絵本づくりトレーニング
長谷川集平
筑摩書房
私が童話作家としてデビュー後、
絵本を出して頂けることになり、
それまで独りよがりの絵本しか作ったことなかったから
オタオタしてた時に
イラストレーターのそがまいさんが
プレゼントしてくださった本。
分かりやすくて今読んでも面白さ満載。
〈長雨の秋に〉……
記されたあとがきも愛に溢れてる。
うしろからくる友だちに注がれる眼差し。
今日は、畑作業優先、
ほんと、長雨の秋、だから。
ざわざわ3号、予約注文。
こわいわるいうさぎのおはなし
ビアトリクス・ポター/さく・え
いしいももこ/やく
福音館書店
今日は、雷ぴかぴかどんどんでした。
あんまり鳴ってて怖いから
別の怖さで紛らわそうと
怖い本探してたら、
そうこれこれ…
ご覧の通り
表紙のうさぎが
怖そうでも悪そうでもないところがとても素敵。
おはなしも、
鉄砲はちょっとこわいけど、
(そう、このおはなしで一番こわいのは、
わるいうさぎじゃなくて、人間の鉄砲!)
小さいひととたのしめる内容。
本来の目的違えるも
この絵本でクスクスして、怖いのバイバイ!
あ、そういえば、ビアトリクス・ポター生誕150周年。
今日は読書サポートの準備と
絵童話の原稿を。
考えたら、この原稿、何年も先が見えないまま、
何度も寝かせちゃってるんだけど、
ときどき起こして向かいあうたび楽しくて、
未来は必ず見えてくるって
なんの根拠もなく信じてる。
今回活躍するのは、プリンちゃん! ワッフルくん! それから村長さん……いるの!?
【連載中】おかしっこ学校はじめ組 雑誌「児童文芸」2016.2〜隔月発売一話完結おかしのようでおかしでないひとのようでひとでないゆかいなおかしっこたちの学校がはじまるよ〜北川チハルFB↓https://t.co/gyMxJdhjsc#童話 pic.twitter.com/MWpCF5COlK
— 北川チハル@おかしっこ学校はじめ組連載中 (@chiharu_ktgw) 2016年9月26日
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宮沢賢治、生誕120年。
今日は命日。
福武書店の絵本シリーズから、
版画家・佐藤国男さんの手による『雪渡り』『かしわばやしの夜』を読み返しました。
賢治のオペレッタみたいな文の響き、読むたび、ときめきます。
台風で、畑の雑草ガード、とばさるる! さる・るるる!! 修繕!!!
ひまわり(ロシア)は、雨つづきで種がカビてしまい収穫失敗……むずかしいなあ。
『わたしのすきなおとうさん』、台湾の出版社から、販売契約延長申請。
ありがたいです。
台湾の子たち、どんんなふうに読んでくれるのかな。
もり・けん先生が、モンゴル日本親善協会の功労賞のメダルを授与されたそうです。
おめでとうございます!
今日は書きかけの絵童話原稿のつづきを。
ファイル名に記入された日付にびっくり。
2015.4.10………………どんだけ前やねん。
今日は、バスの日。
日本で最初にバスが走った日を記念する日…ほんまかなあ。
バスの絵本、『ピン・ポン・バス』(竹下文子/作 鈴木まもる/絵 偕成社)。
駅前から夕暮れの山に向かって、走るバス。
ピンポン、ととまるたびにドラマがあって。
ゆったりながれるときのなか、気がつくと、じぶんも乗客になっているような心地よさ。
この絵本、あかちゃん絵本ではないけれど、わたしが地元の子育て支援センターでひらく
「えほんのひろば」にくる2、3歳の子たち、よいしょよいしょと広げて、よく見ます。
文章はまだわからなくても、絵を見て、楽しんでいる。
ぼく、わたし、いま、このバスに乗ってるの、そんなかおつきで。
朝、畑の草抜きしてたら、ザーッと雨。
台風接近。
犬甘野児童館の館長さんよりゴロンとひろば中止のおしらせがありました。
残念だけど、また来月のおたのしみに。
家じゅうの雨戸をしめていたら、戸袋の中に蜂、3匹。
蜂も台風怖いんだろうなあ。
保育絵本のプロット1本、打ち込みして、編集さんに送りました。
電話の打ち合わせでは、いろいろ悩んじゃったけど、やってみなきゃ、わからない。
夜、湯船につかりながら考えました。
今日はバスの日。
わたしは、バスの話、書いたかなあ。
あ、あった。
『スクールバスにさまよう霊』
怪談!
