珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

主婦の現実

2020-09-13 | 日記
先日の「組織の現実」の記事を書いたら、似たようなこの現実を思い出した。

以前にも書いたけど、リサイクルされるといわれているゴミが実際は大嘘で、コストやその他の理由で燃やされているという話がある。
そこにも案の定、利権だとか組織だとかややこしい大人の事情があるらしいけどね。

でも実際にゴミを出す現場は、分別しないのはあってはならないことで、ルールを守らないと白い眼で見られる。
白い眼どころか「違反すると罰則があります」というスピーカーを鳴らしながら回収車は走っている。
分別してないゴミは「回収できません」というシールを貼られて持っていかれず、そうなると悪臭を放って迷惑である。
近所からも「あそこの家の奥さんはだらしない」と信用を失う。
中には、本当に分別した資源は全部再生されて「エコだ」信じきっている人もいるかもしれないけど、そうであってもそうでなくても、分別しないと等しく睨まれる。
だから言われた通りに、面倒くさくても手間でも一生懸命に、決まりは守ろうとする。
正しい、正しくないではなくて、これが現実だから分別しているのである。

マスクも同じようなものだろうか。
非科学的だ、なんだというのはそうなのかもしれないけど、世の中は「してください」のルールが現実。
リサイクルだって、実情はどうだろうと「してください。さもないと」が現実だもんね。

分別しないと「だらしない奥さん」と怒られて、きちんと分別すると「無知なエコおばさん」と言われると、私も多分に漏れず言うわ、
これが現実なのよ。
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包み紙

2020-09-13 | 趣味の話
今でこそ、全国の名産物は気軽にネットで買える時代ではあるけれど、私が社会人になって働き始めた頃は、そんなものはなかった。

そういったものは、例えばお菓子などは、連休明けになると会社の机に、誰かのお土産として置いてあって知ることとなった。
何気ないおまんじゅうやチョコレートを一口食べて「何これ?おいしい!!」とびっくりしたら、どこかの銘菓だったという感じで、それまで田舎のスーパーの駄菓子しか知らなかった私も、一つ一つそれらを覚えていった。

北海道の菓子メーカーの老舗「六花亭」を知ったのもその頃で、私は甘党ではないんだけど、その洒落た包装紙にお菓子以上に魅かれてファンになった。
そう、私、味もさることながらその包み紙のフェチだったりするんだよね。

東京の田園調布にある「ローザー洋菓子店」を知った時は、その包み紙欲しさに地図を頼りにショップを一生懸命探して訪ねたこともあったなあ。

先日注文した新しいソファが届いて、真っ先にこれに合わせたくなったものは、六花亭の包装紙柄のクッションだった。
ある時、ガラス越しに見えた美容室でこの柄のクッションカバーを知って以来、ずっと欲しくてたまらなかったんだよね。
つくづくも、私の欲しいものってこういう名もない日常雑貨である。
(※写真はネット画像引用)
※六花亭柄は色違いもあるよ

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