掛けています。
・雨=1時間に20ミリの強い雨がふる恐れがあります。郡山市、いわき市などに大雨、土砂災害、低い土地での浸水に注意するよう呼び掛けています。
・けが=午前7時前、いわき市小名浜の82歳女性が風にあおられ転倒し、軽いけがをしました。
・停電=台風による倒木などで電線が切れ、午後1時でいわき市、川内村、矢祭町、葛尾村の計1108世帯で停電しています。
・新幹線=東北新幹線は東京~新青森間で運転を見合わせていましたが、午前11時ごろ運転を再開しました。山形新幹線は福島~山形新庄間で運転を午後3時ごろまで見合わせています。
JR在来線=午前中、県内すべての路線で運転を見合わせていました。常磐線は午後1時16分に運転を再開。現在、東北本線、奥羽本線、磐越西線、只見線、水郡線で見合わせていますが、台風の状況を見極めて運転再開を判断します。
・高速道=白河~栃木矢板インターの間が上下線通行止めです。
・空の便=午前中、6便が欠航。午後は運航再開。
・臨時休校=県内で小学校406校、中学校200校、高校92校の698校が臨時休校。
・東京電力福島第一原発対策=台風による雨の量が予想以上に多く、雨水をためるために新たに確保した4000トン分のタンクが満杯になるおそれがあるため、4月に汚染水漏れがあった地下貯水槽へ緊急的に移送。
この情報をメモしてから打ち込むのに1時間を要しましたので、午後3時ぐらいのNHK福島の台風情報です。また、テレビ画面とにらめっこしてメモを速記で取りましたので、一部正確性に欠けるかもしれません。
なお、午後1時30分まで役場にいましたが、それまでに入った台風による被害情報は、仮設住宅で雨漏りなどの被害はあったものの、人的被害はなかったということでした。皆さん大丈夫でしたか?