釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月9日 潮流は2ノット

2021年05月10日 | 日記
潮の色は昨日と違って、青みの有る、良い感じの潮に変わっていた。

「透明感もあるし、楽しみ」

船を流して、直ぐに状況は変わった。

「潮が2ノットで流れています。最高2.3ノットです」

風も、西寄りの風が、やや強く吹いている。



「着底は、取れていますか」

清水さん、堀部さん共に「取れていますが、結構、流されますね」と、苦心されている様子。

船を止めて、流し始めた瞬間は、緩い角度で仕掛けが入る。

堀部さんに、アタリが来た。




柔らかい竿が、大きく、綺麗な弧を描いている。

「ブリみたいですね」

「ブリだと思います」

ドラグ音が鳴って、ラインが引き出される音が心地よい。

海中に、獲物の姿が見えてきた。

無事、タモに治まった。





90センチの、お腹がパンパンに膨らんだブリ。

その重量感が、ずっしりと心地よく伝わってくる。


ブリを手にして喜んでいる間に、船が相当流されていた。

元の位置に船を戻すのに、時間が掛かる。


潮が速い事も、アタリが少ない理由なのだろう。

ポイントの上を直ぐに過ぎてしまう。


それでも、上手くポイント仕掛けが入れば、アタリが来る。

堀部さんに、アタリ。




今度の引きは、大人しい。

「イサキかな」





良型のイサキが、ダブルで上がってきた。

良型のイサキを手に、嬉しそうな笑顔。


潮の流れは、相変わらず2ノット以上で流れている。

風も、西寄りから西南西に変わり、強さが増してきた。


「浅場に行きますか」

深場の釣りを諦める。

「ロックフィッシュを、やってみましょう」


ポイントになる海底は、ゴツゴツした岩場。

「瀬掛かりが、有りますよ」


清水さんに、一投目からアタリが来た。





「楽しいですね」

浅い岩場で強い引きが、ダイレクトに手元に伝わる。

清水さんが巧みな誘いで、次々とアタリを捕らえていく。






堀部さんも、清水さんに習って、良型をヒットさせる。





見る間にクーラーの中が、アカハタの朱で真っ赤になっていく。


船を流しているところに、漁船が何かの仕掛けを入れ始めた。

漁船の邪魔は、したくない。


ポイントを変えて、ロックフィッシュを続けていく。


今度は、風が強まって、白波が立ち始めた。

速い潮に、強烈な風で、船の流れが倍の速さに感じる。

釣りを諦めて、納竿とした。




船着き場に帰り、午後便のお客様と交代する。



船着き場で、暫くゆっくりとして、午後2時過ぎに出船。

沖に出ると、幾分か風が大人しくなっている。

潮の流れも、1ノット近くまで落ちている。


これならば、釣りがしやすい。

村山(琉)くんに、最初のアタリが来た。





ウッカリカサゴを掲げて、微笑む。


村山さんにも、アタリが来た。





良型のイサキが、上がってきた。


村山さん親子には、もっと嬉しいアタリが来た。





真下に突っ込む強い引き。

ドラグ音を楽しむ。

「ブリですね」

「大きなエソかもよ」

仲間から、からかいの声が飛び、笑いが起きる。




91センチのブリを手にして、親子で記念の一枚。


この頃になると、強く吹いていた西寄りの風が、治まってきた。

流しやすくなると、アタリが出始めた。


脇坂さんに、良型の真鰺をヒット。




丸々と太った鯖も、ヒットしてきた。



東原さんにも、イサキがヒットしてきた。




「良い状況になってきた」

そんな気持ちになった時、急に、風が北東の変わって、強く吹き始めた。

風が北東から吹いてくる。

ウネリは、南東から入ってくる。

潮の流れは、北東に向かっている。

海上が、急にバタバタと暴れ始めた。

三角波状態になってきた。


それでも、アタリは来た。

トリプルヒットになって、鰺、鯖、イサキが、村山さん、脇坂さん、東原さんの竿を曲げる。

揺れる船上からのタモ入れも大変。





なんとか、良型の鰺は写真に納めた。


しかし、北東の風が益々強くなってきた。

「こんなに、急に風向きが変わるのは、初めてかな」

危険を避けて、納竿とした。

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