おやつに、さくらんぼのプリザーブとありあわせの果物や
バニラアイスで
ミニパフェをつくってみました。
もちろん、さくらんぼのジュースも!
長女が学校帰りに摘んできた
野の花をながめながら
「いただきます」
「この花束のなかのクローバーは、
全部よつ葉なんだよ」
と長女がいうので、
かぞえてみたら、ほんとうでした。
ぜんぶで6本。
そしてさらに長女がいうのには、
「よつ葉って、みつ葉が小さいときに踏まれて、
細胞分裂して、できるんだよ。
もっと踏まれると、いつつ葉、むつ葉……」
ほんとかな。
ほんとうなら、
しあわせのしるしも、
災難から生まれたってことかな。
ジュニアメイト9月号のおはなし
「えいえい がおー!」のやりとりを電話で編集さんと。
実家からアマリリスの写真が届きました。
このアマリリスは高校からの友人ひろちゃんからの贈り物。
7,8年前だったか里帰りしたときにいただいて、
次女がおなかにいたときだったか、
生まれたあとだったか、
とにかく、花の世話まで行き届くかどうか
自信のなかったわたしは、
そのまま花の好きな母に鉢を預けてきたのでした。
その凛とした咲きざまに見惚れています。
自然は収穫を待ってはくれない……。
で、2回目のさくらんぼ摘みをしました。
写真のざるは、直径約30センチほど。
たくさんとれましたが、今年は味があまりよろしくないのです。
生のままではいまひとつ。
それなら手をくわえてみましょうと、
水底亭厨房さんのレシピを参照し、
さくらんぼのプリザーブ&シロップに初挑戦。
東京日記その4(5月18日)
昼食は、つるばらの咲くパーゴラのある
ちひろの庭をながめながらの、
ハーブチーズトースト。
その後、「ふたごのあかちゃんとにげたとら」のラフに
目を通しました。
出発前夜に届いたラフです。
夕方からのはたこうしろうさんとの打ち合わせまでに、
できるだけ何度も見ておきたくて。
美術館から荻窪にむかうバスのなかでも、
荻窪から吉祥寺までの電車の短いあいだにも、
ひざにひろげていました。
そして、絵本作家でイラストレーターの
そがまいさんと約束していた吉祥寺駅に
無事早めについたのはいいのですが……
待ち合わせの改札口を忘れてしまった!
教えてもらっていた携帯番号のメモとちがうメモを
もってきてしまった!
こうなりゃ西口、北口、中央口、東口、公園口
ひとつづまわるしかない~と
走り出したわたしでした。
(To be continued)
東京日記その3(5月18日)
朝7時にしっかりご飯をたべて泊まり先を出発し、
駅前のマクドナルドでコーヒー(100円だった!)をのみながら、
持ってきた原稿の推敲を。
短編や絵本のテキストばかり7本持ってきたけど、
予定の電車の時間までに推敲できたのは3本だけだったよ。
中央線にのって、西武バスにのって(初体験)、
畑もある住宅地を歩いて、
ちひろ美術館へいきました。
開館すぐに展示室に入り、
『万葉のうた』に描かれた「銀の」の絵の前で、
うごけなくなりました。
ちひろさんは、こどもの真のすがたを描くために
生まれてきた方だったのだろうなぁ、と。
ちひろさんのアトリエや
コレクション作家さんや
アジアの絵本作家さんの原画や
各部屋をまわるうち、
時間の関係で、おしまいは急ぎ足になってしまいました。
カフェで軽い昼食を注文し、
今日来た記念にと、
「海辺の小鳥」のマウスパッドを買いながら、
またこよう……と思ったよ。
(To be continued)
かわづさんは、「きらっといきる」などに
ご出演されたこともあるのだとか。
マジックショーもさることながら、
手話も魔法のように美しい、と思った夜。
じぶんの書いた本を
読み語りしてくださる席にいるのは、はじめてでした。
思ったことは、
「はたこうしろうさんの絵は、引きでみても、いきいきしてる」
「やっぱ、この絵本、ええやん……」
(エヘヘノヘ)
読んでくださった山崎一彦副館長の声はすばらしく、
うしろのほうに、そっといたので、
まえにいた、こどもたちの顔はみえませんでしたが、
なんだかくすぐったいような気持ちでした。
絵本のほかに、
紙芝居「かりゆしの海」「かさじぞう」がありました。
おはなしを聞かせてもらうって、いいきもちだねぇ。
2007年5月26日(土)14時30分より、
亀岡市立図書館中央館3階でひらかれるおはなし会にて、
スタッフの方による
絵本『ふたごのあかちゃん』の読みがたりがあるそうです。
おちかくの方は、ぜひどうぞ。
チハルも聞きに行く予定。
たのしみです!