こわがりコウモリのチハルがビクビクしながら書いて、
山本孝さんのコワオモシロイ絵で人気が出たアンソロジー、
平成うわさの怪談シリーズ。
……うん、怪談もいいけどね、
こんどはビクビクしないですむバスの話、書こうかな。
本日、犬甘野児童館で開催予定のゴロンとひろばは、台風接近のため、中止となりました。
みなさん、お気をつけておすごしください。
次回開催予定は10/18(火)10:30~12:00です。
買っちゃった。
内田麟太郎さんのブログでこの雑誌のことを知って。
最新号、まだアマゾンで出ていなかったので、1号、2号を。
思ってたより分厚い。
読みやすそう&読み応えありそう!
畑のワイルドイチジクが、はじめての実をつけました。
イヌビワっていったほうが、いいのかな。
よく熟れています。
食感はイチジク、味は…おまめさんみたい。
やさしい甘み。
夫が豊橋から帰宅。
大学時代のサークル、TSSの大親睦会へ行っていました。
わたしもこのサークルのOG。
仕事で行けず残念でした。
TSSは、 豊橋近郊に住む心身にハンディのある親子さんと、遊びに出かけたりゲームをしてたりして、一日を共に楽しく過ごすことを目的とした学生サークル。
この「楽しく過ごす」を達成するために、わたしたち学生は……たたかいました、わらいながら、なきながら。
1973年からつづくこのサークルが、社会的な評価を得て、かずかずの賞をうけていることを最近TSSのHPで知りました。
こういう賞って、だれのための賞で、どう喜ぶべきなのか、よくわからないけれど、その時その時の学生たちが、がんばりつづけているひとつのあかしなんだと思います。
そして、がんばりつづけることができるのは、「楽しく過ごせたね」って実感させてくれる親子さんたちのおかげ。
TSSに入っていなかったら、わたしはたぶん、いまよりもっと、ずっと弱くて、『チコのまあにいちゃん』を書けなくて、作家にはなっていなかったと思います。
今回、会えなかったけど、なつかしいみんなの顔、思い浮かべ、くすぐったい気分にひたっています。
あー、みんな、濃かったなあ。
青春、バンザイ。
そして。いまのTSSの学生さんたちへ。
学業とTSSの両立はほんとにたいへんだと思うけど……たからものみたいな時間、大切に、大切に、すごしてね。
つらいことも少なくはないだろうけど、安心してね。
愛あるOB、OG、あっちこっちにいっぱいいるから(笑)。
いよいよ明日です! ゴロンとひろば。
2016.9.20(火) 10:30~12:00 犬甘野児童館
お近くのファミリーさん、遊びに来てね。室内での~んびり絵本に親しむイベントです♪
*「ゴロンとひろば」は亀岡市犬甘野児童館・別院保育所・絵本作家(北川チハル)による子育て支援活動です。
明日です! 2016.9.20(火) 10:30~12:00 犬甘野児童館
お近くのファミリーさん、遊びに来てね。室内での~んびり絵本に親しむイベントです♪
*「ゴロンとひろば」は亀岡市犬甘野児童館・別院保育所・絵本作家(北川チハル)による子育て支援活動です。
『おはなしぽっちり』全4巻
もりやま みやこ/さく とよた かずひこ/え 小峰書店
はる なつ あき ふゆ あたらしい季節がくるたびに、読みかえしたくなるおはなしシリーズ。
原稿用紙2枚の世界。広く、深く、愛おしい。
「あき」の巻では、マコトが「かかし」にかける言葉がいちばんすき。
今朝は家人の手を借り、畑しごとをもくもくと。
4区画に分け、輪作計画をたてています。
1区画だけ、ようやく石灰をまけるところまで耕しました。
着替えて、読書サポートしている東別院小学校の運動会へ。
応援合戦の応援。
全学年20人の子たち、全力、ノリノリ。
ひとりひとりが主人公。
少人数の学校だから、ほんとにだれも手を抜けない。
練習では手を抜いていた子たちも、本番は、ぱしっとキメるんだよね。
みんな、輝く。
こわせ・たまみ/文 吉田尚令/絵
イソップ童話 『きんのおの ぎんのおの』
フレーベル館 キンダーメルヘン2015年度12月号
吉田尚令さんの水と光の表現がすきで、ずっーと前に、絵本『かさやのくまさん』で絵を担当していただきました。
この絵本で、吉田尚令さんの森の色も、だいすきになりました。
そして中ページをみて、ちょっとびっくり。
