午前中、
ベネッセ<こどもちゃれんじ>じゃんぷの担当さんに、
10場面の創作「びちゃもんさん」をメール送稿。
午後から、自動車運転免許の
更新にともなう講習とやらを
受けに行ってきました。
たった30分の講習です。
それでも
5分もすれば
うえのまぶたと
したのまぶたが
くっつくの。
明日〆切のゲラチェックをしました。
『怖いぞ! 古典怪談傑作選』
(図書館向けシリーズ)
の中のリライト
「夢応の鯉魚」
(上田秋成/雨月物語)
です。
担当さんにメールを送ると、
日曜日というのに、お返事が。
……
おつかれさまです。
木暮正夫先生の
お別れの会に行ってきました。
東京・千日谷会堂の
清楚な花の壇上で、
先生の明るく穏やかな笑顔が
迎えてくださいました。
わたしは会場のすみっこで、
みなさんのお話をききながら、
よく拝見したことのない
先生の「大きな手」のことを
想っていました。
先生の手が、つないでくださったものについて、
想っていました。
たくさんの方々がお集まりの、いい会でした。
デビュー前からの同志や仲間に
ひさびさに、あるいは、はじめて
お会いすることもできました。
いろんな方と、
先生のこと、お話したかったのに、
わたしはすっかりぼんやりで、
そのまま帰路につきました。
沢田俊子さんと、服部千春さんが、
ご一緒してくださいました。
さあ、これからですよ、と、
先生が、
おっしゃってくださっているような気がします。
東京へ行く直前に、
新しい仕事の依頼が入り
会のまえに、打ち合わせをしました。
かえってみれば、
ゲラや書類や、ありがたいお手紙が届けられ、
はやく仕事をはじめなさい
と、
先生のお声が聞こえるようでした。
先生の
いまはもう
目には見えない大きな手が、
これからも、
こどもを見つめる文学世界に生きつづける、
そんなふうにかんじた会でした。
亀岡市教育研究所にて、
本日午後3時30分から4時30分まで、講演。
演題
「出会いから生まれた物語
~『チコのまあにいちゃん』
『きらちゃんひらひら』を中心に~」
亀岡の図書教育に携わる
たくさんの小学校の先生がたとの出会いでした。
関係者のみなさま、ありがとうございました。
「ふたごのあかちゃん2」の
原稿ファイルが添付されていませんでした
と、おはなしチャイルドの担当さんから、
ご連絡がありました。
ありゃ、またやっちゃった。
さいきん、ぼんやりしてるなあ。
いえいえ、いつものことですよ、
というのは、
なぐさめになるのかな……?
村上しいこさんと、とうちゃんに、
とあるところのシークレットな集まりへ
連れていってもらいました。
長谷川義史さんが、はじけてました。
芸術のとりこと化した人たちの
熱気に酔うのは心地よい、です。
テレビで流れていたニュースから、
<エルトゥールル号……>と聞こえ、
「ああ、木暮先生」
と思った翌朝1月10日に、
先生はお亡くなりになりました。
わたしのあたまやこころやからだは、
ちぐはぐとしはじめて、
気がつけば、
仕事部屋の
クローゼットのとびらをあけてしゃがみこみ、
先生からのおたよりを
ひっぱりだしては読み返し……。
さいごにいただいたのは、
先月の『うちゅういちのタコさんた』の書評と
今年納めの月例入院のお知らせでした。
さいしょにいただいたのは、
平成10年のものでしょうか。
先生は、私がデビューする以前から、
お手紙で、沢山のお言葉をおくってくださいました。
次女が生まれたときには、
次女の名前にちなんだ絵葉書でお祝いを、
デビューの際には、
これからの心構えと激励を。
先生は、
これから書き手になろうとする多くのものへ、
どんなときも惜しまずに、
お心をくだいてくださるお方でした。
いつかきっと、と夢を見つつ、
夢は夢のままかもね、と
ゆれる私に、
先生が、おくってくださったお言葉です。
今日は日記に、
「倉岡さん(私の本名)は期待できる」と
書きました。
入選しやすい童話童話しないシリアスな作品を
書いていく姿勢と資質をみたからです。
入選などしにくく、
本にもなりにくい作品世界かもしれませんが、
「書かないではいられない」
必然性のあるテーマを追求していって、
作家の道をめざして下さい。
倉岡さんはいつか遠からず、
きっと大きな花を咲かせることでしょう。
信じて期待しています。
先生にお目にかかったのは、一度きりとなりました。
18日、先生のお別れの会に行ってきます。
「はやねはやおき」と書き初めした晩から
明け方3時までの仕事です。
ジャズピアノのCDは、ねむ~いときのつよい味方。
ジャズは、くわしくないけど大好きで、
タイトルも、演奏者の名も、
ちんぷんかんぷんなままへっちゃらで、
流しっぱなしの水で
じゃぶじゃぶ顔をあらうみたいに聴いています。