珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

家庭事情

2022-09-08 | 日記
木村正治さんのFacebookより医師の家庭物語・続編。
シェアさせて頂きます。
こういうのはS問題でお腹いっぱい見たんだけど、形を変えてエンドレスだよね( ̄∇ ̄)


朝起きて眠い目をこすりながら
台所に行きミルクを飲みかけて
固まる医師の夫。



「おい!おい!お〜い!」

「何よ朝っぱらから大きな声で。」

「お前な、俺が昨夜テイクアウトでお前の
ために買って帰ったハンバーガーセット、
何をゴミ箱に捨ててるんだよ。」

「買って帰ってなんて頼んだ覚えは無いわよ。」

「だからと言ってゴミ箱に捨てることはない
だろう!」

「だってゴミじゃないの、それ。」

「あのさあ、最近のお前は何かと俺のやる事
なす事にケチをつけるようになったよな。
少しは思いやりを持ってくれよ。」

「だからマクドナルドはやめてって何回も何回も
言っているじゃないの。」


腰に手を当ててミルクを飲む夫。
少し寝ぼけた目をこする。



「何かな、朝からまたお前のお得意の陰謀論か?」

「陰謀論?」

「陰謀論だよ。毎日毎日。俺は医者だぞ。お前
よりは色々な事を知っているんだよ。」

「はあ?そうかしら。大きな赤ちゃんじゃないの。」

「あのなあ。」

「あなた、はっきり言うけどね、世間知らずよ。
これまで一体どれだけ私があなたのフォローを
してきたと思っているのよ。忘れたの?」

「朝からやめてくれないかな。」

「あなたから言いがかりをつけたのよ。」


そうしておもむろに新聞朝刊を手にしてパラパラ
とめくる夫。



「あ!あああ!ほらほら、載っているぞここに!」

「何が?」

「ほらほら、この記事をよ〜く見て!ほら!
567液体に関する悪質なデマがSNS等で
出回っているので注意、と大きく出ているぞ。」

「あら、新聞なんてプロパガンダに過ぎないのよ。
その記事のほうがデマよ。」

「お前が言っていることはデマだから注意、と
書いているぞ!よく読めよ。液体を打つのは危険
だとか液体を何回も打てば逆に免疫が下がるとか
挙句の果てには不妊になるとか悪質なデマだと。」