こどものこころに届ける、ユカイとか、オシャレとか…攻めてるって気がします。
雑誌「児童文芸」連載「おかしっこ学校はじめ組」最終話のイラストラフが届きました。
公文祐子さんが楽しんで描いてくださっているのが伝わってきて、うれしい。
ネットで注文した追加資料の書籍がどばっと襲来。
使えるもの、すぐには使えそうにないもの、仕分けして、
使えるものは一気に目を通し、その勢いで、プロット1本。
今月末には、なんて自分から言ってしまったもんだから。
自分のくび、しめちゃって、もう。
頼まれた作品1本読んで、
9/20、犬甘野児童館でひらく
絵本で子育て支援、ゴロンとひろばの準備して。
おひさまのいるうちに、畑も。
素人仕事で、よくわからないまま、
そろそろ秋冬野菜の種まきを…って作業してるんだけど、進まない。
雑草と、石ころと、もたもたもみあっていたら、
金木犀、もらいました。
ありがとうございます。
小田賢 日本画展
2016.11.1(火)~11.6(日) 12:00~7:00pm(最終日~5:00pm)
ギャラリー ヒルゲート 1F (京都・天性寺前町)
北川チハルが読書サポートする亀岡市立東別院小学校は、山間部にある現在全児童20名の小さな学校です。
こどもも先生も職員も親も、家族みたいなあったかい学校です。
給食は「なかよしルーム」にみんな集まって食べます。誕生日のひとがいるときは、牛乳で「カンパ~イ」がはじまります。
少人数なので、一人1台のタブレット端末を使った学習ができます。
学校裏の川で鮎つかみ、田植え、稲刈り、梅とり、野菜作り…。
豊かな自然の中にある学校ならではの体験活動もたっぷりと楽しめます。
地域のNPO、パイロットや医師の卒業生もゲストティーチャーとして、こどもたちの学習をサポートしています。
石門心学の祖、石田梅岩の生誕地で、「質素」「倹約」「正義」「仁」など、こどももおとなも梅岩先生の教えを学び、高い道徳性を育んでいます。
今年で143年目を迎える歴史と伝統のある学校です。チハルのふたりの娘もここで大きくなりました。
この学校が今秋、小規模特認校制度のもと、校区外から通学する児童を募集します。
小規模特認校制度というのは、少人数で特徴を生かし、地域に根ざした特色ある教育を推進している小規模な学校─小規模特認校に通学し、心身の成長、確かな学び、豊かな人間性を育みたいという保護者の希望がある場合、一定条件のもと、校区外から通学することを認める制度です。スクールバスの利用も可能です。
児童の減少であちこちの学校がなくなっていく中、ふるさとの学校を守りたいという地域の願い、じぶんたちを育ててくれた素晴らしい学校だから、ここで学べる子がふえてほしいという卒業生たちの声、こどもたちとともにすごす学校がなくなるのをもうみたくないという先生たちの熱い思いを受けて、北川チハルも微力ながら、この取り組みを応援したいと思っています。
ご興味ある方は、ぜひ東別院小学校へお問合せください。
さほど興味のない方も、よろしければ、この情報を拡散していただければありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
亀岡市立東別院小学校HP
http://www.el.city.kameoka.kyoto.jp/higashibetsuin/
亀岡市立東別院小学校の良さが分かる!「いっしょに学ぼう」のページ
http://www.el.city.kameoka.kyoto.jp/higashibetsuin/joinus/index.html
以下、ツイッター用記事です。コピペしてお使いください。
【拡散希望】小規模特認校・亀岡市立東別院小学校が校区外から児童募集。説明会・見学会H28.10.5(水)14時より(要事前連絡)。転入学申請書提出期間H28.10.17(月)~H28.11.11(金)。問合→亀岡市立東別院小学校HP http://www.el.city.kameoka.kyoto.jp/higashibetsuin/
♪今月の読み語り
『ちくわのわーさん』
岡田よしたか/作 ブロンズ新社
♪今月のブックトーク
『つばさ』
大島理惠/作 文研出版
北川チハルがささやかな読書サポートをしている東別院小学校3年っ子たち、表紙のちくわをみただけで大爆笑!
