また神戸に行ってきました。来週のイベント、キッズブックらいぶのリハーサルです。会場のこべっこランドはポートタワーのみえるすてきな場所。
今回は楽器やパーカッションテーブルなど荷物が多いため、愛車を使いました。はじめてひとりで高速道路に乗りました!やればできるね、チハルちゃん! ETCカードのおかげでスイスイでした。なんかもう、これで全国どこへでも車で行けちゃうような気分です。旅に出るかい、チハルちゃん?? とハーバーランドで海をながめてランチしながら、にぱにぱでした。こどもの手がはなれたら、愛車で(断然、軽のワンボックスです!)日本全国津々浦々、放浪の旅にでるのが夢なのです。
さて、先週は雪かきWeekでした。
これまで、この冬はわりにあったかく、あたりの山に冬鳥のすがたも少なくて、だいすきなルリビタキにも一度も会っていませんでした。(くやしいことに、夫はあったそうな)
今回、雪がどかっとふって、ちょっと安心。これで田植えのころの田んぼの水も今年は間に合うんじゃないかなー。
とはいえ、雪降る日の冷え込みは、頭がきんきん、くらくらです。玄関の靴箱よこの温度計は朝-6℃になりました。仕事部屋の窓は凍てついて開きません。それでも、ぽかぽか、あったかくなることがありました。
春に刊行予定の絵童話「わたしのすきなおとうさん」の絵をみせていただいたのです!
おおしまりえさんの繊細な色鉛筆の色づかいや筆づかいに、思わず涙がこぼれそうになりました。おおしまさんが、この物語をどんなに愛してくださっているか、わかったように思いました。
おおしまさんの絵には、こころがあります。主人公のことみちゃんが、おとうさんを思う気持ちが、ことみちゃんの小さな肩からあふれています。
おとうさんの後姿が、ことみちゃんをおもう気持ちを…ことばにしないこころを…ものがたっているのです。
色鉛筆もさることながら、墨の絵も、すばらしいです。ひかえめで優しく自然なタッチながら、たしかに伝わってくるものを読者さんも、きっと感じてくださることでしょう。みなさんにお届けできる日が楽しみです。
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18日、うっすら雪景色の山を下り、別院保育所へ行ってきました。
北風にも元気いっぱいの園児さんや地域のみなさんに会えて、とってもうれしかったです!
「パーティーがはじまるよ」のあとのポポちゃんあそびでは、みなさん、のびのびーのノリノリで、とくにまねっこごっこでは、わたしまで、わらいっぱなしになっちゃいました。
「ふたごのあかちゃん」ではスクリーンの動きや鳴り物のひびきを楽しんでもらえたみたいでよかったです。
そして、なによりうれしかったのは…
「パーティーがはじまるよ」の劇あそびを見せてくださったこと!
にじ組(3.4歳児混合クラス11名)さんのポポちゃんや、こっそり森のどうぶつたち、とーってもいきいきして、かわいかったです! みなさんが、どんなにポポちゃんの世界を楽しんでくれているか、ぎゅんぎゅん伝わってきてカンゲキ!
劇の構成アレンジもとてもよく工夫されていて感心しきり、でした。(上の写真は、先生が劇の準備をしてくださっているところです。まほうつかいの家もすてき!)
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↑この写真はベルギーの友人が、あけおめメールで送ってくれた、ドイツ・ノイシュバンシュタイン城です。
お正月って、なんてあっというまなんでしょね。
はや成人の日もすぎました。
新成人のみなさま、おめでとうございます。
保育士になったとき、はじめて受け持った三歳の子たちが成人することを今年の年賀状で知りました。みんな、りっぱに大きくなったんだろなあ。背丈もその手のひらも。
ところで。
地元の書店さんから「『チコのまあにいちゃん』を売りたいのになかなか手に入らない。早く重版かけてと出版社さんにお願いしてほしい」とお知らせがあり、この本が、品切れ重版未定になっていることを知りました。
『チコのまあにいちゃん』はわたしのデビュー作で、児童文芸新人賞もいただき、読者さんの熱いお声も多く寄せられた本です。
書店さんの棚の入れ替わりもスピーディであるなか、出版から6年で品切れ重版未定になるのがはやいのかおそいのか、よくわかりませんが、この事実はやっぱりショックでした。はじめてのことなので…。
でも、今後売れる見込みがなければ、わたしから重版をお願いしたところで、出版社さんもとってもこまるだろうなあ…。どうしようもないことなんだろなと思ってました。
でもたびたび、書店さんからお声をかけていただいて、いろんな学校でこの本を取り上げていただいたり、図書館で支持していただいたりしていることや、書店さんが直接、出版社の営業さんに重版のお願いをしてくださっていることを耳にして、作者がただぼやっとしてちゃあいけないなあと思うようにもなりました。
さて、わたしになにができるでしょう?
これから真剣に考えていきたいです。
みなさま、よいお智恵がありましたら、どうぞご教授くださいな。
新しい年、あけました! おめでとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
今日から仕事はじめという方、おおいでしょうか。
わたしは昨日のうちに、今日の〆切り1本と、今月中にまとめたかった絵本テキスト案2本をおくっていたので、今日は仕事部屋で、のんびりのほほんしてました。今年もやりたいことがいっぱいあるなーと、ぽわぽわ思い描く時間って、たのしくてだいすきです。
明日はこの春出る絵童話のゲラチェックを終えて、新しい短編を書きはじめます。開設したてのころからメインサイトをご覧くださっている方は覚えていらっしゃるでしょうか? 「ちいさなひとりごと」の中で、阪神淡路大震災のことを書いた日記の結びのこの文章↓
ところで。
モクレンさんの震災を語るとき、忘れてはならない存在があるのです。おすねこのミニーちゃん。この話は、機会があればまたいつか。
モクレンさんというのは、わたしの夫のかつてのハンドルネームです。この日記を書いたのは2005年1月17日。震災10年目のことでした。あれから3年になろうといういま、「いつか」がやってきたようです。新しい短編にミニーちゃんのことを書きます。児童文芸誌の連載企画「ほんとうにあったふしぎな話」への寄稿。この企画、単行本のシリーズにもなるようです。
それにしても、ミニーちゃんって名前は、どうなんでしょうねえ??? モクレンさんは、「ねこやけどミニーやねん。おすやけどミッキーやないねん」となんだか胸をはっていましたが。
わが子を授かったとき、男の子ならモクレンさんが、女の子ならわたしが名前をつける予定でした。のちにモクレンさんが用意していた名前を知った娘たちは、「女に生まれてきてよかった~」と本気で安堵のため息でした。きわめて類まれなるネーミングセンスの主である彼は……まだ一度もルミナリエを仰ぎみることもなく……。
う~ん。ここまで書いて、すでにせつない気分です。書けるかなあ、わたしに。書くまえは、いつもまいごです。すっごい方向音痴だし。でも、小さいころから、まいごになっても泣いたことはないわたし。むしろ未知の景色に、ちょっとわくわくしてみたりして。これって特異体質かもしれないなー。
……まずは、ねこの名前から考えよ。