「全部事実じゃないの。」

「何だと!新聞に書いているんだぞ!新聞が嘘を
書いているとでも言うのか!お前、最近本当に
どうかしているぞ!」

「どうかしているのはあなたよ。少しはリテラシー
を働かしてみたらどう?」

「何だよ、その馬鹿にしたような言い方は!」

「あなた、それでも医者なの?」

「な、な、何だと!!馬鹿にしているのか!」


怒りを抑えながら再び腰に手を当ててミルクを
飲み干す夫。



「明けても暮れても陰謀論ばかり。そういう話は
やめてくれ。いいな。」

「あなたがリテラシーが無いだけよ。職場の看護師
とか他の医者は何と言ってるのよ?」

「みんな俺の指示で動いているさ。」

「終わってるわね。最悪じゃないの。」

「何だと!俺はもうベテランだ!きちんと部下も
育ててきているんだ!」

「患者に犠牲を出したら罪じゃない!」

「何だと!おい、俺は医者だぞ。この領域に口を
挟まないでくれ。」

「知らなさ過ぎるわ、あなた。」


朝の爽やかな陽光が台所に差し込んでくる。
開けた窓から爽やかな朝の風が吹き込む。



「ハンバーガー買って帰らないで。アドレノクロム
のために犠牲になってきた子供達を思うと許せない
わよ。」

「また陰謀論かよ。で、何だそのアドレノなんとか
って言うのは?」

「あなた・・・・仕事以外は本当に何も知らない
のね。」

「陰謀論には興味ないからな。」

「少しは色々と調べたり、角度を変えたりしてよ。」

「何だよその見下したような言い方は。俺はな、
かつて全国総合模試で全国3位だったんだぞ。」

「模試?あなた、いつの話をしているのよ。」

「忘れもしないさ河合塾の全国模試さ。医学部
志望コースの全国模試で俺は全国3位になった
ことがあるんだ!名前が会報に載ったんだぞ。」

「18歳の時の過去の栄光にまだすがってるのね。」

「言っておくが、あの時の俺の偏差値は75だぞ。」

「ふ〜ん、あ、そうですか。」

「凄いだろ?」

「でも今の情報偏差値ならあなた35くらいだわ。」

「何だよ、その馬鹿にしたような言い方は!」


そうして慌ただしく玄関で靴を履き藪病院に
向かう夫。



「ハンバーガー、いらないからね。」


・・・・・果たしてこの医師の家庭はこれから
どうなるでしょうか?
シリーズ化するかも知れませんね。
それはさておき、こういう状態の家庭は多いような
気がします。

https://www.facebook.com/100004370282850/posts/pfbid0NJqFpDwqbCDMjcYijFLiyr1wLRa94PXe9Q5HMoKic583QXNYszP45eUjtDrGHM1Tl/?d=n&mibextid=n3ss3t

※うちの長年洗脳された567脳の母親との毎日のバトルはまさにこんな感じです。
シェディングくらうので殆ど近寄りません。
(ココマデ)


夫はワクチンの話やマッドフラッドの話は穏やかに聞いてくれたけど、好きな宇宙ネタになったら不機嫌になりました(笑)
でも「そういうのは俺じゃなくて、ブログで共感できる人たちに言ってろよ」と、私の自由を尊重してくれるところは感謝。
何もかもが一緒じゃなくても、まあいっかーという境地ですかね。

※アドレノクロム関係の話は、不快すぎてブログでは触れません。
興味のある人は笹原俊さんのブログの「白ウサギを追え!」シリーズを読んでください。
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圧倒的多数

2022-09-08 | 日記
スーパーに打っている「バタークッキー」と書いてあるお菓子に、バターは使っていない。
使っているのはマーガリンである。
スーパーがダメだから、じゃあ通販で「ホテル仕様のバタークッキー」とか買おうとしても、よく見たらバターじゃなくてマーガリンだったりする。
スナック菓子に使われている油も、同じくトランス脂肪酸。

「ワタシたちは健康を預かる医療のプロです(何も知らない素人のアナタと違って)」とか真顔で力説した女医は、病院食に輸入小麦で作られた安いパンと、牛乳と、マーガリンと、甘未たっぷりのジャムが毎朝出されていることには、涼しい顔をしていた。
そして、PCR検査で院内の誰か一人でも陽性反応が出ようもんなら、血相を変えていた。

それが常識で、良識で、圧倒的多数に支持されて、
いくらオカシイと言っても、そんなメンドクサイことは何も響かない人が圧倒的な世界に、私は疲れてしまった。

どんなに頑張っても、マスクをして、注射を打って、カップラーメンをすすりながら「ちょっと何言ってるかわからない」と言う方が喝采を浴びる世の中に。

S問題ので決め台詞に、「これが間違っていたら世界192ヵ国地域に広まるはずがない」ってのがあったけど、
その自信が沸いてくる皆が言ってるって、そんなに安心?

私が知る限り、どんな話題より、他人のゴシップや隣の晩ごはんを覗く方が、はるかに重要視する人が圧倒的多数、だった。
思い込みじゃない、実際のアクセス数がそうだった。

或いは権威がいうことなら、それが「一般人」で「常識」で「カルトとは無縁」と信じる人が圧倒的だった。

ちょうどその圧倒的な割合が接種したと思う。

皆が言っているからとか圧倒的って、こういうことですよ?

結果、今日も子供たちもその親も、圧倒的多数が、涼しい顔をしてパンにマーガリンを塗る。
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