↑この写真はベルギーの友人が、あけおめメールで送ってくれた、ドイツ・ノイシュバンシュタイン城です。
お正月って、なんてあっというまなんでしょね。
はや成人の日もすぎました。
新成人のみなさま、おめでとうございます。
保育士になったとき、はじめて受け持った三歳の子たちが成人することを今年の年賀状で知りました。みんな、りっぱに大きくなったんだろなあ。背丈もその手のひらも。
ところで。
地元の書店さんから「『チコのまあにいちゃん』を売りたいのになかなか手に入らない。早く重版かけてと出版社さんにお願いしてほしい」とお知らせがあり、この本が、品切れ重版未定になっていることを知りました。
『チコのまあにいちゃん』はわたしのデビュー作で、児童文芸新人賞もいただき、読者さんの熱いお声も多く寄せられた本です。
書店さんの棚の入れ替わりもスピーディであるなか、出版から6年で品切れ重版未定になるのがはやいのかおそいのか、よくわかりませんが、この事実はやっぱりショックでした。はじめてのことなので…。
でも、今後売れる見込みがなければ、わたしから重版をお願いしたところで、出版社さんもとってもこまるだろうなあ…。どうしようもないことなんだろなと思ってました。
でもたびたび、書店さんからお声をかけていただいて、いろんな学校でこの本を取り上げていただいたり、図書館で支持していただいたりしていることや、書店さんが直接、出版社の営業さんに重版のお願いをしてくださっていることを耳にして、作者がただぼやっとしてちゃあいけないなあと思うようにもなりました。
さて、わたしになにができるでしょう?
これから真剣に考えていきたいです。
みなさま、よいお智恵がありましたら、どうぞご教授くださいな。