釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月2日 お父さん頑張る

2019年08月02日 | 日記
夜明け前の船着き場は、北東の風が吹いていた。

猪崎鼻を通る頃には、岩場には小さいが波飛沫が上がっていた。

「ウネリが出ているのかな」

台風8号の影響だろうか。



大島の東側に出てみる。

その時点では、思ったほどのウネリではない。

潮色も、綺麗な青色をしており、透明感もある。

船を進めながら、ベイト反応を探す。

「良い感じで反応が出ていますよ」

塩田さん、お嬢さんの智子さんに竿出しを勧める。


下り潮が0.6ノット前後で流れている。



智子さんに、直ぐにアタリが来た。

上がってきたのは、鯖だった。

今日も、鯖は元気良く、泳ぎ回っている。


塩田さんが大きく、アワセを入れた。

 

針掛かりした獲物が、力強い走りで対抗する。

ドラッグ音が鳴って、ラインが引き出される。



「サメじゃ無いよな」

不安が頭を過ぎる。

「見えました。ブリです」

上がってきたのは、丸々としたブリ。



塩田さん親娘で、記念写真を一枚。

89センチのブリを掲げる塩田さんが、嬉しそうな笑顔。

お嬢さんの智子さんに「お父さんの輝く姿」を見せられたかな。




智子さんにも、ブリと思われるアタリが来た。

ラインが引き出され、竿先が思いっきり海面に向かって、押さえ込まれる。

今から、体制を整えて…と、思った瞬間リーダーが切られた。

「残念やったね。今のはブリやったね」

塩田さんも、残念そうだ。


智子さんの竿には、アタリが続く。



丸々と太った鯖が力強い走りで、引き味を楽しませてくれる。



塩田さんにも、アカハタがヒットしてきた。


しかし、この頃になると、北東の風が徐々に強くなってきた。

沖合には、白波もチラホラ見え始めた。

スマホで天気予報を見ると、北東の風が6メートルになっている。

体感的には、それ以上の風の強さに感じる。

安全第一で内場に入ったが、回り込んでくる風も強く吹き付けてくる。

「帰りましょうか」

午前中で釣りを諦め、帰港した。



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