無花果を切ると白い液体が出てきますよね。
あれって収穫したり、枝や葉っぱを取りのぞいたりする時にも出てくるんです。
時々農薬がべったりついてるって勘違いされるけど、農薬ではないんですよ。
この白い液体はタンパク質分解酵素で「フィシン」と言うものです。
この物質がいちじくを害虫から身を守る防衛物質だったり、たんぱく質を分解するから口とか手につくとヒリヒリしたり痒くなったりすることがあります。
食べても害にはならないけど、皮膚とか弱い人は気をつけて食べてくださいね。
で、この液体、皮膚につくとねちっとした感じでべたべたしてきます。
水洗いしただけでは取れないんだけど、サラダ油などをつけてこすり合わせると取れます。
その後、せっけんなどで油のぬめりを取ってくださいね。
今が旬の無花果(いちじく)
美味しく食べてください