「……カンプができました」とメイトの編集さんから宅急便。
カンプって?と調べたら
comprehensive layout
=印刷の仕上がり見本
ふうん。
業界用語(?)って、いろいろあるんだなぁ。
今回の「カンプ」はジュニアメイト9月号のもの。
絵は夏目尚吾さんが描いてくださっています。
日本文藝家協会からお電話がありました。
以前、ご相談していた件についてのご回答でした。
くわしくは、ここに書きませんが、
これから世にだそうというキャラクターについて、
依頼者と、デザイナーと、
その物語の世界観を構築して絵本をつくる作家と画家と、
版元が全部ちがう場合の
著作権(2次使用を含む)のあつかいについて、
ご相談していたのでした。
特殊な例、ということで
ご回答をいただくまでには、かなりの時間がかかりました。
それでも、特殊な例がふりかかった身には、
たいへんありがたいことでした。
ただ、今回の「特殊」な例に、現在のわたしは
かかわっておりません。
版元の編集さんは誠実な方でしたが、
依頼者サイドの作家へのあつかいには疑問があり、
ご一緒にお仕事させていただくのは無理だと感じました。
でも、もしこの仕事を請けていたら、
今回のせっかくのご回答が、まにあったかな……。
「はじめての相談ケース」ということで、
時間がかかるのは当たり前のことで、
しっかりとしたご回答をしてくださるためのことであるから、
しかたがないのでしょうけれど、
作家とか画家さんとか、
フリーランサー的立場の弱さを
あらためて感じたことでした。
こんなふうに感じているのは、
決してわたしだけではないと思います。
「働いても働いても……」
という声を実際まわりの同業の方から耳にします。
(著名な方、人気作家さんであっても、です。
超人気作家さんなら別、かな?)
仕事があっても、もともとの立場の弱さに
足をひっぱられてしまうがゆえの
ことばであるように思います。
このあたりを現在サポートしてくれるのが、
日本文藝家協会であり、
各種団体???であるのだろうけど、
その存在さえ知らない方も多いようで……。
ただ「書く」だけで作家としての仕事ができると思うほうが、
社会人として甘いのだと認識はしているけれど、
「職」としての現在の社会的立場の弱さを
改善していけるような取り組みが
もっともっと
各団体を中心にひろく展開され、
アピールされていくといいなあと思っています。
(たとえば、作家のための営業セミナー?みたいな
ものを定期的にひらくとか……?)
うれしいおたよりが届いています。
先日、体験取材させていただいた
田んぼの写真が入っていました。
(うえに、アップしたよ)
国松エリカさんといっしょに手植えした苗が、
みるからに大きくなっている!
苗さん、すくすく育ってくれて、ありがとう。
また田んぼに様子を見に行くからねー。
昨日は、娘たちのリレー大会、
今日は、長女の田植え(黒紫米)見学と
学校行事がつづき、
明日から雨というので
みのった庭のさくらんぼを収穫し、
読みたい本も
書きたい手紙やメールも山積し……
つぎの原稿に取り掛かることができるのは、
来週から……かな?
「こわい話」のお返事が届きました。
まずは3作とも、
編集さんのおめがねにかなったようで
よかった、よかった。
うち、1作は、
いくつかチェックが入りました。
3作のうち、一番最後に書いたもの、
つまり、一番向き合う時間が短かったもの。
やはり、わたしの場合、推敲に
なるたけ時間をかけたほうがいいようです。
東京日記その2(5月17日)
午後3時より日本児童文芸家協会の総会に出席するため、
大きな荷物を預かってもらおうとクロークに行く途中、
おやぶんこと芝田勝茂さんとバッタリ。
クロークから4階の総会会場へ行くほんの数分のあいだに、
おやぶんは、あの知る人ぞ知るみごとな早口で
秋の新作のこと、
出版委員会の新しいたくらみ?のことを
お話ししてくださいました。
会場では、畑中弘子さんとお隣に。
事業委員会で
「キッズブック・らいぶin兵庫」の報告を
畑中さんが、してくださいました。
19年度も、8月と1月に予定されている
神戸「こべっこランド」の開催が承認されましたので、
お楽しみに!
5時から、
『おへそ曲がりの贈り物』の著者である
廣田尚久さんにお会いしました。
廣田さんとの出会いのキーワードは、
「博愛の連鎖」
「共時性の原理」
「セレンディピティー」。
セレンディピティーというのは、
「偶然幸福に出会う能力」なんだとか。
セレンディピティーに恵まれて、
絶妙なタイミングで、
今回かなった御目文字でした。
6時からは
日本児童文芸家協会賞(名木田恵子さん)、
児童文芸新人賞、(香坂直さん)
児童文化功労賞
(梶山俊夫さん、小峰紀雄さん、こやま峰子さん、藤崎康夫さん)
福田清人賞(竹田津実さん)
の贈呈式がありました。
式のあとの懇親会では、
たくさんの人と華やかな雰囲気に酔って、
毎年ふわりんこふわりんこしているわたしですが、
いろんな方にお引き合わせいただいて、
はじめてお目にかかった
名木田さん、香坂さん、竹田津さんと
おしゃべりできて光栄でした!
そしてお世話になりながら、
なかなかお会いできない編集さんと
仕事の進行状況などを
お話したり、
いつもあたたかいおことばをくださる
先輩作家さんとすれちがったりして、
ああ、楽しいな、
幸せだな、と
おもっているうちに、
たくさんの方にご挨拶しそびれたまま
会は、おひらきに。
毎年参加している2次会は、
今回は残念ながらパス……のつもりでした。
わけあって、会場からけっこう遠い
羽村に泊まることになっており、
どのくらい遠いのか、
いったい方向音痴の私がたどり着ける場所なのか、
とても不安だったからでした。
ところが、これも話せばなが~いわけあって、
ちょっとだけ香坂さんの会におじゃましました……。
そして、いろいろお心配りいただいた方のおかげで、
無事、羽村に到着したのでした。
(To be continued)