「ちくわが歩いてるって、どんな町や!」
「どんな世界や!」
小学生になると、絵本(絵童話も!)を自分から手にすること、少なくなっちゃいます。
でもこんなおもしろい本があること知らないなんて、もったいない。
というわけで、チハルブックコーナーでは、絵本や絵童話メインで紹介しています。
時間があれば、チハル流ブックトークも。
ほとんど、なかみは言わないで、タイトルや表紙、パラパラ見える中ページから、どんなお話なのか、みんなで好き勝手に想像しておしゃべりしあう対話スタイル。これがまた、盛り上がるんだー。
今日だったら、こんな感じ。(チ→チハル、3→3年生の子たち…まとめちゃってごめんね!)
チ「タイトルの『つばさ』から、なに思いつく?」
3「…鳥!」(腕パタパタ)
3「あ、鳥、おるやん、そこ!」(表紙指さす)
チ「見つけた? これ、なんていう鳥?」
3「…スズメ?」
3「わかった、ツバメや!」
チ「そやねん。ツバメ。見たこと、ある?」
3「ある!ある!」
3「うちに、巣、つくってたで」
3「さわったこともある」
チ「えっ、すごいなあ。なんでさわったことあるん?」
3「…ひなが、巣から、落っこちとったから…」
チ「あーそっか。ときどき、ひな、落っこちるやんなあ。この本にでてくる男の子たちもな、落ちてるひなを見つけたんやけど…、みんなやったら、落ちてるひな見つけたら、どうしたいって思う?」
3「育てたい」
チ「そやんなあ。ほんまは野生の鳥ってな、めっちゃ難しいから、人間が育てちゃだめって言われてるんやけど…」
3「ひな? 育てる? うち、夏休み、自由研究したで!(ロッカーから自由研究の模造紙を持ってきて広げる)セキレイ!(セキレイの親鳥がひなを育てる観察記録を見せる)」
3「セキレイ?」
チ「おっぽ、ぴこぴこふる鳥やんな。すごいなあ。セキレイの巣、よう見つけたなあ」
3「お父さんの使うてないバイクのかごの中に巣、あった…そんでな、そんでな(割愛!)あんな、セキレイって、めっちゃうるさいねんで! 声、でかいで!」
チ「そやなあ。なんで声でかいと思う?」
3「しらーん」
チ「セキレイはな、川のそばとかにようおる鳥やねん。川って、流れてるやろ。水の音、するやろ」
3「わかった! 水の音に負けへんようにでかいんや」
チ「海におるカモメも声でかいやろ。海とか川とかのそばにいる水鳥は、けっこう声でかいの多いらしいで…って、ツバメは水鳥やないんやけどな。えーと、ツバメは渡り鳥やな?」
3「しってる!」
3「ひなが大きくなったら、どっかいっちゃう」
チ「うん、ひなも大きくなったらな、遠い海を渡らんとあかんねんな…この本に出てくる男の子たちは、なんとか、ひなを大きくして、海を渡らせたいって、いろいろ考えて、えーと、めっちゃがんばります。今日からこの本、チハルブックコーナーに置いとくしな、よかったら読んでみてな」
ほとんど脱線ばっかりで、わたしの紹介もかなりイーカゲンでザツやけど、みんなノリノリになってくれるのがうれしくて、みんなのおしゃべり聞けるのがうれしくて、毎回こんな感じで、ブックトーク、やってます。自分でいうこと準備したり、練習したりする必要もないしね。らくちん。で、たのしい!