威張れたことではないけど、私はこれまで政府や政治家に批判らしい批判をしたことがない。
以前も書いたけど、世の中より自分次第という意識が強い方なのでそうだったと思う。
が、今回の騒動で、私はウイルスには驚かなかったけど、この自粛政策というのがどう考えても納得いかなかった。
マスコミの報道にも納得いかなかった。
この騒動はどうにも書きたいんだよね。
以前、ホリエモンさんがテレビ番組で日本の自粛に疑問を唱えたら、田中みな実さんが反論してそれがネットニュースの記事になったことがあった。
それに対するコメントが殺到していて、私が見た時点で何百件書きこまれていたかな?
誹謗中傷や人格否定をセットしたそれを100件以上辛抱強く読んでいったら、本当にびっくりした。
ほぼ全てが「田中みな実さんが正しい。よく言ってくれた!!」「自粛しなかったら間違いなく爆発的感染でパンデミックが起きていた」「医療崩壊する現実をわかっていないのか?」「私は苦労して協力した飲食店には本当に感謝している。これがない人は社会性がなく本当に幼稚」…
ホリエモンさん側の意見にも少しは同意するものあるかなと読んでも読んでも、一向に出てこなかった。
ちなみにこれはただのネット民だけでなくて、厚生省クラスター対策班で北海道大学の西浦博教授(理論疫学)も言っていたことである。
「専門家でもないのに黙ってろ!!」が好きな人の専門家である彼が、
「何の対策もしなければ(自粛をしなければ)国内での重症患者が85万人になってその約半数の40万人が死亡する」
と公式な試算を発表していましたね。
試算は感染者一人がうつす平均人数は2.5人という仮定で実施。
人工呼吸器や集中治療室(ICU)での治療が必要な重篤患者は15~64歳で20万1301人で、65歳以上は65万2066人と見積もった。致死率を成人で0.15%、高齢者で1%と想定すると、死亡者は重篤患者の半数(49%)で、約42万人の予測になる。
(4/15 毎日新聞より引用転載)
このニュースは朝日新聞、日経新聞にも載っています。
恐るべき数字ですね。
これに信ぴょう性があるなら、自粛してないと本当に医療崩壊である。
でも狡いというか怪しいのは、これを完全に自粛が決定して始まった後に発表していること。
万が一にも、自粛が行われないかもしれない前ではなく。
たいしたことがなかったら「それは自粛したから」と逃げれるもんね。
新聞には「自粛によって感染被害を軽減できることを市民に理解してもらのが狙い」とあった。
狙い通り、ちゃんと「専門家の言うことを聞いた」政治家が号令をかけたもんだから、市民は震えあがって自粛は「もっと早くやってほしかった」「遅かったくらいだ」という正義になった。
「守らない奴がいるから長引くんだ(怒)」と自粛警察まで現れた。
一時はこれって宇宙法則のように信じられていて、迂闊に疑問なんか口にしたらリンチされる空気感だったわ。
(忘れたかもしれないけど)
政府は「かつてない怖ろしい殺人ウイルスが蔓延する危機的な状況の中で、大仕事を成し遂げたように見せたい」のだろうか?
穿った言い方だけど、私にはそんなふうに見えて仕方なかった。
だからどうあっても、インフルエンザと比べたりして「たいしたことがないウイルスであっては困る」というかね。
でもそれから2カ月たたないうちに、微妙な声が聞こえ始めた。
説得力抜群の御旗「医療崩壊」という脅しを巧みに使ったが、
実は病床率が13%でも自粛していた。
患者数は水増しされていた。
感染のピークは自粛が始まる以前に過ぎていた。
理由は解らないが、こんな類をみない緩い規制で日本人にはダメージがない。
冬の風邪ウイルスは「何もしなくても」2カ月くらいで収束に向かう。
ウイルスは自粛のせいではなくて、人に免疫ができたり温度や湿度の季節的要因で弱体化する。
むしろ自粛した方が長引いて、手洗いなどを徹底した程よい注意をしたくらいが早く収束する……
あれま。
あそこまで断言していたのに。
絶対の正義と信じられていたのに。
「気がつたらいつの間にか、見事になくなっている」巧みさを知っているだけに、今回はその「いつの間にか」を小刻みに見逃さないようにしようと思っている。
それを最初から言っている人がいることもね。
いや本気と思いますよ。
一方で、ただの主婦も自分の家族には本気なんですよ。
「本気」という部分は立場が違えどイーブンなんです。
本気に専門なんてあるかーーい!!
私はこの件は徹底して書いていくぞ。
モヤモヤしてるだけで「書く」ことが苦手な私は修行が足らんわ。
レモンさんのブログが休止になりましたね。
彼女のブログは覚醒ブログというより同い年の女性の心情を読む感じでロムしてました。
でっ、コメ入れようと思った矢先に休止になりました、タイミング逃したわ💦
書くことがライフワーク(海さんと同じかな)と言ってられたので、また新たなブログが綴られるかも。
私はアンタたちの金や欲のために生きてるんじゃない。
私だけじゃなくて人は皆そうなんだよね。
これをいいように踏み台にされたら怒るよね。
騙しの手口なら、残念だけどいくらでも見せられたから知っている。
つまんないことをするんじゃねーと思いますよ。
レモンさん、お疲れ様でした。
幾ら言葉にしても足りない感謝があります。本当に楽しかった。
いつかお会いしましょう。
「鉄の女」同士、一緒に新宿で好きな映画を観て笑いたいな(笑)
ウイルスが完全に解明されて薬やワクチンが開発されるまで不安で不で動きたくない人はずっと自粛していればいいし、そうじゃない人は動けばいいし、自由に選べたらどんなにいいだろう。
でも不安な人は自分だけじゃなくて、人が動くことも許さない。
動きたい人に「オマエのせいで感染が広がって人の命を脅かすだろう」と激怒する。
一方で動きたい人は「補償もないのにいつまでもじっとしていられるか。怯えている人のせいでこっちは死活する」と怒鳴りたい。
命というなら病気で死ぬのも経済で死ぬのも全く同じである。
どっちか一方が「命が大事」でも「命を軽んじている」のでもなくて、あくまで双方ともが命がかかっている」と思う。
解決策は政府が補償すればいいんだよね。
でもこれをしないまま、効果もわからない政策を100%お手柄みたいにしてる態度に私は不信しかないけどね。